前回までのあらすじ
とうとう大魔王ゾーマを倒したモガマルたちは、アリアハンの城に戻る。
アリアハンの王様からロトの称号を得たモガマルは、真の勇者になったのだった。
しかし!まだ冒険は終わらない!
前回
第四十五話 新たなる冒険が始まるぞ!
とうとうオレたち、というかモガマルが真の勇者になったぞー!
よぉし、これで長く続いた勇者の追憶アトラクションも終わりだぁ!
お。エンディングが始まったようだぞ。
豪華なアトラクションだとは思っていたけど、エンディングもしっかりしてるなぁ。じゃあこれまでの冒険を振り返って名残惜しみながらお別れしようかね。
…………。
え?続き?
お?え?なに?
なんかまた始まったぞ?
えっとつまり?ゾーマのあの時代からさらに数百年がすぎたあと?なかすっごい悲惨になってる感じ?あ~お、そいつぁ困ったね。
ってことはまさか、まだまだこのアトラクション続く感じ~?
ああ~、なんか懐かしい感じ~~。この感じ懐かしい~。
いや、でもアリアハンの王様に比べたら随分と老けた王様だな。年季入ってる。
それにしても、「ロトの血を引きし者」かぁ。モガマル自身がロトだから、なんかちょっと違う気もする。
光の玉って、あのかかげるだけでゾーマを瞬殺したあの光の玉!?それが奪われちゃったのか!?
それってかなりやばい!
かかげるだけであの大魔王ゾーマを瞬殺した光の玉を奪って、その竜王ってやつ無事じゃすまないんじゃないか、そもそも!?
ええ~。この間(スラッピ比)アレフガルド救ったばっかりなのに、もう闇に飲み込まれそうなのか。アレフガルドさんも大変だなぁ。
いやそれにしても、もう暗転してナレーションも流れて完全に終わったと思ったのに暗転して急に王様に重たい話を聞かされて……これはさぞモガマルもびっくりしてるだろうなぁ。
「急にまたなんか始まったぞ!?」とか。
柔軟。
急にまた何か始まったことはスルーして、前回の旅でゾーマが言っていたセリフをしっかり引用する知恵者。
もうすでにこの世界に適合してる~。
しかし、たしかにモガマルの言う通り、ゾーマが予言していたな。そうか、光あるかぎり闇もある……また闇が現れたんだ!
これはなんとかしなくっちゃなぁ!勇者モガマル!
また新たな旅が始まるぜ!
次回予告
舞台を新たにモガマルの冒険が再び始まる!
まずはお決まりの王様の話を聞いた後に、せんべつをもらうわけだけど……。
あれ、なんかこれってデジャブ?
次回、「王様!もっとせんべつくれよ!」!
モガいてばかりじゃ、冒険王にはなれないぜ!
(文・やなぎアキ)
次回
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