前回までのあらすじ
ブルリア星に突如現れた城、その持ち主は悪の権化冥王ネルゲル!
放っておけるわけがないとモガマルはネルゲルを倒すことにする。
しかし城に行くためにはまず賢者ホーローに力を示さなければならない。
前回
第五話 キーエンブレムを集めるぞ!
ネルゲルのいるあの上空の城に行くためには、ホーローのじいさんに力を示さなければいけないのか?
でも一体どうすればいいんだ?手っ取り早くじいさんをここで倒せばいいのか?
なんだって?じいさんの言うアストルティアから来た人が他にもいるのか?一体どういう仕組みなんだ本当に。この間も魔王と一緒に何人か来てたもんなぁ。
ふむふむ?ブルリア星に飛んできてしまったアストルティアの人たちの困りごとを解決して、キーエンブレムを手に入れればいいんだな。やることはなんだかいつもと同じだな。でもキーエンブレムってなんだ?
いや、相変わらずこっちの話を聞いていないなこのじいさんは。キーエンブレム……まぁなんか、人助けの証だろうな。
で、それを集めればじいさんはモガマルの実力を認めてくれるんだな?
うう~ん?いや城への行き方を教えてくれるのはありがたいんだけど……じいさん的にもネルゲルをどうにかしてほしいんだよな?なんかその態度違くない?オレたちが倒してやるって言ってるんだよ?なんかもっと頼み方があると思わない?
いや聞いてないけど。でもそうだな、たしかに気になるな。ブルリア星は広いんだ。何のヒントもなく探すのは大変だぞ。
あっ、この感じは教えてくれないやつだ。いや、冥王が上空にいるのに随分のんびりしたじいさんだな。人の星だからって余裕こいてんじゃないぞ?
たしかにモガマルは特別なやつだけど、それはそれとして情報を直接教えてくれた方が早いのは確実なんだが?な~んかこのじいさんと話していると調子狂うな。今までも癖の強い人たちはいたけど、一番一筋縄ではいかないかもしれない。わかってる?上空に悪の権化いるんだぞ?
放っておいてもて!!放っておいても会えるけど、教えてくれた方が早く会えるだろ!あれか?知らないのか?知らないんだな?アストルティアのことは何でも知っていても、ブルリア星については初心者だもんな。それならそうと正直に言え!
え?どこ行くの?初めての星で行くあてがあるの?まぁ別にいいけど?なんかじいさんがいると調子狂うし。
えらそうだな~。賢者ってみんなああいうもん?むか~しロトの勇者になるために三賢者に会ったことはあるけど、そういえばあいつらもなんか癖強かったもんな。
じゃあな~ホーローのじいさん。多分次に会うのは随分とあとなんだろうなぁ。
次回予告
冥王の心臓へ行くためにキーエンブレムを集めることになったモガマルたち。
新たな冒険が始まる!
次回、「また会おうぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ!
(文・やなぎアキ)
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