前回までのあらすじ
二つ目のキーエンブレムを手に入れたモガマルたちは、次なるキーエンブレムを求めて新しい町にやってきた。
そこでいきなりドアをぶつけてきた謎の少女にからまれる!
どうやら怪盗のようだが?
前回
第二十五話 一体なんなんだ、だぞ!?
怪盗ポイックリンと名乗るこの女、ほんと一体なんなんだ?
ドアはぶつけるわモガマルをポツコンと呼ぶわ、しかも何か盗んできているみたいだが、見逃していいのか!?
うんんん?それがもしかして盗んできたものか?一体なんだ?キーエンブレムだったらオレたちが欲しいんだが!その場合は致し方ない、力づくで……!
キーエンブレム……ではなさそうだな。一体なんだ?欠けた石板?まさか過去の世界に行くというあの!!いや、違うな、歯車みたいな形だ。
こんなものを盗んだのかこいつは。
到底価値があるようなものには見えないがなぁ。
言っちゃえばガラクタみたいなものじゃないか。
っておい!お前どこ行くんだ!とりあえずモガマルにぶつかったことを謝れよ!
な、なんだ……?もしかして決め台詞ってやつか?チリは残らなかったかもしれないけどこっちに遺恨は残ったぞ……。
本当に行っちゃったよあの子。怪盗って言っていたし、つかまえた方がよかったのかもしれないなあ。
なんだったんだろうなぁ。でもキーエンブレムではなかったわけだし、オレたちはオレたちでこのままキーエンブレム探しを続けた方がよさそうだな。
この辺にはないだろうし、次の町を目指そうぜ。
う、うわ!なんかまた別の人が現れたぞ!次から次へと忙しいな。
って、さっきの怪盗を追っているのか!?
さっきチリも残さずに逃げていっちまったよ。
おっさん、もしかしてさっきのよくわからない石板の持ち主だったりするか?それにしては来るの遅かったなぁ。もしかしてあんたがポツコンか?いや、そんな感じじゃないな。
そうだよもうとっくに逃げたよ。今から追いかけても無駄じゃないかな。このオレですら追い付ける気がしないぜ、あの身のこなしは。
!?な、なんだ、どうした急に!
急に奇怪な鳴き声を上げだしたぞ!
発作か!?何かしらの発作だったりするか!?大丈夫かおっさん!
ああ怒ってるのか。よくわかったなモガマル。
てことはやっぱりさっきの石板の持ち主なんじゃないか?
また何か変なことに巻き込まれそうだなぁ。
次回予告
ポイックリンのあとを追って現れた謎のおじさん。
やはり彼はあの石板の持ち主のようだった!
次回、「ダストンだぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇はできないぜ!
(文・やなぎアキ)
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