今年もダイ大記事を書いていきますが、少し頻度は落ちるかもしれないです。
でもダイ大好きなので定期的に書けるように頑張ります。
ダイ大に登場する武器は、ロン・ベルク製のものが特に印象深いです。
ダイの剣、光魔の杖、鎧の魔剣などなど。
しかし、ロン・ベルク製じゃないものだって立派です。
今回は、そんなロン・ベルクが作ったものではない武器たちの一部を紹介します。
前回はこちら
ハンマースピア
初期のマァムの武器として名高いのは魔弾銃。魔法を込めた弾を打つことで、使うことができない魔法も遠距離で使うことができます。
が、彼女にはもう一つ武器がありました。
それがハンマースピア。
端がそれぞれハンマーと槍になっており、持ち帰ることで打撃も突きも行うことができる便利な武器です。マァムは父譲りの腕力でこれを軽々と扱うことができます。
と思っていましたが、前日譚である獄炎ではなんと元々マァムの母レイラが使っていたものと判明しました。レイラはただの僧侶ではないため、力も十分にあるんですよね。
初期マァムの戦闘は魔弾銃が目立ちますが、このハンマースピアを巧みに組み合わせて戦っている様子も見られます。武闘家になってからは出番がなくなってしまいましたが、ドラクエでは見かけない形状の武器なので結構好きです。
マジカルブースター
名前が好きです。ドラクエウォークのガチャに出てきたときに初めて知ったんですけど。
ポップがアバン先生からもらった武器で、かなり短いのが特徴です。先端についている宝玉はポップの魔法力を多少ながら増幅する力を持っています。
そのため、クロコダイン戦で邪悪なモンスターと化してしまったブラスじいちゃんを助けるために、ポップはこの先端の宝玉を砕きます。そしてそのかけらで魔法陣を作ることで小さなマホカトールを発動させブラスじいちゃんを救います。
結果としてマジカルブースターは使えなくなってしまいましたが、ポップが初めて勇気を振り絞り、自らの危険を顧みず誰かの命を救ったわけですから、武器冥利に尽きるでしょう。
宝玉を失うわけにはいかないため打撃には使えず、攻撃力は0だそうです。知らなかったぁ。
覇者の剣
破邪の剣じゃなくて、ハシャの剣……？と最初思いました。覇者だったんですね。
ロモス王国に伝わる宝剣で、神が人に与えた最強の金属オリハルコンで作られています。しかしこの剣は一体誰がどのように作ったのかというのは全く知られておらず、なかなかに謎な剣です。ロモスにはもう一つオリハルコンでできた防具として覇者のかぶともありました。ロモス王国って一体……？
そんな大事な宝剣ですが、武術大会の優勝賞品になります。いいのかロモス。そりゃ世界の危機ですし、より強い者に使ってもらった方がいいのはわかりますが、武術大会でいいのかロモス。
しかも優勝賞品であるこの剣はザムザの手によってすり替えられており、超魔生物となったハドラーが使うことになります。いいのかロモス。
最終的には覇者のかぶとを基に作られたダイの剣と、ハドラーの持つ覇者の剣が一騎打ちし、覇者の剣は打ち砕かれます。ごめんねロモス。
ゴールドフェザー・シルバーフェザー
武器なのか……？とも思いましたが、キルバーン（ピロロ）を倒すときにアバン先生がかっこよく投げていましたし、魔力の回復についても魔弾銃みたいな補助的な役割があると考えれば武器でいい気がします。
ゴールドフェザーは魔法を発動する際の補助として使えます。どれほど強力な技であっても打ち破ることが出来なかったキルバーンのダイヤ9も、このフェザーを使って発動させたトラマナによって無力化させています。またキルバーンの体に燃え移った炎についても、このフェザーを使うことで一瞬で消しています（ピロロも消せなかったのに）。アバン先生の豊富な魔法の知識と組み合わせることで最大限の効果を発揮すると言えましょう。
シルバーフェザーは魔力を回復させることができます。フェザー一本で並の魔法使い2、3人の魔法力を回復できるというのですから、どれだけ膨大な魔力が込められているかかがわかります。それでもポップの魔法力を一本で全回復させることはできなかったようですが。このフェザーがなければ最終決戦でポップがバーンに命の輝きを見せることもできなかったでしょうから、勝利への立役者でしたね。
今回紹介するのはここまでです。
まだロン・ベルク製ではない武器はありますので、機会があれば紹介したいです。
改めて見ると、どれもこれも優秀な武器ばかり。今回紹介したのは（覇者の剣は実際はわかりませんが）人間が作ったものです。人間の武器制作も大したものです。
（文・やなぎアキ）
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