前回までのあらすじ
キーエンブレムを手に入れるため、エイドスの頼みごとであるグロリスのしずくを手に入れてきた。
これで、キーエンブレムが手に入るはずだ!
前回
第十一話 キーエンブレムゲットだぞ!
さぁほら、しずくを持ってきたぞ!
さっさとキーエンブレムをよこしやがれ!オレたちゃ早く冥王を倒してブルリア星の平和を守らなきゃいけないんだからな!
何だよ急に。何の話だよ。急な自分語りやめてください!そういうのは他でやってください!
で、何?王様の知り合いがいるって?それがなんだよ。自慢か?知り合いにすごい人がいるからって、別にお前自身がすごいことにはならないんだぞ。わかるか?
早くキーエンブレムくれ。
はぁそうですか。その話長い?
あんまり興味ないんだがな。
あ、なるほど、そういうことか。それでオレたちにあんな頼みごとをしたんだな。いやそれを!先に!言え!友達を助けたいから、しずくを取ってきて欲しいって言ってくれ!全然モチベーションが変わるから!人にものを頼む態度ではなかったぞあれは。
え!?「むろん」って言われても!?知りませんけど!?「わかってると思うけど」みたいなテンションで言われても!?こっちはネルゲルのこと何にも知らないから、どんな影響があるかとか知りませんけど!?
だが、なるほどな。ネルゲルっていうのは思っているよりもやばいやつみたいだな。ところで、その王様もブルリア星に来ているのか?なんだかもうよくわからないな。
どっちにしろ、オレたちの星の上空に我が物顔で居座っているやつは放っておけねぇよなぁ!
ちょっぱやで倒さなきゃいけないぜ!
よっしゃー!キーエンブレムだ!これを手に入れれば、ホーローのじいさんがネルゲルのところに行く方法を教えてくれるんだよな!
まぁモガマルにかかればすぐだったな!
あたりめーだ!これ以上出し渋られたらどうしてくれようかと思っていたぜ!
大体、キーエンブレムを盾にしなくても、友達を助けたいって言ってくれれば快く受けだぞ!全く失礼だなこいつは!
とにかくキーエンブレムだ!実物を見てもいまいちどういうものなのかわからないが、こう、称号みたいなものだろうか。なくしそうだな、こんな小さなもの。
おう!正直また会える気がしないが、またな!
よし!あとはまたホーローのじいさんに会って、冥王の心臓への生き方を聞くだけだな!
でもあのじいさん、どこにいるんだろうなぁ。電話番号とか知らないし、困ったぞこれは。
次回予告
キーエンブレムを手に入れたモガマルたち。
そこにタイミングよくホーローが現れた!
次回、「ホーロー再びだぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ!
(文・やなぎアキ)
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