前回までのあらすじ
猫の魔物の赤ん坊を海に流したのはリベリオだった!
やつはなんとキャット・マンマーを引きずり下ろし自分がその座につこうとしていたのだ!
そんなやつはモガマルが成敗だ!
前回
第二十話 ブタネコ成敗だぞ!
仰々しく登場した割には、部下がいるわけでもなくたった一匹じゃねぇか!
こんな野郎がモガマルの相手なわけがないぜ!
キサマのようなヤツだぁ?
モガマルはなぁ、今までいくつもの世界を救って来たんだぞ!大魔王にだって勝ったんだ!そんなモガマルに、お前のような一介の猫が勝てるわけねぇだろうが!
ウォーターセブンでのルフィVSウソップのウソップよりも勝機ねぇよ!!
ああーーー!しまった!油断した!ジュニアとヒューザの方に走っていくぢゃあないか!
いくらリベリオを倒しても、ジュニアがいなくなっちゃ意味がなーーーい!
でもこんなうっかりミスをしてしまうのもモガマルのいいところだーーー!!
って、そんなことを言っている場合じゃない!どうする、飛び掛かるか!間に合えーーー!
!?なんだ!?何が起きた!??
ちょっとオレ今、必死にリベリオに突進しようとしていてあんまり前とか周り見てなかったわ!
なんだ?モガマルがやったのか!?
え?ほんと何?どういう状況?
あ!そういうこと!?全然わからなかったわ!スライムの目にはちょっと状況を理解するのは難しかったわ!そうか、ヒューザお前、なんか弱そうだなと思っていたけど、ちゃんと戦えたんだな!
なんだ、なんかかっこいいなお前!お前そんな戦えるんだったらオレたちいらなかったんじゃないか?別にいいけどさ。
うぉおおおおお!速い!動きが速いぞヒューザ!モガマルじゃなきゃ見逃しちゃうね。
決まったぁーーーーー!
よしヒューザ!とどめを刺せ!オレが許可する!
アッ、ソウナンデスネ。
ネコって言ってもそいつ魔物ですけどね。
でもそうか、だからこいつオレたちにこの猫島についてきてほしかったのか。いくら強くても魔物を倒せないなら危険だもんな。どおりでオレたちばかり戦わせると思ったんだよ。
慈悲深い!ヒューザお前、見直したぞ!
オレたちの仲間にしてやらんこともない!
情けないブタネコだぜ……。
もう二度とキャット・マンマーとジュニアの前に姿を見せるんじゃねぇぞ!あとお前はもういっそブタになってしまえ!
やったぜ!
これで今度こそ一件落着だな!
次回予告
無事リベリオを倒し、ジュニアを守ったモガマルたち。
さぁ、キャット・マンマーに返してあげよう!
次回、「赤ん坊を返すぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ!
(文・やなぎアキ)
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