ドラクエ11が発売されたのは2017年7月29日。
当時は心浮きたち、発売日を今か今かと待ち、前日には主人公の名前を何にするか、仕事中や帰宅中に一所懸命に考えたものだ。今でもその気持ちを覚えている。
そして現在、2023年。
ドラクエ11発売から6年。
6年???????
え、待って。
6年????????
そんなに経っちゃったの??????
割と毎年びっくりしている。もう3年。もう4年。もう5年。
しかし6年はちょっと重さが違う。
6年というと、小学校に入学した子供が小学校を卒業する年月。そう考えるととんでもない月日である。私が「ドラクエ11が最新のドラクエなんだなぁ」とかヘラヘラ考えている間に、子供たちは卒業式を執り行っている。
つまり今の小学6年生は、ドラクエナンバリング作品の発売を小学生時代に経験していない!?なんということだろう。
6年という年月がどういったものなのか。
例えば、記念すべきドラクエ一作目が発売されたのは1986年。そこから6年。1992年までの間にドラクエは5まで発売されている。ハイペース!ドラクエ1と2の間に至っては1年すら経っていない!現代でいえばDLCのペースである。
ちなみにファイナルファンタジーシリーズも、1が出た後6年で5作品出している。
他にも1986年から1992年の間のゲームには
トランスフォーマー コンボイの謎(1986年)
ストリートファイター(1987年)
スーパーマリオブラザース3(1988年)
MOTHER(1989年)
スーパーマリオワールド(1990年&スーパーファミコン発売)
ゼルダの伝説 神々のトライフォース(1991年)
ミッキーのマジカルアドベンチャー(1992年)
などなどがある。6年の間に数々のゲームが登場しており、有名なものは今でも遊ばれている。最近はSwitchオンラインなどを使えば一部のファミコンやスーファミなどのゲームを遊ぶことが出来るので、手軽にレトロゲームに手を出せてよい。
ではドラクエ11が発売された2017年から今年2023年までの6年間(というか7年)で発売された主なゲームには何があるだろうか。
ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド(2017年)
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL(2018年)
SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(2019年)
あつまれ どうぶつの森(2020年)
モンスターハンターライズ(2021年)
スプラトゥーン3(2022年)
ゼルダの伝説 ティアーズオブキングダム(2023年)
どれもこれも、発売してからそんなに経つの!?という気持ちしかない。そしてこの間に、ゼルダのあの超大作が二作出ていることに驚く。
6年という歳月の重みを感じる。そうか、我々はたしかに6年を過ごしてきたのだ。
ところで、今までドラクエのナンバリング作品はどういったスパンで発売されてきたのだろうか。
以下に記す。
ドラクエ1 1986年
ドラクエ2 1987年
ドラクエ3 1988年
ドラクエ4 1990年
ドラクエ5 1992年
ドラクエ6 1995年
ドラクエ7 2000年
ドラクエ8 2004年
ドラクエ9 2009年
ドラクエ10 2012年
ドラクエ11 2017年
前半は1年もしくは2年のスパンで発売されており、その後は5年くらいで安定している。ドラクエは次の作品が出るのがゆっくりなイメージがあったが、割と一定スパンで発売されていたようだ。それだけに、11が発売されてからすでに6年経っているということに驚く。12の発売をいまかいまかと待つファンは多いが、それもこれまでの発売スパンを考えると納得。6年も経てば、まだかなーと言いたくなる気持ちもわかる。6年て。
ちなみに、FF16が先日発売されたが、前作の15の発売は2016年だった。つまり7年である。
ではドラクエ12も来年あたりに期待していいのだろうか。
しかしここに至るまで、タイトルの発表しかされていないのでそれも望み薄とも考えられる。
とはいえ、最近はタイトル発表から発売までのスパンがかなり短い傾向にある。今年の12月に発売されるモンスターズの新作も、タイトル発表があったのはつい最近だ。
だから、来年になったらいきなり、ドラクエ12発売決定!とか言われるかもしれない。それを切に願う。でも積みゲーが多いからな~、まだでもいいかもしれない。
(文・やなぎアキ)
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