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【ダイの大冒険】こりゃあ(ガチで)死んだなと思ったシーン5選

ダイの大冒険は勇者たちと魔王軍の命をかけた戦いが描かれています。当然生き死にも描かれるわけです。

熾烈な戦いの中、命の炎を散らしていくキャラクターたち。

 

もちろん見ている中で、「死んだっぽい描写だけど、死んでないんだろうな」とわかるときもあります。

しかしときには、「し、死んでしまった!」と思ったのちの再登場で、「生きてたのかお前!」と驚くときも。初見でその先の展開を知らないからこそ純粋に「ここで退場かーーーー!」と思えて、アニメを見ているときは楽しかったです。

 

ということで今回は前回とは逆の、「まじで死んだと思っていたら、実は生きていた」パターンを紹介したいと思います。

 

 

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ラーハルト(ヒュンケル戦)

竜騎衆の一人ラーハルトは、アバン先生の一番弟子であるヒュンケルをも圧倒する実力者でした。しかし最終的には、ヒュンケルの使徒としての強い意思の力の前に敗れてしまいます。

自身の鎧の魔槍、そして父のように尊敬するバランのことをヒュンケルに託して死んでしまうラーハルト。

まぁこれは死んだと思いますよね!死んでますしね!でも最終決戦を前に生きて戻ってきて、ダイたちの仲間になるんですよね!

これは驚きの展開です。ただアニメだと、OPで目覚めたラーハルトの後ろ姿っぽいのが映っていたりEDにも彼の影があったりしたので、「え?もしかして?」とは思っていましたが。でも少なくとも、バラン戦のときは完全に退場だと思っていました。

でも、バランが自身の血でポップをよみがえらせたときに、もしかして他にも?と推理する余地はあったかもしれませんね。

 

ハドラー(バラン・ダイ戦)

ダイとバランがバーンパレスに乗り込む際のハドラーとの戦いです。超魔生物として覚醒したハドラーが竜の騎士相手に善戦するわけですが、実はなんとハドラーの体内には黒の核が仕込まれていた!というもの。ハドラーが負けても黒の核を爆発させればいいんだよ、という大魔王バーンの極悪さが大露出した戦いです。

結果的に黒の核は爆発し、その爆発にバランが巻き込まれて死亡してしまいます。ハドラーはというと、バランのおかげで一命をとりとめており、のちにダイたちのピンチを救います。

ここで私、「ハドラー、死んだ!?まじか!?」と思いました。心のどこかでは、「きっと生きているよな?な?」と思いながらも、死んでしまったという気持ちもぬぐい切れません。

だって黒の核だもの~。助からないでしょうよ~。

あと、これにより親衛騎団も退場かよ!と思いました。純粋すぎる。

 

ヒム(ヒュンケル戦)

アバンの使徒がバーンパレスに突入しいよいよ最終決戦!というときに、ポップ・マァム・ヒュンケルが親衛騎団の方々とそれぞれ戦ったときです。

マァムが愛の力でアルビナスを撃破し、残りはポップとヒュンケルか!と思った瞬間、ヒムはヒュンケルにコアを貫かれてバーンパレスから落下します。

彼らの戦いをほとんど描かずに、ヒム敗北!

これには驚きました。「ええええええ!?」でした。ヒム、めちゃくちゃヒュンケルのことライバル視してたのに、ヒュンケルにとってそんなことはどうでもよかったってこと!?それほどまでの力の差!?本当にここで退場!?

と思いながらも、まぁでもやりかねないか。こうやってあっけない幕引きをあえてやるってこともあるもんな。となぜか納得しました。納得するな。

一応は一度死んで、でもハドラーや親衛騎団の意思を受けて復活、だと解釈しています。

あのあっけなさからの、ヒム復活。熱かったです。

 

キルバーン(アバン戦)

アバンに一矢報いられ復讐に燃えるキルバーンが、あの手この手でアバン先生を罠にかけるこの一戦。

もちろん先生の勝利です。キルバーン最強の技をもってしても先生にはかなわず、ピロロだけを残して彼は負けました。

が、実はキルバーンとはピロロのこと!最終回の最後の最後に再び登場します。

いや~。これはだって死んだなと思うじゃないですか。ピロロが本体なのでちょっと意味合いは違うのですが、要はここでキルバーンは完全に退場だと思ったんですよ。

キルバーン(というかピロロ)には絶対何か秘密があるはず!と思っていた私も、でももうストーリーも終盤も終盤だし、ここから再登場はないか……と死を確信しました。

まさか生きてるとはなぁ……。

 

アバン先生(ハドラー戦)

結局これです。結局これですよ。だってメガンテですし。ロト紋では死んでましたし。作中何回も回想で出てくるのも、いかにももう生きての出番はないですよって感じですし。

極めつけは、フローラの「死んだのでしょう?」ですね。あれを聞いて、そうだよなフローラが言うなら死んだってことだよな、と納得したんですよ。だからこそ先生が生きているのを知って卒倒したフローラの気持ちがわかります。

ダイ大を知っている人からすればアバン先生が生きていることは周知の事実だったとは思いますが、初見からすれば最序盤に師が弟子を守るために命を散らすことに何の疑問の余地もなかったので、本当びっくりしました。

最序盤に退場して、まさかの終盤に復活。当時はめちゃくちゃ盛り上がったんでしょうね。最高です。

 

おまけ:お前、まさか本当に死んだのかよ!?と思ったシーン

ボラホーン(ヒュンケル戦)

竜騎衆が一人、海戦騎ボラホーン!3人の中でも圧倒的パワーを誇りそうなその豊かな体躯!ガルダンディーがめちゃくちゃ強かったので、こいつもきっと!

と思っていましたが、ヒュンケル相手にまったく歯が立たずあっという間にブラッディースクライドの餌食に。

え?退場?

いやそんなことはない!実は生きていて、魔法力も尽きたポップを人質にするボラホーン!ラーハルトとの戦いで満身創痍のヒュンケルを前に、ここからボラホーンの無双が!

と思っていましたが、ラーハルトの放った槍にあっけなく沈みます。

え?退場?

海戦騎なのに海で戦うこともなく?

え?本当に退場?

え…………

 

 

そして現在に至るまで、ボラホーンは復活していないので本当にあのとき退場したのでしょう。びっくりです。

ヒムが一旦あっけなく退場したときに妙に納得したの、こいつのせいですからね。まぁボラホーンの例もあるし、そういうこともあるかって。

 

以上が初見だった私が、まじでここで退場か~と思ったキャラクターたちです。

見てみると、実は生きてました~(ハドラー・アバン先生)と、死んだけど蘇りました~(ラーハルト・ヒム)と、実は死んだのは私ではないで~す(キルバーン)とバラエティに富んでいることが分かりますね。

 

前回の「こりゃあ(死んでないけど)死んだなと思ったシーン5選」と合わせると、王道少年漫画なだけあって、ダイ側のキャラクターはそう簡単には死なないんだなとわかります。

ちょっと考えれば、「きっと死んでないんだろうな」とすぐわかるものばかりでしたでしょうね。でも私は幾度と騙されてとても楽しく視聴できました。

 

ボラホーンについては未だに納得していません。

 

(文・やなぎアキ)

 

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