リアタイを諦めてAmazonプライムで見ることが多くなってきました。
なので土曜の午前中はTwitterのトレンド欄に注意しています。
毎週絶対にトレンド入りしているんですよ、ダイ大のワードが。
些細なネタバレも嫌なタイプなので、めちゃくちゃ気をつけています。些細なネタバレも嫌ならリアタイすればいいんですけどね。
ということで、今回もダイの大冒険感想行ってみましょう。
バラン編も終わりハドラーたちの奇襲も難なくよけて、一旦落ち着きの回ですね。
各話感想はこちら
アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト
ただいまパプニカ!
前回、アバン先生の残した書にて自身のやるべきことについて思い至った様子のレオナ。一旦戦いも終わったことだし、そのやるべきことを成すためにパプニカに帰ることになりました。
パプニカを出てから我々の時間で言うとおよそ12週間。本当に久しぶりです。しかしダイたちからすれば大した時間ではないのでしょう。それでもこの期間で得た物は大きかったです。
気球で戻ってきた彼らを迎えたのは、パプニカの三賢者とバダックさん。懐かしい面々~、バダックさんの顔安心する~。
アポロがレオナにお小言を言おうとした瞬間、レオナはそれを制します。彼女は彼女の使命に燃え、それを察したアポロもまた彼女の命令に従います。レオナはやっぱり気高き王族なのだなぁ。エイミさんはロモスに向かいました。
ダイたちはとりあえず戦いに備えることになりました。そう休憩です。
場面は変わって、一人の女性武闘家が修行に励んでいるところです。いや、まぁ陰で見えなくなっていますけど、声がマァムなんでマァムですね。
マァムとうとう帰ってくる~~~!?
またまた場面は変わって、バランとの死闘を潜り抜けてきたダイたちは猛烈にレベルアップしていました。
なんとダイは竜の紋章の力を使わずともライデインを使えるようになったのです!ポップと力を合わせて必死で完成させたあのライデインが懐かしい……。感慨深ぇ~~。
ダイはさらに紋章の力を使ってみることにします。そこにバダックさんが、新しい装備品を持ってきました。レオナがプレゼントしてくれたようです。竜の騎士の力に耐えられるような服と鎧、そして新しいパプニカのナイフ!パプニカのナイフは3本あるようで、以前折れてしまったのが太陽、そして今回もらったのが風のナイフだそうです。そしてもう一本、海のナイフは行方がわからないそうで、今後出てくるんだろうなぁ。さすがに紋章の力を使うときはナイフを使うことはできませんが、そうではないときは大活躍してくれること間違いなし!
こうして装備を新調したダイ!装備の新調がいつも自然で好きです。
そして早速紋章の力を使います!クロコダインの岩攻撃もなんのその!拳で砕きまくる!さらにクロコダインの獣王会心撃も竜闘気を使い片手でふせぎます!これはクロコダインもなんらかのレベルアップをしないとだめですぞぉ!まったく~~。
しかし紋章の力を使いすぎると途端にガス欠するようです。エンペラータイムみたいなものですね。
さらにヒュンケルは弱点を指摘します。
そう、紋章の力に耐えられる武器がないのです。このままでは拳で戦うしかなくなります。
バランが使っていた真魔剛竜剣のような武器が、ダイには必要なのです。
ロモスで武術大会!
竜の騎士の力に耐えられるほどの武器、一体どうすればいいのでしょうか。バダックさんは、覇者の剣について教えてくれます。
伝説の覇者の剣であればあるいは……しかしそんな剣本当にあるのか……?
これ音だけで聞いていると、破邪の剣か……?と思ってしまいましたが、覇者の剣でしたね。ドラクエ民なので、はしゃって言っているのにはじゃだと思っちゃうんです。
その覇者の剣は、ロモスで開かれる武術大会で優勝するともらえるそうなのです!その話をキャッチしたエイミさんに、さっそく話を聞きに行くダイとポップ。
武器も戦い方も自由!なんでもありの武術大会!
武術大会!いい響きだぁ。やはり往年の少年漫画というのは必ず武術大会をしますよねぇ。好きだなぁ。
しかし大会日時は今日、そして予選は12時から!もう時間がありません!急いでルーラでロモスへ向かうダイたち。ルーラ、めちゃくちゃに便利だ……便利すぎる……。
こうしてひっさしぶりにロモスにやってきたダイたちは急いで大会会場に向かいます。
はぁ~、かわいい。平和。やはりこういう回がたまにはないとです。だって最近ずっと深刻だったんですもの。たまにこうやってダイやポップが年相応に楽しんでいるところを見ると安心します。
二人って本当に仲良しの親友なんだなぁ。
二人がロモスに向かったあと、ヒュンケルもまた修行の旅に出るのでした。強い力を持った者同士が戦うとき、凄惨な殺し合いになってしまう……戦って勝てる力だけではなく、止められる力を身につけるべきだと、それをすることがラーハルトの想いに報いることだとヒュンケルは考えたのです。死してなおラーハルトはヒュンケルの進むべき道を示してくれるのですね……。
彼は元々は剣を武器に戦っていましたが、ラーハルトから受け継いだのは槍。槍の扱いはそこまでではありません。しかしアバンの書にはアバン流槍殺法についても書いてあったのです。それを身につけるため、ヒュンケルは一人去っていきました。寂しい!寂しいよ!せっかく今回マァムが帰ってきそうなのに、お前はそれでいいのか!会ってやれよ!でも私はポップのことを応援しているんだ!くそぉ~。
あとヒュンケルの「エイミさん」呼びがとても良かったです。敬語使わないのにそこは「さん」付けするんだ、かわいいな、と思いました。
おかえりマァム!
なんと、ダイとポップは武術大会の受付に間に合わなかったようです。予選の開始前に受付の締め切りはそりゃあるでしょうから、土台無茶なスケジュールだったのです。武術大会は始まってしまい、完全に蚊帳の外の二人……。ダイなんて、優勝した人を大会後に倒すのはどうだと提案しちゃいます。意気揚々過ぎて怖いよ。
しかし大会にすっげぇカワイ子ちゃんが出場していると皆が口々に噂しております!それを聞いて黙って帰るわけにはいかないのがポップ!
そして今まさに屈強そうな男と戦っているのが!
マ、マァムだ~~~~~!!!!
黒タイツだ~~~~!!!!
これ原作だと生足なんですよね。
でも黒タイツもいいですよね。アリーナを彷彿とさせます。
それにしても、マァムさん意外と屈強そうな男を倒すのに時間がかかっていましたね。やっぱりここは手刀一発でしずめるか張り手で場外までぶっ飛ばすかくらいはしてほしいところですが、いやしかし、よく考えたらマァムが修行に出てからそんなに時間経っていないんですよね。そう考えると打倒なのかもしれません。人間相手にあれほど時間がかかるのであれば、もっともっとレベルアップしないとバランたちと戦えるわけがありませんからね。
そもそも竜の騎士でもないのに拳で渡り合おうとするのかっこよすぎなんですよね。今後どれだけ強くなるのかと思うと震えます。
ということで感動の再会を果たした3人+ゴメちゃん。
ポップはザボエラに騙された経験があるのでちょっと疑いますが、マァムからの強烈な一撃を喰らい安心(?)します。
そしてそんな3人の前に現れたのは、おおねずみ!喋るおおねずみ!
こいつ!見たことある!ソシャゲでダイ大とコラボしたときによく出てくるやつ!
その名もチウ!(最初チュウって書いてしまいました、お恥ずかしい)
マァムの兄弟子らしいです。魔王が復活してからというものの、モンスターは基本的に魔王の力によって邪悪化していたわけですが、拳聖ブロキーナによって強靭な精神を会得し空手ねずみとして修業をつんだようなのです。あとマァムのことが好きっぽいです。ヒュンケルというライバルがいるので無理だと思います。
チウのこと紹介しているマァムの足がとてもよかったです。
マァムはダイたちがなぜ武術大会にいるのか聞きます。これまでの経緯があって覇者の剣が欲しいということを言わなければいけないのですが、ここでポップは気づきます。バランとの戦いでは実に様々なことが起きました。様々なショッキングなことが。それをそのままマァムに伝えるのは良いことではないと察したのでしょう。ダイの秘密、ポップの死、血で血を洗う親子の戦い。
しかしダイはそのまますべてを伝えてしまいます。
やはりポップが死んだことは聞き捨てならなかった様子のマァム。チウの試合なんて見向きもせず、二人の話を聞きます。チウかわいそう、笑った。
二人の話を聞いたマァムは、優勝しても覇者の剣は受け取らない、と宣言します。親子が殺しあうための手助けはできない、と。
う~~~~~~~~~~ん。
マァムらしい意見ですねぇ。でもマァムだってあの場にいたら理解してくれたと思います。親子で争うのは悲しいことです。でもバランとダイの間にあるものは、親子の絆をも超えた何かだと思うのです。竜の騎士であることで結ばれたその因縁は、親子の殺し合いなんて言葉で片付けられるようなものではありません。ここはマァムにわかってほしいところです。
一方、高みの見物をしているロモス王は、怪しげな男と話しています。武術大会は国力増強のために開催したようですが、それはこの怪しげな男の助言があったからのよう。
でもあきらかに怪しいです。多分魔物です。耳尖ってるし。
でも多分小物です。バランのあとの相手にしてはしょぼいなぁ!????と勝手に思っています。
ようやくマァムと再会ですね。
マァムがいない間に起こった出来事があまりにもでかすぎて、この一連の物語全てが終わった後に打ち上げとかして、みんながバランと戦ったときの話をし始めたら一人だけ蚊帳の外になりそうだなって思います。「あのときはテランで大変だったよなー!」ってみんなでしゃべっている間、スマホいじっちゃいそう。
(文・やなぎアキ)
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