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【ダイの大冒険】ダイ大第三十六話感想!チウの勇気に乾杯!

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ダイ大が始まった当初はちゃんとリアタイをしていたのに、それができなくなってからどれくらい経つでしょう。

今回は無理でしたが、次回からはリアタイできるように起きてみたいです。

でも多分無理です。

 

各話感想はこちら

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

では、36話「超魔生物対チウ」いってみましょう!

 

 

ザムザ強し!

ザボエラの息子であり、超魔生物の研究を進めているザムザ!なんと、そのザムザ自身が超魔生物(未完成)なのだった!

スピードもパワーも、変身前とは段違い!

しかも変身したザムザには、紋章の力を持つダイでもダメージを与えられない!さらにさらに力を使いすぎたダイはガス欠気味だぁあああ!

 

ピンチです。毎度毎度ピンチです。

 

くそぉバランや他の軍団長相手にピンチになるならまだしも、こんな美しさのかけらもないやつ相手にピンチになるとはぁ。くやしい!ぽっと出のくせに!

 ザムザのハサミにとらわれたダイは、ザムザの腹の口に食われそうになります!きもいな!腹に口あるの、純粋にきもいな!

必死に抵抗するダイはなんとかザムザの手から逃れますが、いよいよ限界です。目もかすみ、その場に倒れこんでしまいます。

食べられるぅううううう!!きもい口に食べられるぅううううう!

 

しかしまだポップがいる!

指先に集中させたギラでザムザにいくつかのダメージを与え、さらにそこに特大メラゾーマをぶちこむ!バランの血を与えられ死からよみがえった新生ポップの初陣だあああああ!!

これを喰らい、さすがにザムザはひるむ!

この隙にダイを助けるようチウに言いますが、超魔生物を前にしチウは震えが止まりません。あまりにも強大な力を前にしてこれは、当然の結果でしょう。

仕方なく単身ダイを助けに行くポップ!

 

しかし!

ザムザはやっぱり全然こたえてない!

それどころか、ダイが破壊したはさみやポップが与えたダメージはあっという間に治癒してしまいます。改造された肉体であり驚異的な治癒能力、こいつ、ウルヴァリンか……?

ここまで完璧な肉体を持っていますが、変身すると魔法が使えないという欠点があるそうです。

いやもう魔法とかどうでもよくない?そこまで来たら。と思いますが、完璧な生き物を作ることに余念がないザムザは、ダイたちを倒してからゆっくり研究をしていくようです。

 

あえなく返り討ちにあうポップ。

ふたたび囚われてしまうダイ。

 

そして!あのきもい口に食べられてしまった!

 

きもい!きもすぎる!きもすぎるんだが!

 

そしてチウがしっぽの震えを自ら止め、その瞳に闘志を燃やす!

 

勇敢なおおねずみチウ!

そしてザムザはポップをモルモットとして実験材料に使おうとします。当然それを突っぱねるポップ。

 それならばと攻撃に転じようとするザムザ。

 

それを止めたのは、チウだーーーー!!

 

堂々としたふるまいでザムザの前に現れたチウ!ダイですらやられたというのに、チウに一体何ができるというのか!

しかし彼は、しっぽの震えを必死に抑えて、強大な敵に立ち向かう!

さぁ行け!チウ!!!

 

 

まぁ一撃で吹き飛ばされるんですけどね!!!!!

 

 

それでもまだまだ果敢に立ち向かうチウ!絶対に逃げないチウ!

 

 

一方、ザムザの作った生きた牢に閉じ込められているマァムは、必死に外に出ようとします。

しかし、その場にいた他の選手たちは完全にあきらめムードです。拳も剣も魔法もきかないのに、一体どうやって脱出するというのでしょう。

そこに喝を入れるのがマァム!それでこそマァム!力任せに牢を殴ります。

 

そこに謎の幽霊コスチュームの選手が声をかけます。修行で身につけた力のすべてを発揮すれば脱出できるはずだ、と諭します。なんだぁこいつぅ?マァムはその正体に気づいたようです。

しかし、そこに突如として怪しげなガスが!どうやら麻痺させる効果がある模様!このままではまずいです!

 

 

外ではチウがまだまだ頑張っています!何度やられようとも頑張っています!

そんなチウの姿を見て、かつての自分を思い出すポップ。かつての自分ではあそこまでできなかった。あんな勇気はなかった、そう思い返しチウのことを見直します。

チウはポップに「仲間を見捨てて逃げちまうようなやつは、最低のくずだ!」と自分が戦い続けることはさも当然のように言います。そんな最低なくずに一時はなってしまっていた過去の自分を思い返しては耳が痛くなるポップ。強大な敵を前に逃げ出してしまうことはごく当たり前のことです。それをポップは様々な人の支えの元克服してきました。そうして勇気を得たのです。そしてチウはその勇気をすでに持っている!これだけで、尊敬できるものでしょう。

 

ポップはダイを助けるためにチウに協力を仰ぎます。

今からザムザの腹の口を開けるから、そこめがけて一発かませばダイは出てくるだろう、と。

 

そしてポップは魔法力を集中させると、なんと、あの技を使うのだったッッッッ!!!

 

 

フィンガーフレアボムズ!!!!!

 

 

これはぁあああああ!!!!

あの悪名高きフレイザードのわざぁあああああああああああ!!!!!!!!

オープニングで出ていた時から、あれ?これフレイザードの技?とは思っていたがやはりぃいいいい!!

敵の技であろうと有用であればそれを会得する!これが戦いだ!これが戦場だ!

技を借りるぜフレイザード!!!!!!!!

激アツぅうううううう!!!

今のポップではフレイザードのように5発同時にとはいかず3発までですが、それでも十分すぎる威力!

 

これをもろに喰らってはさすがのザムザもひとたまりもない!

 

それでまぁ火がやばすぎて呼吸がままならなくなったザムザは、思わず腹の口で呼吸を始める!きめぇ!!!そこでも呼吸できるの、きもすぎる!

そこが勝機!!

 

マァム脱出!!

腹の口を思わず開けたザムザに一撃を浴びせる時だ、チウ!

しかし、一体どうやって……?

すると脳裏によぎるダイの言葉。頭突きとか体当たりで戦えばいいじゃんか。

あまりにもスマートではない、武闘家としてかっこよくない戦い方……!

 

だけど、今はそれが最善!かっこうなんていい!

今!最強の!一撃を!食らわせるんだよぉおおおおおおおおおおおおおお!

強烈なスピンをかけて体当たりだぁあああああああああ!!

 

その一撃を喰らい、思わず腹の口、腹口はダイを吐き出す!汚い!

しかし、思いがけずカッコいい技ができたことに油断したチウはザムザに踏みつぶされてしまいます。窮鼠包包拳(きゅうそくるくるけん)なんて名前を付けている場合じゃないよぉ。

 

一方牢の中では、ガスによってゲホゲホの選手たち。しかしその中で、マァムだけは自身の回復魔力を全身にまとわせることで平然としていられるのでした。さすが、かつてはパーティーを回復魔法で支えた戦士!私もドラクエ3をプレイするときは僧侶をよく武闘家に転職させて、回復も使える武闘家に育ててました!わかるわかる!

 

マァムは精神を集中させると、牢を脱出するために一つの技を出す!

それは武神流秘奥義!!すごそう!

そして拳に気をまとい、肉の牢を!突き破る!!

すげぇえええ!!試合のときとは比べものにもならない!やっぱりとんでもなくレベルアップしていやがったんですね、マァムさん!

 

こうして!ザムザのバイオプリズンを脱出したマァム!

そのままザムザにも一撃を喰らわせる!

チウのこともベホイミで助けてあげる!

もうポップやヒュンケルに助けられる存在じゃない!

キャー!すてきー!私も助けられたーい!

 

 

他の選手たちは到底戦えそうもありません。ロモス王は兵たちにすぐ助けるよう命じます。ロモス王、人がいいせいで騙されるんだけど、人がいいからすぐこういう命令できて好き。

 

マァムはザムザに怒りを向けます。

人間の命もモンスターの命ももてあそぶことは誰にも許されない!

 

ザムザはそれに反論します。神に近づくためなら他の命がどう生きようが死のうが知ったことではない、と。その間、いまだにダイは口の中からちょっと頭と手を出している状態です。ちょっとシュールです。早く出してあげたい。

 

マァムは、ザムザに命の痛みを教えるために、その拳をふるうのだ!

なんと、さきほどマァムが与えたダメージをザムザは治癒できないのです!

これが武神流最大の秘奥義、閃華裂光拳!先ほど牢を破ったのもこの技!

 

そして今!マァムとザムザの戦いが始まる!!

 

 

 

今回は主人公のダイではなく、その仲間たちが皆いい感じに活躍する回でしたね。

やっぱりマァムがいてくれると安心します。

戦力的な意味でもそうなんですけど、まっすぐ敵を説いてくれるのが気持ちいいです。ダイもポップも正義ではあるんですけど、人間的だったり迷いがあったりして、その点マァムは本当にまっすぐですね。たまにそれが頑固だなぁと思うときもありますが、バラン編で「マァムがいたらな……」と思うことが何度もあったのでこのまっすぐさはやはりパーティーに必要なのです。

 

あとダイを早く口から出してあげたいです。

 

(文・やなぎアキ)

 

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