サービスというのはいつか終わりが来るもの。
別れは必ずやってきます。
2023年10月23日。
突然の発表でした。
ドラクエのソシャゲを長く支えていた『ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト』が2024年1月31日にサービスを終了します。
同ゲームのサービス開始が2014年1月だったので、10年間の歴史に幕を閉じることになります。
10年。10年ですよ。
ソシャゲで10年と言ったら相当息が長いです。
ドラクエのカードゲームであるライバルズは2017年から2021年まででおよそ4年で終了しました。それを考えると10年は非常に長いです。有象無象のソシャゲが生まれては終わり、ということを考えると4年もまぁまぁ長いですけどね。
実際、ドラクエのタイトルを冠するソシャゲの中では最長の運営年数を誇っています。
ちなみに星ドラはスーパーライトが出た次の年の2015年にサービスを開始しています。
およそ10年間生き残り続けたソシャゲ、それがスーパーライトです。
なので、このスーパーライトのサ終はどちらかというと、「今まで長い間ありがとうございました。お疲れ様です」という気持ちを抱く人も多いと思います。
実際運営側も、サービス完結という表現を取っており、最後まで走り切った上での終わりであることがわかります。
それでもちょっぴり寂しいです。
私自身は現在はスーパーライトをプレイしていませんが、以前プレイしていました。
実はドラクエスピンオフの中でもモンスターズはそこまで興味が惹かれないので、当時は星ドラの方をプレイしていました。しかし会社の人に一緒にやろうと誘われ、ドラクエ好きだし、まぁやっとくか~と入れたのがきっかけです。そしてこのスーパーライトをきっかけに、そこまで仲良くなかった会社の人たちと仲良くなれたのを覚えています。昼休みにみんなで遊んで、リフレッシュしていました。私にとってスーパーライトは、人間関係を円滑にしてくれた思い出のゲームです。その後長くプレイし続けたわけではありませんが、そういった経緯のおかげでなんとなく思い入れがあります。
その後も様々なドラクエのソシャゲが出ましたが、星ドラとスーパーライトは二大巨頭として君臨し続けるんだろうなとぼんやり思っていました。
それが終わるのですね。
SNSなどではたびたびスーパーライトの情報を見かけてはいたのですが、それもなくなるということです。10年あったものがなくなるということは、プレイしていなかった私にも少なからず影響を与えそうです。
それならば、今でもずっとプレイしてきた人たちにとってはもっと影響があることでしょう。私はプレイ中にサービスが終了するという経験があまりないのですが、今日常的に遊んでいるソシャゲが生活からなくなったらなんとなく寂しいような、でもちょっとすっきりするような気がします。長く続けてきたソシャゲが多いので、それが終わっても「遊びきったな」と思えるからかもしれません。
運営からのサービス終了の報告に対して、「ありがとうございます」「お疲れ様です」という声が多く見られたのも、そういった気持ちの人が多いからかもしれないですね。それだけ、スーパーライトは愛されたソシャゲなのです。
スーパーライトではサービスが終了した後も、プレイヤーの大事なモンスターたちと一緒にいられるようにオフライン版として一部コンテンツを遊べるようにしてくれるようです。
長く愛されて続けたからこそ、サービスが終了しても形として残るのは嬉しいですね。
サービス終了の2024年1月31日まではまだもう少し時間がありますが、一足先にお疲れ様という言葉を伝えたいです。
ありがとうございました。
(文・やなぎアキ)
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