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【イベント】映画ドラクエの可愛いところを見つけるぞっ!

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2019年夏、ドラクエ初の映画が公開された。

その名も、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』。

賛否両論というかなんというか、とにかく鑑賞後の感想の嵐が巻き起こった色々な意味での超話題作である。

 

当サイトでも批判的な感想から好意的な感想まで記事にしてきたが、まぁちょっと今一度見直して見て、観点を絞ってみたいと思う。

 

ちなみに過去の感想はこちら

www.dq-free.com

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ということで、発売日にしっかり購入した映画ドラクエのDVDを引っ張り出す。

なんか、ほこりをかぶっていたが、まぁいいだろう。

 

今回は、そうだな、内容はおいておいて、可愛いなぁってところに焦点を当ててみていこう。うんそうしよう。

 

 

ちっちゃいゲレゲレ

幼少期のシーンは映画内ではかなり少ないが、やはり癒されるものがある。

特にベビーパンサーのゲレゲレ。

主人公であるリュカはよくパパスと修行をしていたりするのだが、そのシーンではゲレゲレは大体おとなしく眺めている。完全に子ネコ。これがキラーパンサーになるとは信じられない。そりゃビアンカも子ネコだと間違えるわ。

あまりにも可愛かったので、この映画の唯一の良心かな?と思った。唯一は言い過ぎた。

あまりにも子ネコのため青年期にキラーパンサーとなったゲレゲレと再会したときに、主人公が「ゲレゲレ~」とすぐ納得できるのがすごすぎる。これが尺の都合ってやつか。

 

どうでもいいけど幼少期ヘンリーの顔の動かし方、海外のアニメーションみたいだった。表情筋強すぎて笑う。

それにしても幼少期時代の話、10分にも満たなくてびっくりする。

 

 

ヘンリーの口調

ヘンリーのキャラ変はびっっっっくらこいたものだ。

奴隷になっても王子としてのプライドを捨てていないためか、主人公に「ヘンリー王子」と呼ばせようとしたり、1人称は「余」だし話し方もなんかちょっとエラそう。表情筋の動かし方はマシになったが。ドラクエ5本編ではむしろ王子という身分には固執していなかったのに、大胆な改変。

王子に固執うんぬんは別に改変してもいいやと思うのだが、最初に観たときは口調が本当に受け付けられなかった。

が、かわいいところを探そうという意思のもと観てみると……

悪くはないじゃん?

奴隷に身を落としてなおアイデンティティを失わないように幼いながらに必死であったと考えると健気でほほえましい。あの尊大な口調は自身を見失わないための鎧だったのだろう。

アイデンティティを失わないための策なんてもっと他にいいものがありそうなのに、あんなわかりやすい口調を選んだというのがかわいい。なんか浅はか。ふへへ。かわいいなこいつ。

 

 

フローラ

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キャラデザが普通にかわいい。

 

 

ゲマのアゴ

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ドラクエ5本編で憎らしさの塊のようであったゲマは、映画ドラクエでもちゃんと憎らしさの塊である。映画ではゲマは実質ラスボスであり、なかなかの悪役を演じてくれる。

当然可愛い要素なんて皆無だろうと、そう思うわけだ。

でもまぁよく見たらですね、いえ、見なくてもですね、めっちゃアゴわれてるんですね。めっちゃなんですよ。もはやアゴに玉二つついてない?ってレベルで割れてるんですよ。玉二つついているレヴェルなんですよ。

めっちゃかわいくない?もうそこだけに注目しちゃったが最後、全然憎くないのね、ゲマ。だってアゴに玉二つつけてるんだもの。

 こいつアゴに玉二つつけてるよと、ちょっと赤いし、やっぱり子供のころは一つだったんですかと、もっと年老いたら三つになるんですかと、もうそういうこと考えだすとですね、可愛いよね。

 

 

アトラクション的な乗り物

映画の最後、まさかの今までの物語はプログラム上で行われていたただのバーチャルゲームでした、という正に賛否両論ぴっぴっぴな展開になるのだが、その際に出てくる主人公が乗っていた乗り物?が丸くて可愛い。

 どうしてこういったバーチャルゲームで使われる乗り物って丸く描かれることが多いのだろうか。

あと羽もはえてるんだよね、わりともろそうな羽。動いているときけっこう乗り物自体がぐらぐら揺れているのだが、うっかりぶつけて壊れそう。ウイルスにやられる前に外部破損しそう。

ああいう丸い乗り物乗ってバーチャルゲームをやる、そんな未来にあこがれてるんだよぉ!大人になった今でも、年寄りになる未来でも、あこがれつづけるんだよぉ!話がそれました、可愛いものの話に戻します。

 

 

手がでかい

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キャラクターデザインで一番の違和感、手がでかい。

顔の作りとかそういうのはこの作品の個性として、ひたすら手がでかい。観ているときはひたすらこれが気になった。なんでこんな手がでかいの、腫れてるの、手袋してるの。

でもこれも、可愛いところを見つけるぞ!と思って見ると……

 

いや無理、手がでかいわ。それ以上の感情出てこないわ。

 

 

 

可愛いを見つけるためという名目で改めて鑑賞すると、随分と印象が変わるものだなと思った。いや変わってないか。もうわからない。

 

逆に作中いろんな場面で登場するスラリンについては、初見は「可愛い~」と思っていたが、結末を知っている今となっては「お前に可愛さを感じるのは負けな気がする」という思いが強くなってしまう。

 

それにしても改めて観ると色々な感情が湧き出てくるな。もうあと半年から1年は見返さなくていいかもしれない。

 

 

(文・深々シン)

 

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