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【ネタ】宇宙が一巡したロトゼタシアにありがちなこと。

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最後に一つ言っておく。

『時は加速』する。

 

 

Q. もしかしてジョジョの話をしていますか?

A. はい、そうです。

 

 

メイド・イン・ヘブンにより宇宙が一巡してしまったロトゼタシア!

この宇宙ではすべての人がこれから起こる事象を記憶しているが、それから逃れることは決してできない!例えばベロニカは、明日命の大樹にてウルノーガの襲撃を喰らい自身が命を落とすことを虫の知らせ程度に知っているが、決してそれから逃れることはできないのだ!もちろん仲間たちもベロニカが死ぬことは知っているが、逃れられない!できるのは、覚悟することのみ!

※なんのこっちゃという人はジョジョを読んでください。

 

そんな宇宙が一巡したロトゼタシアでは一体何が起こってしまうのか!

 

 

世界崩壊前に皆察するがやっぱり覚悟はできないと思う

ロトゼタシアで起きる事象と言えばやっぱりこれ。世界崩壊である。

これについては、ロトゼタシアにいるすべての生きとし生けるものが察する。

 

(あれ?命の大樹が崩壊する気がする)

(あれ?魔物がより凶悪化する気がする)

(あれ?俺死ぬ?)

 

しかし、それを逃れるすべはない。この場所にいたら死ぬとわかっていても、人は運命から逃れることはできない。どうあがいても、その場所から動くことはできない。

 

勇者たち一行も非常にまずいことになると察してはいるものの、その歩みを止めることはできない。大樹に祀られた勇者の剣に手を伸ばすことをやめられない。友に裏切られることをわかっていても、それをどうこうすることはグレイグにはできない。共に死に共に芽吹くことも、双子にはかなわない。

 

わかっている分、しんどい。覚悟なんてできるわけがなかろうが。

 

グレイグにはやっぱり勝てないと知っても諦めきれないホメロス

魔王さんサイドも当然同じ状態である。今後自分に起きる事象はなんとなくわかってしまう。

グレイグのあとをついていくのが嫌で、何とかグレイグの上に行くために魔王側についたホメロス、人間の姿を捨ててしまったホメロス。そんなあいつも、最終的にはどんなに頑張っても勝てないことを悟ってしまう。

心の中では

(どうあがいてもオレ、グレイグに勝てない気がする)

と思っていても、あの上から目線の不敵な笑いはやめられない。よりかわいそう。

彼の性格からして、自分の運命を察していたとしてもそれでもグレイグに負けたくない気持ちからなんとかあがこうとするかもしれない。

なので、やはり失敗するとわかっていても最後は勇者たちに奇襲をかけたりしてしまうだろう。そして勇者たちも心の中で(ホメロスが何か企てている気がする)と感じるわけだ。

皆が何が起こるかわかっている状況残酷すぎる。これじゃホメロスが今まで以上に道化である。

 

 

多分一巡させたのはウルノーガ

ここに来て、「では誰が宇宙を一巡させたのか?」という疑問が浮かぶ。

宇宙を一巡させて人類を幸福に導きたいとかいうやべー思想の持主、誰だ?

やはりウルノーガだろうか。彼は神話の時代を生きた人物、思考も常人ではないだろう。しかし、彼は別に人類を幸福に導きたいわけではなかろう。宇宙を一巡させることですべてを掌握できると考えたに違いない。どっちにしろやばい。

恐らくは、命の大樹にて勇者の力を手に入れたウルノーガは邪神をも打倒し、そこで時を加速させて宇宙を一巡させたのだろう。

勇者たち、なすすべなし。我々が知っている過ぎ去りし時を求める前とは歴史が違うのだろう。ウルノーガは宇宙を一巡させることによって、世界を掌握した。

もう世界を救うことはできない。

 

 

運命に打ち勝つのはやっぱり勇者

さすがに世界を救えないというのはドラクエとしていかがなものか。

必ず救いはあるはずだ。

世界を救うことが出来る存在、それはいついかなるときでも勇者であるッ!!

勇者のみが持つ時を遡るスタンド!

そして『時は遡る』!

これを命の大樹での例の出来事が起こる前に発動することにより、勇者は時を遡り、宇宙をそもそも一巡させない!運命のない世界!それこそがウルノーガの弱点!

そして時を遡った主人公は、ウルノーガに打ち勝つのだ!

「正義の道」を歩むことこそが「運命」なのだ!

 

引力、即ち愛!

 

 

 

(文・リモート侍)

 

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