ドラクエのカードゲームアプリ、ライバルズは対人で戦うことを主としているため、対戦中に相手とコミュニケーションを取ることは大事だ。相手は自分と同じ人間なのだから、しっかりと自分の想いを伝えて、良好な関係を築いていこう。
対戦中に使えるコミュニケーション(エモート)は全部で6種類。これらを上手いタイミングで使うことで、より臨場感のある戦いができるようになるだろう。
だが、この6種をいつどのようなタイミングで使えばいいかわからない!という方もいるだろう。下手なタイミングで使えば相手の気を悪くするかもしれないのだから。
今回はそんな、想いを伝えたいのになかなかどうしたらいいかわからないよぉという初心な諸君の為に、6種それぞれを使うベストなタイミングをレクチャーしていく。
デモンストレーションを担当してくれるのは我らが魔族の王・ピサロさんだ。
挨拶
挨拶、これに関しては言うまでもない。対戦が始まった直後に間髪入れず言うべきであろう。
全ての事柄は挨拶から始まると言っても過言ではない。起床時、登校時、出勤時……挨拶がなければ始まらないのだ。
挨拶をもって礼儀となし、戦いを開始するのが正しきあり方だろう。
ちなみに挨拶をしたのに相手が返してくれなかった場合は、気持ちを切り替えて次に進もう。朝挨拶をしたのに返してくれない先輩や上司は少なからずいる。そういうものだと思ってあきらめた方がいい。だがこちらから挨拶をするのだけは絶対にやめちゃいけないぞ!
感謝
戦っている相手にも感謝の気持ちを忘れてはいけない。
ではどういったときに感謝の気持ちを伝えればいいのか。
これはもうあれだ、美少女・美少年(あるいは美女・美男)に攻撃されたときだろう。マルティナとか、バーバラとか。ホメロスとか、ネルゲルとか。
例)マルティナに攻撃されてピサロさんが一言。
完全に相手は面を食らうだろう。だがそれでいい。感謝だ、感謝しかないだろう。
殴ってくださってありがとうございまぁす!!
称賛
相手の見事な戦略に思わずうなることもあるだろう。そんなときは称賛だ。
では具体的に、どんな場面で称賛をすればよいのか。
下手をすれば挑発行為ともとれるこの称賛、いつ使うのがベストか。
それはずばり、うっかり自分でミスしてしまったときだろう。
誰が見ても明らかなミス。たとえば、タップミスとか攻撃できるユニットを忘れたまま自分のターンを終わらせたとき。
「この私にこんなミスをさせたのは、貴様の覇気が成せる業だ」と言わんばかりに称賛しよう。
正直相手は「なに言ってるんだこいつ?もしかして混乱させようとしているのか?」とでも思うだろうが、なんのことはない。混乱しているのはこちらだ。
挑発
挑発は正直されても相手はあまりいい気持ちはしないだろう。勝負の世界において、相手の気持ちに配慮する必要はあるのかと言われれば、たしかに気遣っていられるかとは思うが。しかしお互いドラクエが大好きであることは変わらないのだ。
ではこの挑発は出番がないのかと言われれば、そんなことはない。
そう、例えば、なんらかのカードの効果やスキルでデッキからカードを引く場面。そこで自分がデッキから引いたカードが大したことが無かった場合などがいいだろう。
まさかの自分のデッキに対しての挑発行為だ。むしろこれは鼓舞とも取れる。大したことないな!とデッキに向かって言うことで、次のカードこそはいいのが来いよという、願掛けでもある。
相手がカードを引いた時でもいい。
「こ、こいつ、まさか今俺が引いたカードが見えているのか!?」となる。ハッタリも勝負事では大事だ。
驚き
こちらの率直な感情を素直に伝えることができる「驚き」。思いもよらないユニットを召喚されたり、大ダメージを受けた時に使うのが通常かもしれない。
しかし他にも使いどころはある。
「ピーちゃん、今日の晩御飯はなにがいい~?」
「そうだな。オムライスを食べたい気分だ」
「今卵切らしているのよ~」
ゼシカは驚きの場合、「はめられた!?」と言うのだが、卵を切らすということになんらかの陰謀を感じるのだろうか、彼女は。
後悔
最後に紹介するのは後悔だ。
悪手を打ってしまったり、負けそうなときに言うのがいいだろう。自分が有利な時に言うと、悪質な煽りと思われてしまうので注意だ。
使いどころの例としてはこんな感じだろうか。せっかく相手が出してくれた美少女・美少年(あるいは美女・美男)を1ターンキルしてしまったときだ。
例)うっかりマルティナを倒してしまったピサロさんの一言。
叶うならば、もう一度召喚してくださぁい!
思いやりを持ってプレイしよう!
6種のエモートのそれぞれの使いどころを紹介してきた(一部ゲーム全く関係ないのもあったが)。もちろんこれ以外の使いどころもあるだろう。それぞれが今だ!と思うタイミングで使っていけばいい。
だが大事なのは、相手へのリスペクトを常に忘れない事だ。過度な挑発・煽りはせっかくのゲームをつまらなくさせる要因だ。プレイヤー皆が楽しむことで、コンテンツを充実させていくことこそが大事だ。
相手を不快にさせず、マナーを守ってゲームを楽しもう!
(文・やなぎアキ)
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