前回までのあらすじ
エイドスからキーエンブレムをもらったモガマルたちは、再びホーローに会う。
冥王の心臓への行き方を聞きたいモガマルたちだったが、キーエンブレムは一つではないと言われる。
まだまだキーエンブレムを集める旅は続く。
前回
第十三話 新しい種族あらわるぞ!
キーエンブレムを集めろって言われていたけど、まさか一つじゃ足りないとはな。
そういうことは先に言っておけよな、あのじいさん!
別に一つでもいいと思うんだけど。というかなんなら必要ないと思うんだけど。だってモガマルだし。冥王だか何だか知らないが、モガマルだったらすぐ倒せるのに。
無駄に時間を使っている気がする。
長いよ!どうする?ホーローのじいさんを探し出して、キーエンブレムとかいいからさっさと冥王の心臓への行き方を教えろ!って詰め寄るか?その方がいいんじゃないか?悠長にどこにあるのかもわからないキーエンブレムを探している場合じゃないぞ。
モ、モガマル……!お前ってやつは!何て前向きなんだ!オレは自分が恥ずかしい!
とにかくすぐに目的を達成したいという気ばかりが急いてしまって、過程のことを全く考えていなかった!
よーし!頑張っていくぞ~!
次のキーエンブレムは一体どこだ~!
さぁて、とりあえず何の情報もない中、海沿いにやってきたぞ。
ど、どうしたモガマル!モガマルがそんなに驚くなんて、一体どうしたことか!何があるんだ!?
ブ、ブルリア星の者とは思えないヤツ!?それは怪しい!
敵か?モンスターじゃないのか?新種のモンスター!
あ、赤ん坊?赤ん坊を抱えたブルリア星の者ではないやつってなんだ?不可解だな。とりあえず、親子ってことか?
どうしたモガマル。何か様子がおかしいか?
ん?なんだあいつ、こっちに来るぞ!気をつけろモガマル!見たことないやつだし、もしかしたらモンスターかもしれない!
なんだこいつ!急になれなれしく話しかけてきたぞ!でもこの感じ、魔物ではなさそうか……?たしかにブルリア星では見ない見た目のやつだが。
オレはスラッピ、こいつはモガマルだ!
で、お前は一体誰なんだ!
ヒューザ……?名前もなんだかブルリア星っぽくないな!
まてよ、そういえばホーローのじいさんがアストルティアからワープしてきたのは自分だけではないって言っていたな。エイドスのじいさんにはもう会ったけど、他にもいるって考えたらこいつがもしかしてそうなのか?
でもなんで赤ん坊を抱えているんだ?子持ち?
次回予告
謎の青年ヒューザと会ったモガマルたち。
赤ん坊を抱えた彼は一体何をしているのか?
次回、「猫の魔物の赤ん坊だぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ!
(文・やなぎアキ)
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