ドラクエけしケシを始めました。
あまり進んでいません。でもパズルゲームは好きなタイミングでちょこっとやるのが好きなので、あまり焦らないようにします。
星5のドラけし?持っていませんが何か?
各話感想
アニメ『ダイの大冒険』各話感想 1話~50話 - DQフリ ドラクエファンサイト
今回はアバン先生の過去に迫った「勇者アバン」!
ふぬけなアバン?
まさかのタイトルからいつもと違う音楽!
そして壮大なナレーション!ナレーションの声がアバン先生なのに「これは伝説の勇者アバンが……」とか自分で言い出したのでちょっと笑ってしまいました。
そんなアバン先生がまだカール王国の騎士団だったころの話です。
前回アバンの使徒となったレオナ姫でしたが、アバン先生から何も教わっていないこと懸念しています。そのため、フローラが若かったころのアバン先生の話を聞かせてやることにしたのです。
アバン先生がカール騎士団に従事していたその時代、魔王ハドラーは世界征服のため侵略を進めていました。
フローラ率いるカール王国は、そんなハドラーと戦う唯一の国でした。ハドラーにとっては目の上のたんこぶでしたでしょう。ちなみに騎士団の団長はのちのマァムの父親ロカです。
で、アバン先生、いえ、アバンはというと……。
フローラが国民の前で決意をみなぎらせるそんな大事な行事にも顔を出さない、しかもそれがいつものことだという、どうやら騎士団の問題児だったようです。
ロカがアバンの元へ行くと、何やら彼は女の子たちと料理中の模様。女の子たちが持ってきた料理に対し、さらにひと手間加えるアバン。パデギアとかすばやさの種って料理で使えるんだ……。ダイ大連載開始時はドラクエ4がまだ発売されていませんでしたが、ここでパデギアが出てくると「ああ、ダイ大ってこうやってアップグレードされていったんだな」と思っちゃいますね。
ロカはそんなアバンを無理やり引き戻します。全然剣術を磨く気のなさそうなアバンに対し、ロカはイライラしているようです。女の子にモテて勉強ができたとしても、今必要なのは剣の腕である、と。アバンが、いつか家庭を持った時に料理もできないでどうするのか、と反論しますが、ロカはそもそも家庭を持つつもりがない様子。でも知っているんですよ、ロカにもいつか可愛い可愛い娘ができることをね。そんな未来、考えられないロカは、もし結婚することがあれば裸で国中を走ってやる、と言い放ちます。
え、じゃあ、走ったんですか?!?!
それにしても、この時代に男も料理をできないでどうするのかという価値観を既に持っているアバンはかなり先進的ですね。だからこそ、ロカや他の皆に変わり者扱いを受けているのかもしれませんが。
そしてロカにがり勉へっぴり腰と呼ばれるアバン。う~ん、今のアバン先生の姿からは想像もできないですね。がり勉はがり勉かもしれませんが、へっぴり腰とは……。
敵前逃亡アバン?
さぁ、戦いのため力を蓄えるカール王国を、ハドラーが放っておくわけもなく……。フローラに元に不吉なメッセージが届きます。内容は、魔界の神への生贄にするためにフローラをさらいに来る、というものでした。
当然城の守りを固める騎士団員。全員がフローラを守るために命をかける覚悟です。
しかし!こんなときだというのにアバンは大事なようがあると言って、虫取り網を持って森へ行ってしまったようです!
ロカはまたもや怒り心頭。逃げ出してしまったアバンとの絶交を心に決めます。逃げ出したわけではないと思いますが、果たしてアバンの真意は……?
そうこうしているうちに、城にハドラーと魔物たちが現われます。この頃のハドラー、今のハドラーに比べるとやっぱりいまいちですね。悪い顔してますもん。武人じゃない、全然。弱そう。
といっても、この時代はやはり魔王。騎士団は一気に劣勢に立たされます。多くの魔物たち、そしてハドラーの魔法になすすべのない騎士たち。
そんなハドラーを前にしてもフローラは毅然とふるまいます。かっこよすぎる!レオナのお手本ですねぇ本当に。ああ~、でもこのままじゃ死んじゃうよ~。ロカももう倒れているしだめだぁ~。
と、そのとき!現れたのは!
まさかのアバン!?どこに行っていたアバン!?
剣も持たずにどうしたアバン!ドラゴンが襲い掛かってくるぞアバン!
しかし慌てず騒がず彼が構えたのは!
ああ!それは!魔弾銃!!
そこから放たれたのはなにやら粉でした。するとドラゴンは混乱し始めました!こ、これは、もしや!どくがの粉!?(正解)
ちなみに魔弾銃は一発撃っただけで壊れてしまいました。ここからさらに改良に改良をかさね、そしてマァムに受け継がれていくわけですね……。あ、マァムが魔弾銃を犠牲にレオナを助けたときのこと思い出しちゃった、泣いちゃう。
アバンはどくがの粉を手に入れるために、森へ行っていたのでした。すでに外にいるモンスターたちも混乱している様子!
これだ!これこれ!ただ力で真っ向勝負をするのではなくて、頭を使って戦況を有利に進める!いいかロカ!がり勉は戦場でも必要なんだよ!お前、さっき心の中で絶交しようとしていたこと、あとでアバンに謝れよ!!セリヌンティウスみたいに謝れよ!
どくがの粉で場を乱されたハドラーは怒り心頭です。
しかし、それは、アバンも同じでした。
勇者アバン
そしてアバンの身を闘気が包みます。
その鋭い眼光に、フローラは覚えがありました。
それはまだフローラが幼かった頃の……
お、幼かったぁ!?!?!?!?!?!?
どこが!?!?!?!?!?!?!?!
(何を見て幼かったぁ?と思っているかはご想像にお任せします)
冒険心から城を抜け出した彼女に襲い掛かるモンスター、それを真っ二つに切ったのは他でもないアバンでした。アバンは、彼女が王女であることも知らず、ただただ目の前の人を助けるためだけだけに怒りをあらわにし剣を抜いたのです。
彼女はアバンを騎士団に入れましたが、なぜか彼は伊達メガネをかけ、その剣の腕を隠して周りには武術がまったくできないように見せかけるようになったのです。
の、能ある鷹は爪を隠すだ……!フローラには、彼が能力をひけらかさないようあえてそうしていることをわかっていました。
そのアバンが!今!カール王国を!フローラを守るため!立ち上がったのだ!
刮目せよ!今この場で!勇者が生まれるぞ!!!!!
ハドラーの呪文に、アバンも呪文で対抗する!すでにハドラーに匹敵するほどの呪文を扱えるアバンにロカたちも驚きを隠せない!多分、この時代呪文を使える人って、それだけで貴重だったはず!すげぇすげぇぜアバン!もちろん格闘技だってお手の物だ!
かっこよすぎる~~~~~!!!好き~~~~~!!
ああ~でもやっぱりハドラーは魔王!イオナズンをかまえる!
これをよければフローラに当たってしまうことを危惧したアバンは、仁王立ちの構えを見せる!ピッコロさーーーーーん!!
そしてハドラーがイオナズンを使おうとしたそのとき!
ロカが!ロカが立ち上がりハドラーの左手を切り落とした!
ロカ!お前は根性のあるやつだと思っていたよ!
しかしロカは反撃をしてきたハドラーに吹っ飛ばされてしまいました。
傷つき倒れるロカを見て、とうとうアバンが切れた!ずっと切れてるけど!
ロカの落とした剣を拾い、渾身の力を込めて放つその斬撃!
ハドラーの放ったイオラを吹き消し、ハドラーをもはるか彼方に吹き飛ばしました!
ああ!これは!アバンストラッシュ!アバンストラッシュ誕生の瞬間!!!!
しかし戦いはまだ終わっていません。
ここから勇者アバンと魔王ハドラーの因縁は始まるのです……。
アバンはハドラーを倒すため、カール王国を旅立つことになりました。
フローラは旅立つ彼に、王家に伝わるカールの守りを、そしてアバンは彼女に、輝聖石、のちのアバンのしるしを渡します。互いが互いを想い合い、必ず帰ってくると約束し、アバンは旅立ちます。
その旅にはロカもついてきます。アバンの力を信じ、共に戦うことを決意したのです。
彼らが世界を平和に導き、その意思を若き戦士たちが受け継ぐのはもう少し先の話です。
(文・やなぎアキ)
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