漫画やアニメは話題になると何かと実写化の話が上がります。
そのたびに期待と不安、というか今はほぼ不安の声が上がります。しかし、実写化全てが失敗というわけではありません。アベンジャーズをごらんなさい！
さて、ドラクエは2019年にCGアニメの映画になりましたが、じゃあもし仮に実写化且つ映画化されてしまったらたらどうなるか考えてみたいと思います。
キャスト
実写化する際にその成功を左右すると言っても過言ではない要素、それはキャストです。ここで観客の心を掴めなければおしまいです。
話題性に乗せられずに、キャラにあったキャスティングをすることが大事。ですが、それがなかなか難しい。最近だと『約束のネバーランド』のシスタークローネ役に渡辺直美さんが抜擢されたときは、「めちゃくちゃぴったり！」と絶賛されていました。そういう采配が大事。
で、じゃあ誰がいいのかという話ですが、悲しいかな筆者は日本の俳優さんに全然詳しくありません。つら。お知恵を貸してください。
とりあえず、全ての英知が集合するTwitterで「ドラクエ11 実写化」で調べた結果、ハンフリーは鈴木亮平さんという意見を見つけました。たしかにしっくりきます。
ハンフリー 鈴木亮平
ってエンドロールに流れるのがまざまざと見えます。
このキャスト一点張りで乗り切りましょう。あとは流行りの若手を起用してお茶を濁しましょう。
あとホメロスに及川光博さんを！という声もいくつかみかけました。たしかに前髪をかきあげるあの仕草はミッチーであれば完璧に再現してくれそうです。
他に複数見かけたのは、
シルビアに北村一輝さん、マルティナに菜々緒さんでした。シルビア役にはもう少し身長と細マッチョらしさが欲しいですが、たしかに顔の濃さはいい感じかもしれません。菜々緒さんは長身ですし、マルティナの髪型も似合いそうなので確かによさげですね。
ストーリーはどこまで
ドラクエ11のストーリーは歴代最高との評価もあるほどに素晴らしい出来栄えです。そして長いです。長いのですが、どのエピソードも印象深く外すことができません。
しかし実写映画化するにあたって、ストーリーをすべて行うのには無理があります。「駆け足すぎ！情緒も減ったくれもない！」と怒られてしまいます。しかし削ったら削ったで「なんであのエピソードを削るのか、エアプ乙」と言われてしまいます。負け戦。
ここはシリーズ化してしまうのがいいでしょう。なにも一作で完結させる必要はありません。
仲間を集める序盤についてを映像化するとさすがにシリーズ化しても尺を取りすぎると思うので、そこは泣く泣く割愛。勇者が追われながらも信頼できる仲間を集めていく様は回想かなんかで補ってもらいます（迷采配）。
話としては、仲間を失ってしまって終わりの第一章、魔王を倒し平和を取り戻したあと仲間を救えるかもしれないと希望を見出すまでが第二章、邪神を倒してハッピーエンドで第三章、でしょう。お、よさげじゃないですか？
これだけ分けてもストーリーをカットする部分は多いでしょうが、そこはもう仕方ないです。
全三部作の壮大なストーリーの幕開けです。
多分続編は作られない
とかって続編の計画を練ってまでスタートした実写化って、一作目が振るわずに続編制作中止になったりします。
近年だとテラフォーマーズやジョジョの奇妙な冒険などですね。続編を匂わせておいて、人気がなかったからなのか、キャスト側の都合か、とにかくそのまま「続編？なんですかそれ？」と言わんばかりに消失していく企画……。待ち続けるファンもいますけどね、私はさすがにどろろの続編は諦めました。
そんなわけで、ドラクエ11の実写映画も第一章を公開したのち大して観客動員数を稼げずに続編企画は打ち切りになるのでしょう。
仕方ないことです。だってゲームやった方が面白いんだもの。
るろうに剣心や進撃の巨人の実写化のように、1作目2作目を一気に撮影して一か月あけての公開であればなんとかなるかもしれません。が、さきほど3部作と決めてしまったので1作は公開までにあきができてしまうでしょう。どう頑張っても無理ですね。
失敗前提で語ってしまいましたが、ハンフリー役に鈴木亮平さんは本当にナイスチョイスだと思うので、それだけでも満足です。
（文・リモート侍）
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