前回までのあらすじ
エイドスの頼みを聞いて、キーエンブレムを手に入れたモガマルたち。
これがあれば冥王の心臓への生き方をホーローが教えてくれる!
しかし、ホーローはどこに?
前回
第十二話 ホーロー再びだぞ!
キーエンブレムも手に入れたし、早くネルゲルの野郎を倒しに行きたいんだが……。ホーローのじいさんはどこだ?
ブルリア星は広いんだから、そう簡単には見つからないぞ?
いた~~!
すぐ見つかった~~!
そんなすぐ見つかるか?もしかして近くに潜んでいたんじゃないだろうな。
あと、ビビッドかつユニークな顔立ちってなんだ?褒めているのか?微妙にバカにされている感じがあるんだが。
まぁなんにせよすぐ見つかってよかったぜ。今回の冒険はサクサクだな。いつもなんだかんだ時間がかかったりするんだが。
また会ったのう、じゃないよ!合わなきゃいけないんだよオレたちは!お前、上空のあの城見えてないのか?なんでそんな悠長に構えていられるんだ?ネルゲルがこの星を支配下に置こうとしているっていうのに。あれか?しょせん別の星の話だからそんな感じなのか?せっかくだからのんびり観光してやろ~みたいなこと?
ん?何が……?
(???一体なんのことだ?いくつ集めたか?オレたち、たくさん集めなきゃいけないようなものあったか?というか、なんでホーローのじいさんは黙ったままなんだ?)
(なんだこの沈黙の時間は。いつもだったらモガマルが「なんのことだ?」とか聞きそうなものだが、このじいさんの謎のまったりした空気感がそうはさせてくれねぇぞ。一体なんのことなんだ?オレたちに何か見落としでもあるのか?)
うううううううるせぇな!!何がツーカーだ!この間たった一回会ってちょっと喋っただけで、そんな仲になれるものかよ!いいから早く要件をちゃんと言え!時間がもったいねぇなぁ!
ああ、集めたキーエンブレムの数を聞きたかったのか。
ン……?
おいおいおいおい、キーエンブレムの数を聞くってことは、それってつまり!?
そういうことになるなぁ!キーエンブレムって一つだけじゃないってことか!?どうりですぐ手に入ったわけだよ!
しかもたくさんあるのか!?
おいおいおいまじかよ。キーエンブレムが一体なんなのかもいまいちよくわかっていないのに、なんでそんないっぱいあるんだよ。どういうものなんだよこれはほんと。
でもまぁ、一個はちゃんと持ってきたんだからよ、早く冥王の心臓の行き方を教えてくれよ。
はぁああああああ?
お前、そういうのは、もっと早くに言ってくれよ!
というか、じゃあいくつ集めればいいんだ?暗中模索すぎるんだが?
いや待て待て待て待て、いくつ集めれば教えてくれるんだよ!
おい!行くな!お別れじゃじゃねぇんだよ!
決め台詞みたいに言うな!
次のキーエンブレムの場所とまでは言わないから、せめていくつ集めればいいのかを教えてくれよ!
次回予告
キーエンブレムをまだまだ集めなければいけないモガマルたち。
特に何の手がかりもないままにたどり着いた先で、ブルリア星では見ない種族と出会って……?
次回、「新しい種族あらわるぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ!
(文・やなぎアキ)
関連記事