土曜の9時半、ダイの大冒険!
今回はちゃんと9時半に起きたのですが、テレビをつけて布団にもぐってそのまま寝落ちしていました。
次回はちゃんとリアタイしたいです。
さて、今回は「不死身の救世主」ということで、うすうす誰が登場するのか勘づきますが、ニヤニヤしながら待ちましょう!
今回もポップの見せ場がたくさんだ!
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アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト
待ち受ける魔王軍!
フレイザードの術を破りレオナ姫を助けるため、ダイたちは再びバルジの島に上陸しました。
ダイ&ゴメちゃんとバダックさん、ポップとマァムの二手に分かれて二つの塔を爆破することに!
しかしハドラーがダイ抹殺のために魔王軍の残りの軍団(バラン以外)をバルジの島に集めていたのです!
通常だとフレイザード戦になるところを、まさか他の軍団も出てくるのですからストーリーの構成が秀逸です。王道であるいわゆる勝ち上がり方式ではなく、途中途中でこういったイレギュラーな大決戦を挟むとは、まったくもって予想していませんでした。王道と言われながらも長く愛されるゆえんを見た気がします。
というわけで、ダイの方にはザボエラ率いる妖魔士団とミストバーン率いる魔影軍団が、ポップとマァムの方にはハドラーと……ハドラーさんが連れていた魔物たちはどこかの軍団に所属しているんですか?アークデーモンとかいましたけど。とにかく、ポップとマァムのところにはハドラーがいました!
ハドラーといえばアバン先生を死なせた張本人。
ポップは怒ります。
ハドラー何回か登場していたから忘れていましたけど、会うのはこれがまだ二回目なんですね。
ハドラーもまたポップがあの時の戦いのそばにいた魔法使いであることに気づきます。ひ弱な弟子が必死に戦いここまできたが、ここで討ち死にかと、大笑いします。めっちゃ笑います。やなやつです。
しかしここでポップは引きません。たとえ死んだとしても、先生の恨みの何分の一でもいいからお前の体に刻んでやる!と。成長です。以前のポップなら真っ先に逃げていたのに……。師をもってしても倒せなかった相手に対して、物怖じしないその姿勢、本当に成長……。
マァムも、アバン先生を死なせたハドラーが目の前にいて、またアバン先生が死んだのは優しさとかいうサルにも劣る低次元の感情のせいだと笑う彼に対して怒りを爆発させます。そして襲い掛かりますが、あえなく返り討ちにあいます。一撃で倒れるマァムにさらに追撃を重ねるハドラー!
思わずマァムをかばうポップ!
ああああああああああ!ポップぅうううううううううう!!!
というところで場面が変わります。
いいぞ、場面の切り替えいいぞ。
こういうちょくちょくある場面の切り替えは臨場感があって好きです。
たくさんのモンスターに囲まれてしまったダイとバダックさん。いくらダイがレベルアップしたからといって、多勢に無勢です。
アバンストラッシュで敵を蹴散らそうとするも、ミストバーンに阻まれます。
そしてミストバーンがダイに対して使った技は、なんと闘魔傀儡掌!これにより身動きが取れなくなるダイ!これはヒュンケルの技では?
いいえ、これは元々ミストバーンの技をヒュンケルが教わっただけなのです。たしかにアバン先生の修行を終えたヒュンケルを拾ったのはミストバーンでした。つまり、暗黒闘気を操る技においては、ミストバーンの方が上!?絶望が過ぎる!
そしてバダックさんは、ザボエラからザラキを受けてしまいます!
おい!それは卑怯だろ!ハリーポッターで言うところのアバダケダブラなんだから、これこそ禁忌だろ!バダックさん死んだーーー!!
と思いましたが、どうやらダイ大のザラキはひっきりなしに聞こえてくる死の声に負けたときに死ぬらしいです。つまり気力が持つ限りは死なないんですね。しかしいつまで持つことやら……。
というあっちもこっちも大ピンチです。
漢ポップ、マァムを守れ!
マァムをかばい足に大ダメージを受けてしまったポップ。男前だ……。
ハドラーはアバン先生を倒したことにより、褒美としてめちゃくちゃにパワーアップしたらしいです。つまりアバン先生を倒したときよりも強くなっている……!!
そんなん絶対勝ち目ないですじゃん。またしても大笑いのハドラー。今回ものすごく上機嫌ですね。
絶望してしまうポップ。だめだよポップ!それじゃ以前の君と変わらないよ!勇気を持って!
ハドラーはベギラマで追い打ちをかけようとします。
だめだよポップ!下を向かないで!ポップーーー!!
そんなポップの胸を、苦しみの顔でマァムがつかみます。
ポップは我に返ります。マァムを守るためにも、諦めない!好きな女を守るためにも、絶望はしない!そして、大事な仲間、ダイを助けるためにも、戦うんだ!あの弱虫で逃げ腰だったポップは、もうここにはいないんだ!!ここにいるのは、アバン先生の弟子、アバンの使徒であり、マトリフを師匠に持つ、魔法使いポップなんだ!!
ハドラーのベギラマが放たれたその時、ポップは強大な敵に向き直る!必死の思いで、ベギラマを放つポップ!ついこの間ギラを覚えたばかりだったポップが、ベギラマを!
初めからメラゾーマを打てたポップですが、ギラはまだそんなに使えなかったんですよね。多分ダイの大冒険って、ギラ系優遇だと思います。これはドラクエ1から存在している最古の攻撃呪文であるギラ先輩への熱いリスペクトだと思います。
ポップのベギラマに押されるハドラー!
俺のギャリック砲にそっくりだ!って言いながらかめはめ波に負けたベジータを思い出します。
そしてポップは、バダックさんからもらった爆弾を宙に放りベギラマで爆発させ追撃します。
仲間を守りたいその気持ちは、大きな勇気に変わりました!かっこいいぞポップ!お前が第二の主人公だ!というか最近はむしろ一番主人公主人公しているぞ!
さぁ、これでなんとか危機は脱した!?
いや、そんなことはない!ハドラーはこんなことではやられない!炎の中から浮かび上がるハドラーの影!そういえば昨日1月31日はFF7の発売記念日でした!ええ、FF7のセフィロスみたいだなって思いました!
結局ピンチのままだぞポップぅ!!
そして、ハドラーは放つ!
ベギラゴンを!!!!!!!
ピンチにかけつけた救世主は?
ところ変わってダイたちも相変わらずピンチです。
ゴメちゃんの機転でなんとかミストバーンの術から逃れ、バダックさんも助けるダイですが、依然ピンチであることには変わりありません。
なんせ数が多すぎる!軍団長も二人いてしんどい!ずっと多勢に無勢!
ダイもめずらしく、自分1人の力では守り切れないかもしれない、と弱気です。弱気を見せるダイの姿、新鮮でいい。無鉄砲に相手に向かっていったダイも、この間のフレイザード戦があって少し成長したのでしょうか。冷静に戦局を見られるようになっています。
なんて分析している場合ではない!
もうだめだ!
誰か助けてくれーーーーー!!!
あああ!!空から大岩が!!!
たまらず押しつぶされるモンスターたち!
そして、聞こえる、懐かしく頼もしいあの声!!
クロコダイーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!
スイマセンが、ここで流れる曲が本当にかっこよくて神曲なんで何回もリピートしてください。光が差し込むクロコダインと相まってマジで最高なんで。泣けるんで。ダイと同じ顔しちゃうんで、マジで。
頭上でガルーダを飛ばしているクロコダインまじでかっこいい……。この間も一緒にいたし、ガルーダが一番信頼できる部下だったんだろうな……。クロコダインまじ激アツ……。
クロコダインの登場に驚くザボエラ。そして、アバンの使徒の助太刀だ、と言い切るクロコダイン。ここで完全にクロコダインが魔王軍と決別したことを公表するわけですね。はぁ~、神。クロコダインかっこいい、好き。
怒り心頭のザボエラはモンスターたちに、まずはクロコダインを片付けるように命令します。
しかし!腐っても獣王クロコダイン!雑魚なぞ相手にならんわ!ばかたれがーーーー!!あああああああああああああああああ。感情がもうだめです私はもうだめです。
クロコダインの肩に思わず飛び乗るダイ。その嬉しそうな顔。急にデルムリン島帰ってきたのかな?と錯覚してしまうほどなごんでしまう。
思えばダイの大冒険はドラクエ5もまだ発売されていないときの漫画なのに、魔法剣はもちろんのこと、まものつかいを連想させる主人公のポジショニングもあってドラクエ的にはかなり先をいった構成になっていますね。すごい。
そしてクロコダインは、ポップたちのところにも助っ人が向かっていることを教えます。クロコダインが自分よりも強いと評する男……。これはもう、期待しちゃいますぞー!
さぁベギラゴンをくらってしまい、満身創痍のポップとマァム。マァムは完全に気を失っています。そんなマァムにとどめをさそうとするハドラー。
それを見過ごすポップではありません。しかしポップももう立ち上がることはできない状況。
それでもなおマァムの命だけは、と懇願するポップ。自分の命はどうなってもいいからと。自分の命ただそれのみを優先していた、あの頃のポップと比べてどうです!対峙しているのはあのハドラーですよ!?マァムのために悲痛な叫びをあげるポップ、それをハドラーが聞くはずもありません。むしろポップに、マァムが死んでいく様を見せつけようとします。ポップが一番嫌がる方法を取ってきやがるぞ、こいつ!!
氷魔塔にマァムを突き刺そうとするハドラー。ポップの叫びもむなしく、マァムは空高く放られます。このときのポップの叫びマジ辛くて声優さんマジすごい。
しかし!ここで氷魔塔が瞬時に崩れていく!あの巨大な氷魔塔が!一体何が!そしてマァムは!
すると、そこには1人の戦士が!
そう!
不死身の救世主!ヒュンケルだぁあああああああああああ!
マァムを大事に抱きかかえ!ヒュンケルが静かにそこに佇んでいた!あまりにも美しい!激しい戦いにあってこの美しさはもはや卑怯!あと相変わらず曲が神。
不死身だ!ヒュンケルは不死身なんだ!
ああああああああああああああああああああ。
自分ずっとポップの恋を応援していたんですけど、ここにきてこのヒュンケルの登場の仕方はちょっと揺れ動くというか!ここでヒュンケルが生きていたことに驚くポップの表情と相まって、ちょっとここはもう3人の行く末が気になるというか!別にどういう関係性になってもならなくてもこの際いいんですけど!あらゆる妄想で飯がうまいというか(落ち着け)
とにかく最後の最後でヒュンケルが美しくマァムを助け出したこのシーンはもう本当に100点でした。ありがとうございました。 リピートします。
それにしても冒頭以外まるっと出番がなかったフレイザードさん、本当に人質の見張り役でしかなくてかわいそうでしたね。
さぁ次回は、そのかっこいいヒュンケルがハドラーと戦うぞ!
すっかりヒュンケルのファンになっちゃたぜこりゃあ!
※もっと短くまとめようと努力しているのですが、うまくいきません。もっと頑張ります。
(文・やなぎアキ)
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