2024年5月27日。
今年もやってきました。
そう、ドラクエの日!
今年でドラクエは38周年!
再来年には40周年なんですねぇ。ひえ~。
今日にいたるまでSNSでは皆さんカウントダウンと共にイラストを投稿していたりして、おおもうそんな季節かと感じたり。
今日は思い切りドラクエの好きなところを語っていきましょう。
ちなみに2022年にも同じようにドラクエの好きなところを語っている記事があるのですが、こういうのは何回書いてもいいんです。そういう日だからいいんです。(2022年の記事についてはページ下部の関連記事にあります)
ドラクエのここが好き
王道、だけど発見もある
色々好きな要素はあるんですけど、ここ最近特に感じるのはこの部分です。
ドラクエのストーリーは、勇者(またはその役割を持っている人)が世界に平和を取り戻すため魔王(または略)を倒すというのでほぼほぼ一貫しています。まさにRPGの王道。最新作の11は原点回帰ということもあってか、思い切り勇者VS魔王の構図です。
これが良い!これが良いのです!
そして、この一本筋の通った王道ストーリーの詳細を見ていくと、作品によって取り扱っているテーマが違い、イベントをつぶさに見ていくと「こういうことを伝えたかったのかな……」と深く考えることができるのがすごく好きです。
初プレイ時は「うおおおおドラクエだぁあああやはり王道!王道!」と興奮しながら進めていくんですけど、だいぶ経ってからプレイすると「このイベント、当時は流してたけどもしかして……」と思い至ったりするんですよ。ドラクエ9は黄金の果実及びエルギオス周りのイベントから、「人間、ちょっとしたすれ違いから悲劇起きがち……例えばこのイベントでは~」と一個一個テーマに沿って考察していくのが楽しいです。
王道だからこそ誰でも楽しめて、でも考えれば考えるほど解釈が思いつく、間口が広いストーリー作りがうますぎるなと思います。
誰かとドラクエのストーリー深すぎる談義をしたくなってきました。
コマンドバトルの楽しさ
初代から最新作までコマンドバトル方式、今時コマンドバトルかよという声もありながらも一部外伝作品を除いて貫き通すこの姿勢。しかも何か独特なシステムがあるというわけではなく、本当にコマンドを選ぶだけなんですよね。他のゲームだと、コマンドを選びつつも何かボタンアクションがあったりするものもありますが、そういうのが一切ありません。
いいですね、好きです。最近めちゃくちゃ楽しい~となっています。
ゲームをする上でのスキルというのが一切必要なく、必要なのは己の考える力だけです。キャラクターのステータス情報や、呪文・特技の効果、敵の特性さえわかれば、年齢問わず誰でもできるのがコマンドバトルのいいところだなと思います。いつか私がもっと年を取って身体能力にかげりが見えたとしても、ドラクエはいつまででも遊べるという安心感。ドラクエは何度でも遊べると個人的には思っているので年齢に関係なく遊べるのは助かります。風邪引いてても遊べますから。
アクション系に比べるとコマンドバトルというのはやれることが少ないようにも感じます。しかし遊び方によってはむしろ無限大です。何かちょっとでも縛りプレイを入れれば、この時どう動けば最適か?このキャラの素早さはこうだから……もし敵が間に割り込んで攻撃してきたら、というのを全部考えたうえでコマンドを選択し、思った通りの展開になったときの全能感。たまらないです。ずっとコマンドバトルで遊んできたからこそ、過去の自分に比べてすごい成長しているなと感じたりもします。
面白いんだよなぁコマンドバトル。ギリギリの戦いになったときが最高に楽しいです。あとタイミング考えずいつでもトイレに行けるのがいい。
キャラクター・音楽
結局ここだよ、ドラゴンクエスト!
ということを書くと、音楽を担当されていたすぎやまこういち先生、キャラクターデザインを担当されていた鳥山明先生は亡くなってしまったからこれからのドラクエはどうなるんだろう……という不安がどうしても出てきます。
しかし、下記記事にもあるように、ドラクエをドラクエたらしめるものは確かに根付いているはずです。
なので不安はありつつも、ドラクエがこれまで築いてきたものは絶対なくならないし、これからもそれはきっと続いていくんだろうなと思っています。
だからこれからもずっとキャラクターと音楽が最高なんだよドラクエは!と声高々に言っていきます。宣言です、これは。
他にも色々好きなところはありますが、このあたりにしておきます。
こうやって改めて項目に分けて考えてみると、「私ってドラクエの何が好きなんだ?」と深く考えることができ、自身のゲームへの向き合い方を振り返ることもできたかなと思います。
ドラクエ、たのしい、好き。
(文・やなぎアキ)
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