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【町・村】主人公の地元、不幸度ランキング前編

ドラクエの主人公の故郷って、なんとなくひどい目に合っている気がする。

ので、独断と偏見で不幸度ランキングを作ってみたいと思う。

あまりにも長くなりすぎたので、前後編に分けてお送りする。

 

まずは主人公の故郷の定義から。

 

ドラクエ1 なし

ドラクエ2 ローレシア

ドラクエ3 アリアハン

ドラクエ4 山奥の村

ドラクエ5 サンタローズ・グランバニア

ドラクエ6 ライフコッド・レイドック

ドラクエ7 フィッシュベル

ドラクエ8 トロデーン城・竜神族の里

ドラクエ9 天使界

ドラクエ10 エテーネの村

ドラクエ11 イシの村・ユグノア

 

主人公たちの特殊な事情により、地元と呼べそうなものが一作中に複数の場合もあるので、そちらも対象に。

ドラクエ2はローレシアの王子を主人公とし、サマルトリアとムーンブルクは対象外。

竜神族の里、ユグノアは判断が難しいところだが、主人公出生の土地というイベントが色濃いので対象。トロデーン城については、竜神族の里が出てくるまでは主人公の地元で間違いないので対象。

コスタールについては、主人公が海賊の息子であるのはもはや周知の事実だが作中では匂わせる程度でしかなく、地元感が希薄なので除外とした。

この定義についても個性が出そうなところ。

 

では早速!

 

まず、そこまで不幸ではないなという地元から!

※下に行くほど不幸度が高いです

 

ローレシア

アリアハン

レイドック

ライフコッド

 

ローレシアとアリアハンについては、特にどっちが上とか下とかは正直ない。どちらも勇者の旅立ちの地だが、ストーリー開始時及び途中においても何か表立ったイベントはなく、というかほぼ何も起こらないと言っていいだろう。しいていうなら、ゾーマを倒したのちに勇者が戻ってこないアリアハンの方が不幸かもしれない。

レイドックについても比較的平和だが、魔王ムドー討伐の折に下の世界の王と王妃が眠りについてしまう点は、国民にとっては不幸だと思う。ただ、その眠りも時間にするとそんなに長くないのでこの順位に。

ライフコッドは、上はずっと平和だし、下も魔物に襲われこそするが、村人たちが強すぎるためなんだかいまいち不幸度に欠ける。これで村人たちも蹂躙されていたら一気に上位に行くのだが、高レベルのモンスターに対して互角にやりあえるやつが多すぎる。よってまさかのこの位置に。上の世界のライフコッドは消えてしまうので、レイドックよりは上の順位。

 

続いて、あんまりそんな印象なかったけどよく考えたら不幸だな?という地元。

 

竜神族の里

フィッシュベル

グランバニア

 

竜神族の里は別に何にもなかったよなぁと思ったが、よく考えるとそんなことはなかった。主人公たちが訪れた時点で、建物はボロボロ、竜神族の人々は(そうは見えない人の方が多いが)息も絶え絶えに弱っている。竜神王が人間の姿を捨てる儀式をしたせいで、我を失った竜神王は暴れ、さらにエネルギーまで吸われる始末。竜神王が強すぎるせいでなすすべ無しという状況。これは可哀そう。でも人間を必要以上に嫌った結果なので、自業自得である。よってこの位置。

フィッシュベルは世界で唯一の島エスタード島にある、争いとは無縁の村。主人公たちが大陸を復活させていく中でも、変わらぬ毎日を送る平穏な村だ。が、魔王が復活したことにより、恐怖のどん底に。村の外を凶悪な魔物が跋扈し、意味も分からず島ごと封印され、何が何だか分からない。島の封印は比較的早く解決するし、魔王を倒せばまた元の平穏な村に戻るのでいいのだが、主人公の冒険のせいで故郷を危険な目に合わせたという点ではプレイヤーに与える精神的ダメージが大きい。

先ほどレイドックは王と王妃が眠っていたため国民にとって不幸と書いたが、それを考えるとグランバニアの方がもっと不幸だろう。パパス王とマーサ王妃の間に子供が生まれた!という国として喜びの絶頂の中、王妃がさらわれる。これだけでも国民にとっては辛いのに、パパス王と息子はそのまま旅に出て何年も戻らない。息子が美しい妻を連れて戻ってきて、さらに双子まで生まれて、喜びの絶頂の中、またしても王妃はさらわれ、そのまま王も失踪し、何年も戻らない。これよく考えたらグランバニア国民辛すぎる。幸せ恐怖症になる。国が呪われている。私だったら引っ越す。ミルドラースが倒されたあとも、しばらくは不安だと思う。

 

ここからは明らかに不幸レベルがあがる。目に見えて実害が出てくる。

 

トロデーン城

天使界

 

何の疑いもなく幸せに暮らしていたのに、突如としてそれが壊される。そんな恐ろしさがこのあたりから出てくる。

トロデーン城はドルマゲスが家宝の杖を奪ってしまい、その杖の力で呪われてしまう。城全体が茨に包まれ、人々も茨と化し、一夜にして廃墟と化してしまう。実害。目に見えて実害。しかも魔物たちが跋扈する城になってしまう。しかも結構強い魔物。とんでもねぇ。茨と化した人々はひたすらずっと悪夢を見ていた様子で、メンタルに攻撃してくるいやらしさもある。ラプソーンを倒しさえすれば全て元通りになる上で、すぐに宴が開けるほどにはダメージは少なかったようなのでそれは救い。

天使界についてもなかなかに不幸。神の国に行くために善行をせっせと積んでいた天使たち。人々の感謝の証星のオーラを集め、女神の果実が実れば、神の国にいざなってくれる天の箱舟が現れる。その言い伝えのために頑張っていたわけだが、いざ天の箱舟が現れたかと思ったら謎の光で大壊滅。しかも女神の果実はどこか行っちゃうし。女神の果実を探しにいった天使たちは捕まってひどい目にあわされるし。天使界そのものが壊滅するだけでは飽き足らず、そこにいた天使たちもひどい目に合うという不幸っぷり。何が不幸って、やったー!これで神の国に行ける!我々の目的が達成される!という瞬間に襲撃にあうこと。めちゃくちゃだよ。絶望だよ。最終的に天使界は消滅する。きつい。でも天使たちは役目を終えて星になることができたので、それはそれでいいのかもしれない。

 

今回はここまで。

順位が下の方の地元はそもそも特に何も事件が起きなかったりするが、基本的には大なり小なり事件が起きている。さすが世界を救う選ばれし者の故郷。一筋縄ではいかない。

 

天使界もトロデーンもなかなかひどい目に合っているが、後編は一体どうなってしまうのか!?

 

(文・やなぎアキ)

 

後編

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