DQフリ ドラクエファンサイト

『ドラゴンクエスト』が好きだという全ての人へ送る、「ドラクエファンによるドラクエファンのための」フリーコンテンツです。毎日更新!

【ドラクエ11】ドラクエ11初プレイ時の思い出

この間プレイしたばかりのゲームでもう初プレイ時の思い出を語るのはどうなんだろうと思いましたが、聞いて驚いてください。ドラクエ11は発売から5年になります。

…………え?

 

 

ということで、5年も経つならそろそろ初プレイ時の思い出を語ってもいいだろうということで語っていきます。

 

ちなみに筆者はまずPS4版からプレイした口です。

 

 

映像がきれいすぎる

PS4版をプレイしたわけですから、当然これですね。

筆者がPS4を購入したのは2016年冬なのですが、それはドラクエ11をプレイするただそれだけのためでした。

一応11発売までの間に他のゲームもプレイしていましたが、映像がきれいだな~ヘラヘラという程度。

そして満を持してドラクエ11!

 

こ、これがドラクエぇ!?

 

となりました。

 

ドラクエヒーローズはPS4でプレイしたので、綺麗な映像のドラクエ自体は初めてではありませんでした。しかしヒーローズはぶっちゃけ作風がやや違うところがありますので、無双系となるとこんな感じになるんだな程度だったのです。しかしナンバリング作品となればそれは別!

今まで8頭身でのドラクエといえば8と10ですが、それに比べて圧倒的な美麗さ!実写じゃんと言いたくなる綺麗さ!特に水!始祖の森で「水すっげ……」としばし立ち止まっていたことを思い出します。

街中も美しく、デルカダールに初めて訪れたときなどまさしく田舎から大都会に来た少年のように、「建物がでけ~、隅々まできれい~」と思ったものです。

PS4のスクショ機能がいまいちな点が非常に悔やまれますね。

 

 

ウマレースにはまりすぎる

従来のドラクエと同じく、ドラクエ11にもいくつもの寄り道お楽しみ要素があります。

その中でも私がはまってしまったのが、サマディーのウマレース!

ドラクエでこんな本格的なレースゲームをさせるなよ~、と思いながら気づいたらはまっていました。

マリオカート64を必死こいてやっていたものとして、魂に火が付きましたね。

別にもらえる景品が何なのかとかはわりとどうでもいいんですよ。いやいいものがもらえるのでうれしいんですけど。でも渇望しているのは勝利なのです。馬に自信のある猛者どもを蹴散らして、前に誰もいない状態でゴールをする。その快感なのです。

 

当然ファーリス王子の身代りとして初めて参加したレースでは負けてしまいました。しかしそこで火が付きます。おうやったろやないかい。勝ったろやないかい、と。

まぁその後も各杯で一回は負けるんですけど。

 

障害は柱・カボチャ・ぬかるみ、他にジャンプ台や回復ポイントがあり、こちらができるのはダッシュとドリフト程度という非常にシンプルなゲーム。だからこそ面白い!シンプルだからこそ、ちょっとのミスで勝ちを逃してしまう!特にドリフトがあるのが地味にいいですね。ドリフトをいかに最小限に抑えてスタミナを温存しつつ、且つ美しくカーブを曲がるか、という戦略を練るのが好きでした。

ちなみに3DS版だとドリフトがないと知ったときは驚愕しました。ドリフト、させてぇ。

 

 

カミュの復帰までが長すぎる

ドラクエ11ではストーリーがあるところまで行くと仲間たちがバラバラになってしまいます。そこからしばらくの間は、人助けをしながら仲間たちを探す旅が始まります。FF6の仲間を求めて、ですね。なんとなく状況も似ています。

早くみんなと合流したい!と非常に急いてプレイをしていたのを覚えています。

 

その中でも私が合流を切望していたのが、カミュでした。

 

当時は仲間キャラクタ-の中ではカミュが一番のお気に入りであり、何があろうとカミュをスタメンにしていた私にとってカミュの離脱が一番こたえました。早くカミュと合流しなければ!で、カミュはどこ!?ま、まぁカミュは勇者の相棒だし、それなりに早く復帰するだろ、と思っていました。

 

全然合流しないでやんの!!

 

グレイグはいいんですよ。まさか仲間になると思っていませんでしたから、嬉しかったですもん。その次に合流したのがロウでした。ここでワタクシ、失礼なことに「ロウかよ~」となりました。ロウは好きなんですけど、ロウかよ~と。シルビアも、シルビアは好きだよ!好きだけど、まだカミュじゃないの!?と。マルティナの時も、カミュはどこにいるの!?と。

カミュはいつ合流するの!?カミュが合流するまでゲームをやめられねぇ!と意地になっていました。普通に深夜3時とかだったので途中でやめたりしていましたが。世界崩壊あたりをプレイしているときは、ちょうど夏季休暇を取っていたんですよね。

 

ようやくカミュと船で再会したときは嬉しかったです。しかし、お前そんなところにいたのか!なんでもっと早く言ってくれなかったんだよ!と思っていると、カミュの様子がおかしいのです。

 

記憶喪失&性格が変わっている!?

私が求めていたカミュじゃないんだが!?!?

 

カミュの復帰どれだけ遅いんだよ!と思いましたね。

 

歴代号泣イベントを更新しすぎる

映像が綺麗になった分、イベントの力の入りようもかなり変わっていましたね。キャラクターたちの心情だけではなく、周囲の景色などにもリアリティがあるので映像作品を見ているような気分になりました。

そうなってくると、感動の度合いも変わってきます。

ナンバリング作品、いえ、ドラクエ作品の中で一番泣いた作品がこのドラクエ11です。

 

ダーハルーネで親友のヤヒムのために奮闘するラッドでちょっともうウルっと来ましたからね。

そしてロウとマルティナが仲間になる際の、勇者の両親を弔うイベントで号泣です。「あ、これドラクエ史上一、出たわ」と思いました。

その後、例のロミアの悲しい恋の物語ですよ。すっごい泣きました。ちなみに私の選択ではロミアは泡になって消えました。あんなの泣くなって言う方が無理がある。そのとき、「あ、確実にこれが一番泣くイベントだ。これ以上泣くことはあるまい」と思いました。

 

その後、崩壊した世界で、それでも力強く生きようとするイシの村とデルカダールの人々、そしてたった一人でも戦う意志を貫くグレイグを見て大号泣。一番泣きましたね、深夜に。勇者としての自尊心を打ち砕かれていたタイミングでしたので、なんと自分は愚かだったのか、人々は戦うことを諦めていないというのに!と心を動かされたのを覚えています。もう泣かないで、前を向いて戦うよ!と決意したものです。

その後も、ブチャラオの互いを想い合う親子の話でも当然泣きました。泣きすぎ。でも一番ではないな、もう一番はないなと思いましたね。

 

そこにきてカミュと彼の妹、マヤの物語です。

今度は絶対にお前の手をつかむ!という兄の命すら捨てたその行為。泣くでしょ、そんなの。書いている今も泣いてますよ。

カミュが手を伸ばし黄金に包まれていく、その姿を見ながら思いました。「あ、ドラクエ11、ここが一番の泣きポイントだ」と。こんなに泣けるドラクエはなかったぜ、とイベントが終わった後、へへっとでも言いそうな勢いで思っていました。

 

まぁお分かりだと思うのですが、その後私は嗚咽が出るほど泣くんですよね。

そうですね、静寂の森のあのイベントですね。

もう感情がぐちゃぐちゃでした。勇者だというのに、世界どころか大切な人一人も救えないという無力さ。誰かに守られていないと生きていけない非力さ。仲間たちの悲しみ、そして戦おうという決意。それなのに私自身がそれを乗り越えられない。もうめちゃくちゃに泣きました。「今日は3時くらいまでやっちゃうぞ~」と意気込んでいたのに、辛すぎて0時過ぎにPS4の電源を切って寝たのを覚えています。

 

その後も何回か泣きますが、これが一番泣きましたね。

ちなみに過ぎ去りし時を求めた後はそんなに泣いていないです。あまりイベントがないのと、皆がそろっていたからですかね。誰も欠けないということがこんなにも嬉しいのかと思いました。

 

ちなみに11Sで追加されたストーリーだと、シルビアのストーリーが一番泣きました。グレイグ&ホメロスもなかなかでしたね。

 

ドラクエ11は発売からすでに5年。

色々と思い出を語っていきましょう。

 

(文・やなぎアキ)

 

関連記事

www.dq-free.com

www.dq-free.com