マーニャとミネア。モンバーバラの姉妹。
マーニャが姉でミネアが妹。カジノが好きでだらしないのがマーニャ、そんな姉に手を焼くしっかり者のミネア。どっちが姉だかわかったもんじゃない。
でもヒーローズ2でマーニャが登場したときの彼女の姉力(あねりょくでもあねぢからでもどっちてもかまわない)は半端ない。
マーニャの登場場所はクレティア。
クレティアの女王にあらぬ疑いをかけられたラゼルたちの前にあらわれ、戦いを挑んできたのだ。
どうやらマーニャはクレティアの女王に褒美をだしに雇われたようなのだった。
ドラゴラムを使って猛攻を仕掛けてくるマーニャをなんとか倒すラゼルたち!
トルネコォオオオオオ!!!
そしてなんとか戦いが終わったあと、マーニャとミネアは剣、ではなくカードと扇を交える!
ミネアのタロットカード攻撃!
よく考えたら殺傷能力のあるタロットカードって怖い!
そしてマーニャの扇攻撃!
殺傷能力のある扇怖い。
これね!この、お互いの攻撃がキィィン!ってはじきあう感じね!実力が拮抗している感じね!
マーニャは攻撃派だけど、ミネアはどちらかといえば回復・補助キャラだしなんか意外だよね!でもよく考えたらミネアの方がマーニャより強力な武器防具が装備できるし打倒かもね!
そしてここで余裕たっぷりの表情を見せるマーニャ。
すでにラゼルたちとの戦闘で負けているとは思えないこの余裕っぷり。やはり妹の手前、必死な姿を見せたくないのか。いやそもそもマーニャが必死な姿見せているところ、カジノ以外ではあまり想像がつかない。
ミネア あんた結構やるじゃないの。
そしてこのセリフである!妹に負けるなどということは絶対にありえないという圧倒的姉の立場からのセリフ!ぐうたらなイメージであった姉からの脱出!そしてやはりヒーローズのマーニャはめちゃくちゃ美人だ!
もうワンショット。
余裕しゃくしゃく、これが圧倒的姉力。高みからのセリフ。
そういう姉さんこそ。
負けじと返すミネアだが、どうしても余裕っぷりが姉を超えることができない!でも普段は控えめなミネアが、姉が相手だと強気に出るのもまたいい!
そして再び構えを取るマーニャ!第二ラウンドのコングがなるか!?
やーめたっと。
と思えば急に戦う気が失せた様子のマーニャ。
この、戦うかどうかの選択権を握っているのもまた姉なのだ!姉の意思一つで、妹のやる気などお構いなしにやるかやらないかを決められる!気まぐれでわがまま、でも姉であるというマーニャの性格がよく現れた一言!
あまりの傍若無人ぶりに驚くミネア。かなわない。妹ではこの姉の奔放っぷりにかなわないのだッ……!
一旦シャッターチャンスを間違えたラゼルで休憩。
これ以上やっても 疲れるだけだもの。
歪みねぇ~~~。
疲れるからもうやりたくないとかいう、戦場ではあってはならないわがまま!でもそれが許される!なぜなら相手はミネアであり、自分はミネアの姉だから!これが風格!傍若無人な風格!
今回は特別。
あんたの勝ちってことにしてあげる。
強すぎる。もうこんなこと言われたらね、私がミネアだったら「姉さんには一生かなうことがないんだ」って思っちゃうね。
勝ち、ゆずられた~~~~~ってなるよね。でもそれが許されるのよ、それがマーニャの姉力なのよ。ミネアはそんなマーニャの妹だからね、「また姉さんの気まぐれに付き合わされたわ」って感じなんですよ。この姉妹尊すぎる。
そしてこの顔である。
長年姉妹やってねぇよ!敵討ちって重い使命一緒にこなしてんだよ!なんだかんだ意思疎通しているんだよ!入り込む隙があったもんじゃねぇ!原作セーラームーンで、スターライツにつめられたときの美奈子ちゃんとレイちゃんみたいだなぁ!(伝われ)
そしてここでマーニャの雇い主であるクレティアの女王が苦言を呈する。
褒美で釣った忠誠心などあてにはならないか、と。
ごめんねー 女王様。
こびねぇ、こびねぇマーニャ。相手が女王であってもこびねぇ。権力に弱そうに見えてこびねぇ。ヒーローズ1のときは権力に弱い節もあったが。
姉妹ゲンカはもうたくさんなのよ。
いやああああああああ!!
妹の肩を抱く姉、かっこいいいいいいいいいいい!!!!!!
一生ついていきたい~~~~~~~!!
でも落ち着いて、この人、カジノ狂いだから。
それを思い出して、なんとか騙されないようにするのであった。
それにしても麗しい姉妹である。
(文・やなぎアキ)
関連記事