前回バーン様のことが好きすぎる記事を書いて、長すぎたので二分割しようということになったので、これがその後編です。
前回は、老バーンは別に好きじゃないってことと、顔と声があまりにも良すぎることについて書きました。
サムネのお顔も良すぎますね～。
前編
強者の思想あまりにもいい
バーン様は顔が良すぎるし声も良すぎるわけですが、内面だって良すぎるわけです。
大魔王なので悪いやつなのは間違いないのですが、その思想がかっこいいです。
バーン様の考えはずっと一貫しています。力こそが全てです。力を誇示して全てを従えさせ、欲しいものがあれば力で奪います。力 of Powerです。
これをダイは否定します。ダイたちは絆で戦います。私も、力だけが解決策じゃないでしょぉ！と思います。
しかし、バーン様のそれは至極真っ当に聞こえるのです。かつて天界は太陽を人間界に与えたそうですが、それは魔界の合意あってのものではなく、天界が勝手に決めたこと。天界の力でもって魔界から太陽を奪ったのです。だから自身も力で太陽を奪うのだとバーン様は主張します。これを、大した力もないやつが言っても「他になんか方法模索したほうがいいんじゃないの～？」と思うのですが、実際に誰よりも力を持っているバーン様が言うと「そうですね！」と納得してしまいます。
圧倒的強者だからこそ、力で奪うことが正論に聞こえてしまいます。それを実現できてしまうのですから。
そして、圧倒的強者に関わらず絶対に油断しない姿勢もほれぼれします。具体的にはやはりピラァオブバーンですね。地上を一掃するために綿密にしかけられたピラァオブバーン。戦士たちが集結することを見越して最後の一本を打ち込むその用意周到さ。しかも時限式にすることで自らを倒してももう遅いと絶望させる陰湿な手口。結果的には止められてしまいましたが、これほどまでに成功しそうだった作戦、他にあります？いやあるけどさ、ちゃんと考えればあるけどさ。でも結構隙がないと思うんですよね。バーン様、力の使い方があまりにもわかっていらっしゃる……。魔界はバーン様がいれば安泰じゃあ、倒されたからもう安泰じゃないけど。
太陽を手中に収め、地上を破壊し魔界に太陽の光を届けさせる。地上に住む生き物からしたらたまったものではありませんが、私が魔界に住む一般モンスターだったら何の疑念もなくバーン様を支持します。悪には悪の救世主が必要なのさ。
天地魔闘の構えかっこよすぎ
バーン様の技の中で一番好きな技はカラミティエンドなのですが、バーン様の強さを語るならばやはり天地魔闘の構えでしょう。
右手を上に、左手を下にして構えるその姿、ただ立っているだけのように見えるけど、圧が、感じる圧がすごい！
これは究極のカウンター技。思わず攻撃してきた相手に対して、フェニックスウイングで攻撃をはじき返し、カラミティエンドですべてを切り裂き、カイザーフェニックスで焼き尽くす！こうして相手を返り討ちにするという恐ろしい技！あのアバン先生もラーハルトもヒムもこの技の前になすすべなくやられていきました。これを唯一看過できたのはダイとポップだけ！！あ、熱い、今の一文書きながら一瞬呼吸止まった。熱すぎるでしょ。
唯一の弱点として、使用後は一瞬だけ硬直し動けなくなってしまうというものがあります。……だからなに？そもそもこの技を食らった時点で全ての敵は葬り去っているので、弱点が弱点になっていません。
あまりにも最強の技すぎる！！
真の強者にしか使わない技だというのに、さぁ攻撃してこい、というそのバトルへの絶対の自信を感じる姿勢。お前たちが攻撃をするのではない、余が攻撃をさせてやるのだ、とでも言わんばかりです。
たしかにダイとポップに一瞬のスキを見破れてしまいましたが、それでもなお天地魔闘の構えの絶対的な自信によりまったくもって動じないバーン様。攻撃に転じたほうがいいぜという、天地魔闘の構えを崩させないためのポップのあえての挑発にバーン様は乗りますが、それもまた自身の技への絶対の自信ゆえ。それほどまでに天地魔闘の構えは無敵の技！相手の力を、より強大で圧倒的な力でねじ伏せてやろうという、力こそすべてのバーン様だからこその技であることをまざまざと感じます。
ダイたちも、先の戦いで手に入れたシャハルの鏡がなければこの技を破ることはかなわなかったでしょう。シャハルの鏡を都合よく持っているという、いわば主人公力！これがなく、実力だけで戦わなければならないとなったら恐らくバーン様の技を破れなかったのですから、いかに最強の技であるかがわかります。強さ、別格ッ！！
なんか十分書き切れた気がします。
いや！しかしバーン様についてもっと細かいエピソードに注目して書きたい気持ちもある！
だからきっとこれからもバーン様の記事を書いていく！
バーン様万歳！大魔王万歳！魔界に太陽をよろしくお願いします！
（文・やなぎアキ）
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