前回までのあらすじ
怪しい集団、光の教団はサンチョがいた世界に元々いた!
彼らが異世界からやってきた脅威だと考えたモガマルたちは、塔を発見する。
それはどうやらサンチョのいた世界にもあったようで、ここに光の教団がいるかもしれない!
第十三話 ジャミ登場だぞ!
偶然発見した塔だったけど、ここがもしかしたら光の教団の本拠地かもしれないんだよな。
ということでてっぺんまでのぼって来てみたが……なんだ?誰かいるぞ?
うおーーーーウマ男~~~!!!
巷ではウマ娘とやらが猛威を振るっているが、まさかこんなところにも余波が来ていたとは……。これの女性バージョンがウマ娘なのか?もっと可愛いものだと思っていたけど、思ったより馬だなぁ……。
しかも言っていることはウマ娘というか、どこかの鬼みたいだし。お前も光の教団に入らないか?じゃん、こんなの。
あ、こいつがジャミか。さすがモガマル鋭いな。
ということは、こいつが光の教団の親玉!?
そうだそうだ!オレたちは光の教団なんかには屈しない!子どもたちを返せ!お前みたいな馬、怖くないぞ!
なんだぁ?こいつ。意外と甘ちゃんだなぁ?こんなところまで暴かれたのであれば、歯向かうやつは全員消し去るべきだろうに、帰れだとぉ?お前さては、怖いんだな?このモガマルさまが怖いんだろう!
お前こそ、命が惜しくば子供たちを返せ!
行けモガマル!光の教団なんて目じゃないってことを、見せてやれ!!
うおおおおお、近くで見るとめちゃくちゃ筋骨隆々!!!ずっとこっちにマッスルポーズを見せてくるし、こいつ一体なんなんだ~~!?
その割に下半身がそれほど発達してないぞ~~!?
こんなやつ、モガマルのパンチで一発で沈めてやるぜ!
はんっ!楽勝だったな、口ほどにもない!!
これで光の教団はおしまいだぜ!!今回の冒険は随分さっさと終わったな!いつもはものすごい長丁場になるってのに、いやそれはこっちの話。
……ん?でもゲマさま……?
そうだな、わざわざ「さま」付けをしていたってことは、こいつよりもっと上のやつがいるってことだよな。
これで全て終わったかと思ったけど、もしかして全然これからなのか?子供たちは一体どこに消えたんだ!?
次回予告
ジャミを倒しこれにて一件落着かと思っていたが、やつよりもさらに裏がいた!
突如登場したそいつは不敵に笑うと、モガマルたちに攻撃を仕掛けてきた!
次回、「ゲマ登場だぞ!」!
モガいてばかりじゃ、花嫁に愛想つかされるぜ!
(文・やなぎアキ)
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