前回までのあらすじ
虹色の枝に導かれた先には、凍ってしまいあかない城門があった。
一体この国に何が起きたのか?
なんとか中に入れないものだろうか……。
前回
第二十四話 扉の先はとんでもない光景だったぞ!
この城門はどうあがいてもあかないだろうな、メラでもファイアでも難しそうだ。
となると、別の入口から入るしかない!
それがあそこだ!
オレ様の嗅覚を舐めるなよな!この嗅覚でこの冒険を幾度となく支えてきたぜ!
でもこの扉だけなんで凍っていないんだろうなぁ。深く考えてもしょうがないんだろうけど、何か罠っぽさもあるぞ。
考えていても仕方ないな!
やたら静かだけど、町の中に入ったら案外みんな楽しく暮らしている可能性もある。鎖国ってやつをしているだけかもしれないしな!
それで勇者が見つかれば万々歳だ!よーし入るぞ!
あ、あれ……?外も静かなら、中も静か……?
というか、これもしかして、全部凍ってないか!?
おい、みんな!
これって……これって……全部凍っちゃってて、こおりゃまいっちゃうね、ってコト!?
………………。
い、今完全に時間が飛んでいたぞ。もしかして、スタンド攻撃か!?スタンド攻撃をオレたちは受けているんじゃないのか!?気をつけろみんな!時間を操る系のスタンドを持っているやつは大体ボスだ!多分キングクリムゾンだ!な!そうだよな!な!
…………。えーと、何の話だっけ?
次回予告
凍った城門の先にあったのは、建物も人も全てが凍ってしまった町だった。
モガマルたちは何か手掛かりはないかと探し始めるが、そこに人影が……?
次回、「すべてが凍っているぞ!」!
モガいてばかりじゃ、真の勇者にはなれないぜ!
(文・やなぎアキ)
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