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【ダイの大冒険】ダイ大二十五話感想!ちょっとバランが強すぎて勝てるビジョン浮かばないなぁ。

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前回のダイ大放映後、Twitterではディーノに拒否られた父・バランが落ち込むというイラストが散見されました。

バランがかわいくて最高でした。

これだからTwitterはやめられない。

 

 

さぁ、ダイ大ももう二十五話!

とうとうアニメでは未到達の域にまで達したようですね。

 

各話感想はこちら

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

 

竜闘気!

前回に引き続き、バランとクロコダインの一騎打ち!

しかし、クロコダインまったく歯が立ちません!バランの体をまとう竜闘気(ドラゴニックオーラ)は全身を鋼鉄のごとき強度にし、魔法も全く効かなくなるのです。ダイも紋章を発動したとき、この闘気に覆われていたため通常ではありえないほどの強度になっていたんですね。

この状態のバランはもはや地上最強の生物!クロコダインの攻撃をもろともせず、彼の視界を難なく奪います。

 

レオナはギガブレイクにやられたダイの救出に向かい、ポップはクロコダインのもとに走ります。しかし、先述した通り、バランには魔法が一切効きません!それでも、ポップはバランに対峙します!

竜闘気は魔法は効きませんが、それ以上の闘気があればいかにバランでも傷を負います。そのためバランはクロコダインをある意味恐れてはいるのです。しかしその点でいえば、ポップなど蚊ほども恐れるに足りません!!

 

だとしても!ポップは逃げない!

これまでのポップは、魔法を駆使して戦ってきました。一見魔法が効かない敵だとしても、どこかに隙はあると、そこを突いて戦ってきました。それに、あのハドラーと戦ったときは、後ろにマァムがいました。好きな人を守るため、勇気を振り絞って戦うポップの姿がそこにあったのです。

しかし今回は、別にマァムもいないし、しかも今度こそ魔法が全く効かない敵です。

それでも逃げないポップ!彼はもう、いかなる相手であっても、そして守るべき相手が誰であっても、最後まで戦う覚悟がそこにできたのです。逃げるのではなく、戦う覚悟が!

 

そんなポップをクロコダインは止めます。

もう左腕でしか戦えないクロコダインは、たとえ両目を失ってもまだ心の目があると言います。ポップがぬぐってくれた心の目が。

ロモスの戦いのときに、命を懸けてクロコダインと戦ったポップ。その姿に、クロコダインは人間のすばらしさを見たのです。クロコダインを照らす太陽がダイなのであれば、その太陽を見るために、その目をぬぐってくれたのはポップなのでしょう。ポップがいなければ、そもそもダイという光に気づくことはなかったのですから。

敵わない敵だからと手をこまねいていては、仲間たる資格がない、と。とっくに仲間だと思ってはいましたが、本人の口からこのように聞くと、そうだ、クロコダインは仲間なんだと改めて思うことができますね。

 

その言葉を聞いて、ポップは決意します。死ぬときは一緒だと。

 

 

勇者ダイ、その力!

バランは再び剣を抜き、ギガブレイクの構えを取ります。

先ほどは相手が息子だったため幾分か手加減をしていたようですが、人間に味方するクロコダインを生かしておくわけにはいかないと判断したバランは、今度は全力でギガブレイクを打つようです。

そしてバランがまさに、ギガブレイクを使おうとしたその時!

 

ダイが湖から復活します!

レオナのベホマにより体力全快のダイは、竜の紋章を発動させバランの前に立ちふさがります。

 

しかし、そんなことでバランの攻撃の手は止まりません。

全員まとめて消し飛ばすため、ギガデインを唱えます。そしてその強大な雷がバランの剣に……

 

いいや!

そこにダイが剣を投げる!そしてその剣が見事雷を受け止め、バランのギガブレイクを阻止します!!

そのままパプニカのナイフを抜くと、アバンストラッシュをバランめがけて放つ!

そのタイミングに合わせて、クロコダインの獣王会心撃がぁぁぁぁぁぁあああああああ!!

バダックさん!見てくれ!これが獣王会心撃だ!これがおれたちの仲間、クロコダインの獣王会心撃だよ!!うわああああああああ!!

 

作画がすごかったです……。

 

強烈な一撃を食らわせたクロコダインでしたが、バランから受けた傷はただ事ではないようです。すぐにレオナの呪文で癒す必要がありそうです。

ですが、メルルが一足早くクロコダインに回復呪文をかけます。私だって簡単な回復呪文くらいできます、となぜか頬を赤らめるメルル。これは、あれですか?ポップとのフラグやっぱり立ってるんですか?そろそろ認めなきゃいけないんですか?わかりました、心の準備をしておきます……。

 

ダイとクロコダインは、回復はレオナに任せて早く逃げるよう言います。そうですね、私もそう思います。多少か呪文の心得はあるようですが、ここは戦場です。フレイザードじゃないですけど、戦場においては男も女も関係なく死んでしまうので、一般人は巻き込まれないように逃げておく方がいいと思いますね。足手まといになりかねませんし。何より相手はバランですから、あれほどの攻撃を食らっても恐らくやられていないでしょう。

 

と言っているうちに、思った通りにバランが噴煙から姿を見せます。このときのポップの表情と声がもう最高です。絶望顔です。ダイ大は作画と声優がよすぎるんだぁ。

 

しかし、バランと言えども無傷では済まなかったようです。その頭から、人間と同じ赤い血を流すバラン。

改めてダイの力は放っておいてはいけないと考えるバラン。そして、その力に大きく作用しているのは、仲間の存在だろうと気付きます。ダイを思う仲間たちが命を懸けて力を尽くし、仲間たちを思うダイの心がその力を数倍にまで高めているのです。このときダイのバックに仲間たちがばぁーって流れていくんですが、最後がアバン先生でしかもその表情があまりにも笑顔すぎてそれだけでちょっと泣けてしまいました。アバン先生は常にダイの力になってくれているんだ……。

 

バランはダイの力を恐れ、自身の力を全て使ってダイの力の根源を奪おうとします。

そして紋章の力を一気に最大限に引き出し始めます。

するとダイの紋章が共鳴を始め、ブラスじいちゃんやデルムリン島のみんな、そしてこれまでの冒険で出会った人々との思い出が次々と浮かび、次の瞬間すべてがひび割れてしまいました。

そしてその場に気絶してしまったのです。

 

竜の騎士はその時代に一人しか存在しないはずで、このように二人存在するとこは本来ではないことだと思うのですが、紋章を共鳴させ攻撃に転じるなんていう使い方を知っているバラン、すごくないですか?多分歴代竜の騎士の中でも相当の手練れなんでしょうね。

 

バランは、息子には不要なものを奪った、いずれ改めてディーノをもらいに来る、と言い残し去っていきました。

 

ほっとするポップたちでしたが、目を覚ましたダイは衝撃の一言を言います。

 

 

君たち、誰?

 

 

記憶をなくしたダイ

ひとまずメルルたちにかくまってもらうことにしたポップたち。メルルが言うには、これほどの戦いがあったにも関わらず、国中引きこもったり祈るばかりで、まったく騒ぎになっていないようでした。

 

そして、ダイは完全に記憶を失ってしまいました。

心配の声をかけるゴメちゃんにも、名前を尋ね、友達になってほしいとお願いするほどです。これはあまりにもかわいそう。ゴメちゃんは仲間たちの中でも誰よりもダイとの付き合いは長く、一番の親友と言っても過言ではないのに。辛すぎる。

ゴメちゃんが泣いている理由すら、ダイにはわからないのです。

 

その様子を見てクロコダインは、バランはダイの人間としての記憶を奪ったのだろうと推測します。バランにとって、それは息子には不要なものだと感じたのでしょう。それがあるから、魔王軍にとって脅威であるあの力があるのですから。バランの竜闘気による膨大なエネルギーは、幼いダイには耐えきれるものではなく、その結果すべての記憶を失ってしまったとのことです……。

レオナはダイの手を取り、本当に自分のことも忘れたのかと問いますが、ダイはそもそも自分の名前も忘れてしまっている状態。レオナは涙ながらに自分との出会いについて話聞かせますが、ダイは頭痛にさいなまれ、紋章からは血でもない何かが流れ落ちます。

ダイはポップの名前すらも忘れてしまっており、お兄ちゃんなどと呼ぶ始末。思わずポップはダイの胸倉をつかみ、自分のことも自分たちのために死んだアバン先生のことも忘れてしまったのかと、もう殴りかかるほどの勢いです。無理やりにダイを外に出すと剣を渡し、亡き師の奥義、あのヒュンケルも会得できなかった必殺技、アバンストラッシュを使うよう叫びます。しかしダイにその言葉は届かず、剣を投げ捨てレオナに泣きつきます。その姿は、戦いを知らないただの幼い少年でした。仲間を守るため、勇気を持って戦うダイの姿は、どこにもありませんでした。

 

どうしてここにマァムがいないんだろう……。こういう精神的にやられているときって、どうしてもマァムを求めてしまうな。マァムは安定感があるんですよね、芯がしっかりしているから。

 

魔王軍の本拠地では、バランがいまだ戻ってきていない様子です。

どうやらバランは体力を回復させながら、次なる手をすでに打っていました。

バランは最強の部下、竜騎衆を呼び寄せていました。

 

陸海空のドラゴンを操るドラゴンライダー、三界の覇者である竜騎衆を従えているからこそ、竜騎将バランは最強なのです。

これはいよいよハドラーの地位が危うくなってきました。というか、なんとなくバランの方が強そうなんですけど、なんでハドラーの方が役職上なんですかね。やっぱり前職では魔王をやっていたっていう職歴が響いたのかな。面接での自己アピールがうまかったんでしょうね、ハドラーの方が。

 

そして現れた竜騎衆!空戦騎ガルダンディー!海戦騎ボラホーン!陸戦騎ラーハルト!

めっちゃかっこええーーー!これ旧アニメではここまで描けなかったわけですからね!これは恐らくファン大歓喜だったでしょう!私は初見なのでかっこえええええという感想だけですが。

竜騎衆の登場もかっこええんですが、バランが一々渋いのがまたかっこええです。結局一番かっこええのバランみたいなところありますね。

 

 

なんてはしゃいでしまいましたが、ダイたちはそれどころではありません。

ダイの記憶はないし、竜騎衆は襲ってくるしで、次回は絶対絶命大ピンチになりそうです。

一体どうなってしまうの~~~!!?

 

(文・やなぎアキ)

 

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