みんな大好きロトシリーズ。魅力的な世界観・ストーリー・キャラクター、そしてボスモンスターたち！
今回はロトシリーズで好きなボスモンスターを紹介します！
ドラクエ1・2については何をもってボスモンスターとするか難しいところがあるので、通常のモンスターではない強敵だ！と判断したものをボスモンスターとします。
例）ドラクエ1のあくまのきし、ドラクエ2のあくましんかん、など
あくまのきし（ドラクエ1）
りゅうおうやゴーレムも当然大大大好きです。が、ここはあえてあくまのきしをあげましょう。
ドムドーラの町でゆきのふの店の木の根元に植えられているロトの鎧を守り続けている厄介な存在です。
ごっつい見た目の通りのごっつい攻撃と、まさかのラリホー。あくまのきし＝ラリホーといっても過言ではありません。恐らく目の前に最強のロトの鎧があるのに！こいつのせいで取れない！
幼いころの私は、迂回して別ルートで行けばあくまのきしと会わないのでは？と考えましたがそもそも迂回ルートなんてものがありませんでした。でも探したんですよ、若さゆえに。結局はあくまのきしを倒さなければいけないのだと諦めてなんとか倒しましたが。
別の解決策があるのでは？と無駄に思考をめぐらせたことをまざまざと思い出せます。
グレムリン（ドラクエ2）
ドラクエ2のボスといえばハーゴン・シドーは言わずもがな、悪霊の神々であるアトラス・バズズ・ベリアルがいるというのに、まさかのグレムリン。
グレムリンはアレフガルド地方や大灯台で出現する雑魚モンスターだが、そこに行きつく前のルプガナで女の子に襲い掛かっているグレムリンと先に戦うことになる。
まぁ言っても雑魚モンスターですよ、グラフィックもいつものグレムリンですよ。
こうなるとですねぇ、やっちゃうじゃないですか。
舐めプ。
バカだったんですねぇ、ドラクエ2で舐めプしていいところなんて一つもないというのに。若かった私はそんなことをすっかり忘れて舐めてかかるんですね。
容赦のない全体攻撃を王子たちが襲いました。全滅しました。お疲れ様です。
舐めてかかってはいけない、と強く思った印象深いボスです。その後も舐めてかかっては全滅を幾度も繰り返しているので、学習はしていないです。
やまたのおろち（ドラクエ3）
ドラクエ好き、歴史や神話を知る前にすでにやまたのおろちを知っていること多そうです。そのままの流れで卑弥呼の正体はやまたのおろちと勘違いしていそうです。私は火の鳥黎明編を先に読んでいたので勘違いせずに済みました。
やまたのおろちは一度倒したと思ったら、まさかの二回目の戦闘があるところがなかなか衝撃でしたね。強いし。さらにはヒミコはもうやまたのおろちの手にかかっているというのが怖かったです。モブではなく名前付きのキャラが明確に死んでしまったという点が、魔物ってやっぱり恐ろしいんだと再認識させてくれました。その後しんりゅうが出現させたすごろく場になぜか本物のヒミコがいたので、「やまたのおろちの腹の中どうなってるの？？？」となりました。
ボスとして恐ろしくてかっこいいけど、お腹の中がすごろくになっていたのか？と思うとちょっとかわいいです。
バラモスゾンビ（ドラクエ3）
ドラクエ3のラスボス、ゾーマの前に立ちはだかる3匹の魔物。キングヒドラ、バラモスブロス、そしてラストがバラモスゾンビ。
初めてドラクエ3をプレイしたときは、バラモスブロスのブロスが兄弟を意味すると知らなかったので単純に「バラモスに似ているモンスターだったからバラモスブロスとかいう名前になったんだな」と思っていました。
しかしそんな私でもゾンビはわかります。
お前！ゾンビとして蘇らされたのか！？！？
とびびりました。
え！？こわい！死んだはずなのに、なんで骨姿で現れてるの！？ゾーマが秘密の術を使って、倒されたバラモスを無理やりゾンビとして蘇らせてまた戦わせているのか！？死してなお戦わされるバラモスかわいそう！バラモスだってもう休みたいだろ！おのれゾーマぁ！
と、ゾーマへの怒りを燃やしましたね。別にバラモスのことが好きだったわけではないですが、ラストバトルを前にして気持ちをあげようとしていたのかもしれません。
でも見た目全然バラモスじゃないんですよね。
もちろん王道のりゅうおうやハーゴン、ゾーマも大好きですが、メインにはなかなかあげられないあくまのきしやグレムリンとの思い出も深いんだよなぁ、としみじみしました。
プレイしてから年月が経ったゲームというのは、思い出ありきで好きなキャラクターを考えられるのがいいですね。
（文・やなぎアキ）
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