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【ドラクエ8】ドラクエ8初プレイ時の思い出

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2004年11月27日。PS2にてドラゴンクエスト8が発売されました。ドラクエ初の3Dグラフィックを採用した今作は、多くの人を魅了しました。これまでドラクエをやってこなかったという人も、ドラクエ8を機にドラクエにはまったことでしょう。

 

それから10数年……。今だからこそドラクエ8を初めてプレイしたときの記憶を呼び起こしてみましょう。

 

案の定道に迷う

やはりというか、なんというか。

ドラクエ8のキャッチコピーは「見渡す限りの世界がある」でした。その言葉通り、ドラクエ8は従来のドラクエとは一線を画すほどの、広大な世界が広がっていました。四方八方どこでも行けて、今までは踏み荒らしていた森や山もリアリティに表現されていました。

 

なので

 

道に迷いまくりました。

 

忘れもしないです。初めての町トラペッタ。まずそこで道に迷います。初心者に厳しすぎます、あの町。円形なので自分がどこにいるかわからない。町の出入り口も複数ある。無常に過ぎゆくゲーム内時間。日が暮れるの早過ぎ。

 

事件はそれだけにとどまらず。初めてのダンジョン滝の洞窟に向かうときに、南と言われればコンパスをガン見して南に直進。わけもわからず滝の上の小屋に先に着く始末。そして赤い木に忘れてきた袋を取ってきてくれと頼まれ、赤い木の場所を小屋から確認するも見失う始末。そして無常に過ぎゆくゲーム内時間。だから日が暮れるの早過ぎ。

 

道に沿って進めば目的地にたどり着くと気付いたのは、迷いに迷ってレベルが5になったあたりでした。滝の洞窟めちゃくちゃ近かったです。ザバンめちゃくちゃ楽勝でした。 

 

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ベルガラックで不思議に思う

 念願の船を手に入れて最初に辿り着く街は、海辺の教会を出てすぐそばにあるカジノの町ベルガラックでしょう。

しかしここでも私は道に、いえ、海に迷ったのです。西に向かえと言われてひたすら西に進み、地図を確認しながら接岸できそうな場所を血眼になって探すと、よさげな河口があるではないですか!近くにはスカウトモンスターであるダンビラムーチョのだんきちがいました。

 

そう、何を隠そう私はベルガラックよりも先にサザンビークに行っていたのです。当然イベントは何も進みません。町の人はしきりに自国のダメ王子の話をします。しかし王子に会うどころか王様にも会えないし、そもそもお城にも入れません。

とりあえず私は「この国はなんらかの伏線かぁ」と謎に納得してしまいました。そしてサザンビークの北にベルガラックがあるという情報を聞きつけ、次の目的地はベルガラックか!と思い走り出しました。

 

やたら長い道のりでした。これまでにないほどの道のりでした。なんかちょっとモンスター弱くなってない?気のせい?などと思いながら走りました。

 

そしてベルガラックに着いてから驚くのです。

 

「サザンビークより売っている装備品がしょぼい!」

 

完全に意味が分かりませんでした。弱体化することなんてあるのか……?と思いました。そして、弱体化することなんてあるのかぁ、と納得しました。

 

ベルガラック近くのラパンハウスも行きました。ラパンのお願いを聞いてあげ(ここでも案の定道に迷った)キラーパンサーを呼べるようになった時には

 

「便利~!もうちょっと早くほしかったなぁ」

 

とまたも愚かなことを思っていました。サザンビークまでの道のりが長いからこそのラパンハウスの配置だというのに。

 

この間違いに気づいたのは、ゲームをクリアしてから購入した攻略本を見た時です。 

 

ベルガラックで不思議に思う2

冒険がだいぶ進み、あるときベルガラックに行くと長い間閉まっていたカジノが再開しているというではないですか。

 

町の人に話を聞くとなんでもギャリングの養子、フォーグとユッケが試練をしてきたというのです。その試練の甲斐あって、仲が悪かった二人が協力してカジノを経営していこうという話になったそうで。

 

「へぇ~そうなんだぁ。この町はギャリングの暗殺といい、プレイヤーの知らないところで話が進むなぁ」

 

いやもう今思うとアホですかとしか言いようがないのですが。当時は本当にそう思っていました。

 

竜骨の迷宮はずいぶんあとになって発見して行ってきましたが、そのときにはすでに中にいるモンスターも大して強くなく、「何かしらここ?」みたいな感じでした。アホですか。

 

どうやら期間限定のイベントだったらしいと気付いたのはエンディングのスタッフロールを見ていた時。これまでの旅路が名探偵コナンのエンディングのように流れていき、感慨深いなぁと思っているとその中でしれっとフォーグとユッケの仲直りのムービーが流れていきます。

 

「し、知らないイベントだ……なぁにあれ……」

 

ドラクエであそこまで大掛かりな期間限定イベントというのも珍しい気がします。

 

 

ゼシカが最高だ

結局これにつきる。

 

グラフィックの向上により従来よりも遥かに意味を持ち始めたお色気装備。とりあえずゼシカの普段着を着せて、グラフィック変わるんだ!すごい!となりました。

 

そしてパルミドで購入したおどりこの服。 「おいおいこのゲーム最高だな」と確信した瞬間です。

 

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それからというもの、これはどうかな?これは着替えるかな?とわくわくでした。マジカルハットとマジカルスカートには大分期待しましたが、無駄でしたね。

 

リブルアーチに売っているまほうのビキニは、「どう考えてもこれは着替える!買う一択!!」と思い大金をはたいて買いました。水着姿になった直後が雪山地帯って、開発者何を考えているんだ。

 

トラペッタの東の高台の水場や、サザンビーク南にあるビーチで水着ゼシカを先頭にしてバシャバシャ水の中を歩くのが好きでした。どんどん無為に過ぎゆく時間……。あんな風にはもう過ごせませんね。

 

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ドラクエ8はすばらしい

他にもたくさんの思い出があります。リーザスの塔でブーメラン無双をしていたときにじんめんガエルに痛い目にあったとか。スキルポイントがよくわからず無駄ふりしすぎた序盤とか。闇の世界でもっと色んなところを冒険できるんだと勘違いしていたこととか。ひたすら月や太陽の動きを眺めてぼんやりしていたこととか。

 

ぜひこれを機にドラクエ8の思い出を語ってみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに一番好きなゼシカの装備はゼシカの普段着です。

 

(文・やなぎアキ)

 

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