前回までのあらすじ
キーエンブレムを探すモガマルたちは、怪盗ポイックリンとガストンと出会う。
アストルティアから来たガストンはポイックリンに大事なガラクタを取られてしまっていた。
前回
第二十八話 ダストンを追いかけるぞ!
歯車っぽい形の緑の石板を奪われたのがよっぽど怒り心頭みたいだなぁ。
別の星に来ちゃったことの方がよっぽど困ることだと思うんだが。
え!お、おいおっさん!急に走り出してどこに行くんだ!
ちょ、おい、おっさーん!
おいおい、ポイックリンがどこに行ったのかもわからないのに何やってんだよ……。ここはそのアストルティアってとこじゃないんだから土地勘もないだろ。
あ、でも人だけじゃなくてここいら一帯がアストルティアの土地なのか。じゃあ遠くに行きすぎなければ大丈夫か?
おおモガマル!冴えているな!
ホーローのじじいが言ってたしな、アストルティアの種族が持っているって。
一見遠回りかもしれないがキーエンブレムの手がかりではある!
モガマルが行くって言えばこの3人のしもべは従うに決まってんだろぉ。
最近忘れがちだけど、モガマルは3人の人間族のしもべを連れているんだよな。な!
よーし、ガストンのおっさんを追いかけるぞ!
ポイックリンがどこに行ったのかは検討もつかないけど、おっさんを追いかけるくらいだったらわけないからな。
そこで何かいいことをやって、あのおっさんが実は王族とつながりがあって、その王様からキーエンブレムをもらう!こんな感じの流れだろうな!よし!
こらまておっさーん!
…………。
なんか夢中で走っていたら遺跡みたいなところにたどり着いたけど……。
これはもしかして……?
やっぱり~~?
まさかおっさんの足があんなに速いとはな。多分こっちだろうってあたりをつけて来てみたものの、完全に迷子だぞ。
でもこんなところ見たことないし、ここもアストルティアってことじゃないか?
次回予告
ポイックリンを追いかけるガストンを追いかけて、見知らぬ遺跡に迷い込んだモガマルたち。
そこにはなんと、ポイックリンが!
次回、「ウルベア地下遺跡だぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ!
(文・やなぎアキ)
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