ドラクエ8から導入されたスキルシステム。
その後の作品でもずっと採用され続けていますね。
もちろんドラクエ11でも。
しかしドラクエ11では少々趣が変わり、スキルパネルというシステムになりました。習得したスキルに隣接するスキルを習得していくというやり方。奥にあるスキルを取るためにどういう道順で習得していくかが大事です。FF10のスフィア盤を思い出した人もいるでしょう。
とはいえ、基本は元からあったスキルシステムと同じ。さすがドラクエというべきか、そんなに難しいことはありません。
どのスキルを伸ばしていくかという主軸は必要です。
たとえばシルビアの場合は
・きしどう
・おとめ
・きょくげい
・片手剣
・ムチ
・短剣
と仲間の中でもスキルの数はトップクラスです。私の場合は、ムチや短剣はあまり伸ばさずおとめやきょくげいに重点を置きましたね。もちろん短剣スキルを習得しないと開かないスキルパネルもあるので完全にこのスキルだけ!というのはできませんが、皆さんもこのキャラはこのスキルを伸ばす!と決めてプレイしていたのではないでしょうか。
では勇者の場合はどうでしたか?
勇者のスキルは
・ゆうしゃ
・片手剣
・両手剣
・剣神
の4つです。
ちなみに冒険の途中でスキルパネルが拡張しますが、勇者の場合はゆうしゃスキルと剣神スキルが増えます。
私は過去にドラクエ8初プレイ時、スキルポイントの割り振りを分散させてしまい非常に後悔しました。
そして誓ったのです。あのような過ちは二度と侵さないと。
そして私は決めました。
両手剣は……捨てる……!!
詳しくは以下に書いてあるのですが、要は盾装備しますしってことです。
さらに、スキルパネルは最初からある程度どんなものを習得できるかを見ることが出来ます。一部伏せられているものもありますが、先に内容を見ることによって最初からどのような方針で成長させるかを決めることができるのです。
そして私は中身を確認したあと決めました。
片手剣重視だな!!
ゆうしゃスキルにて最初に見ることが出来る覚えられる技は以下。
二フラム・デイン・トヘロス。
そんなにいらないな!!
当然初プレイ&初プレイ時は攻略絶対見ない私に、それに囲まれている技が「ゾーン必中」というとんでもスキルであることがわかるはずもなく。
ゆうしゃスキルはたまにあげる程度でいいや、片手剣めっちゃあげよ~と思ったのです。
特に「装備時こうげき力+〇」というのがいいですよね。常時+よりも好きです。この武器を使うんだー!という気概が感じられるので。
剣神スキルの右側や、真ん中の隠されたスキルについては完全にあきらめました。とりあえずはやぶさ斬りとギガスラッシュがあればいいだろう!そこを目指せばよい!と。
ときおりゆうしゃスキルも上げながら、旅もかなり進んだところで異変が起きます。
スキルパネル拡張!!!
やたらと広がるゆうしゃスキル!!
やっぱりゆうしゃスキルだったか!くそっ!!と思う私。
ドラクエ8にて、一点集中が正解だと学んだ私へのアンチテーゼである。
そして、結局両手剣のスキルもある程度上げないと欲しいスキルが手に入らないと分かった時のその絶望。やっぱり私へのアンチテーゼである。
やるなドラクエ11。あくまでも、多種多様な武器を、スキルを、楽しめと……。
勇者は正直、片手剣か両手剣を選んで、ゆうしゃスキルを上げつつそれに付随して剣神スキルを上げていく構造なので、この程度で済みました。剣神がそういう特性なので、実質スキル3つですからね。
しかしシルビアやマルティナなどはもうちょっとスキルが多いので、なかなか判断に迷いましたね。極めつけは目覚めしセーニャ。聞いてないよ!と言いたくなるレベルの拡張に、どれが正解!?となりました。
しかし、そもそもスキルの習得に正解などないのです。あるのは、プレイヤーがそのキャラをどう育てたいかだけ。
別にゾーン必中がなくたって大丈夫なのです。
言っときますけど、ゾーン必中はちゃんと手に入れましたからね?
(文・やなぎアキ)
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