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【キャラクター】超個人的キャラクター辞典 ヤンガス

ドラクエのキャラクターについて、いくつかの観点から読み解いていく!

筆者の超個人的主観によるキャラクター辞典!

第九十七回目はヤンガス!

 

※全て筆者の主観であり、筆者のプレイスタイルによるものであることをご了承ください

 

見た目

体格がいい、というか恰幅がいいというか、背が低くずんぐりむっくり。トルネコを思わせるような体型だが、そこにさらに野性味が存分に足されている。

緑のとげとげの帽子が非常に特徴的で、毛皮のベストを素肌に羽織ったワイルドを地で行く男。

目つきは悪く、無精ひげがはえ、頬には十字のひっかき傷となかなか近寄りがたい顔つき。だが旅を一緒にしているうちになんだか愛嬌を感じてくるのは、鳥山明のキャラデザの妙か。頬の傷は子供の頃の戦いで負ったもの。

腹巻が赤紫で、なんだかおしゃれ。

あのとげとげ帽子の下は一体どんな髪型なんだ……?と当時プレイしたときは思ったが、頭頂部に短いが髪が生えているらしい。

それにしてもあの帽子はなんなんだ……?すっごい変な帽子だが、彼のデザインになじんでいる。やっぱりすげぇよ鳥山明。

 

 

人物

その見た目通りに乱暴でがさつで、今は盗賊稼業から足を洗ったとはいえ知らない人からすればどう考えても堅気ではない。

一方で、人情に厚く、義理堅く、そして親しみやすさもある。オリジナルのパーティーメンバー4人の中で最年長にもかかわらず、その親しみやすさとどこか間の抜けた性格により、やれやれまったくお前ってやつは感がすごい。

しかし一癖も二癖もあるゼシカやククールに比べると案外癖のない気のいい奴でもある。更生したのも本当で、うっかり悪事を口走ることはあっても謝ったりと真っ当。ククールの方が犯罪に手を染めそう。

主人公を誰よりも慕い、「がす」「げす」と話しかけてくる。これは本人にとっては敬語なので、ほかの人と話すときは普通。なんだかそういう特別感って、ドキッとするね、しないねそうだね。

ならず者の町パルミド出身のためか、初対面時からトロデ王のことを、魔物ではなくただの偏屈なおっさんとしてしか接していないのは彼のいいところ。彼の持ちネタ「おっさんいつのまに!」は、ドラクエがアニメみたいな3Dグラフィックになった!と喜んだシーンのうちの一つである。

女盗賊ゲルダにはかつては恋情を抱いていたのではないかという節もあるが、今は微妙。だが主人公とはまた別で、大切な存在であることには違いないだろう。

いいやつだけどいびきとか絶対うるさそうで、一緒に旅はあまりしたくない。

 

 

ストーリー

泣く子も黙る盗賊ヤンガス。

パルミドからはるばる、トラペッタとトロデーンの間あたりの地で今日もせっせと盗賊稼業。

見るとトロデーンの領地から馬車を引いた青年が。馬は白くつややかで、ただの旅の一行ではないと見受けられる。

こりゃあしめたと、馬車が崖の吊り橋を渡るところを見計らって飛び出すヤンガス!

だがしかし!大見得切れるほど吊り橋は丈夫ではなかった!

あっという間に落ち行く吊り橋。見れば旅人と馬車はすでに渡り切っている。あはれヤンガス、一人で落ち行くかと思いきや……。

なんとかの旅人がヤンガスの手をつかみ助けてくれているではないか!巨漢のヤンガスの体重をその細腕でどう支えたのかは理解に苦しむが、こうして旅人、いや兄貴はヤンガスの命の恩人となった。この人についていこう、たとえ旅の目的がなんであれ、この先に待ち受けているのがなんであれ。

ああ、聞くも涙、語るも涙な話とはこのことだね。

 

 

性能

見た目通りのパワーファイター。元盗賊だが、パワーファイター、戦士型である。

武器スキルは、オノ・打撃・鎌・格闘。固有のスキルはにんじょう。

力とHPが高く、反面MPや素早さは低い。

固有の耐性はメラ系・炎系・マホトーン系・マホトラ系・毒系。後半の耐性はともかくメラと炎の耐性があるのは強い。なんとなくイメージ的にもぴったり。

どのスキルを伸ばすかだが、斧が安牌。ノーコストのかぶとわりが優秀で、メタル狩りにはかかせないまじん斬り、大まじん斬りを覚える。また格闘で覚えるしのびばしりとしんくうはも優秀。

にんじょうではくちぶえを覚えるほか、ネタ系っぽいのになかなかの威力のおっさん呼びを覚えるのでこちらもぜひ成長させたい。

 

めちゃくちゃアタッカーっぽい感じだが、ほかのメンツもアタッカーとして優秀なためぶっちゃけいまいち感はある。ずっとかぶとわりだけさせていたりする。仲間が増えた3DS版ではスタメンの座を追われることも。

でもレティス戦ではヤンガスのまじん斬りに助けられたんだぁ。

 

その他の活躍

まさかの幼少期ヤンガスが主人公のスピンオフ「少年ヤンガスと不思議なダンジョン」が登場した。子供のころは痩せているしオレンジの髪の毛もばっちりある。ここでは同じく幼少期のゲルダとの出会いも描かれている。にしても、ドラクエ主人公の宿命とはいえ、ゲスガス言っているヤンガスがずっと黙っているのは慣れない。

 

また、ヒーローズにもゼシカとともに参戦している。本編同様HPと力が高く、かなりの活躍が期待できる。ただしMPは低いので特技を連発しているとすぐ枯渇する。通常攻撃が優秀だから全然かまわないが。

不思議なダンジョンでモンスターと共に冒険をしていた割には、本編ではそういうにおわせはほぼないが、ヒーローズではホイミスライムのホミロンと仲良し。

 

総評

一番最初から仲間におり、そして最後まで一度も離脱せずずっと一緒にいてくれる、ドラクエシリーズの中でも実はかなりめずらしい存在。

そのせいか、たとえ3DSでゲルダやモリーがいくら強かろうと外す気にはなれなかった。追憶のダンジョン?それはもちろんゲルダinだったが。やりこみ要素に関してはしょうがない……。

 

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