ドラクエウォークの案内役、スライムのスラミチ。
彼の魅力は計り知れない。
今回は彼の底知れない魅力の一部を紹介しよう。
どことなく機械的
ドラクエウォークがリリースされてからすぐ、以下の記事を書いた。
もうボロクソである。ボロクソなのである。
しかしこれは初めて接する存在であるがゆえに、ちょっと警戒しながら見ていたからこのような感想になったのだろう。
今は彼に対して仲間意識はあるし、システムの一部!だなんて思うこともない。
が、たまにそういう機械的な面を出してくるのも否めない。
ほんとにそう思ってる?
いや、感情。感情どこ行った。なにが「あっ」だよ。「あっ、あそこにポテチの袋捨ててある」よりも感情死んでるじゃねぇか。
いかにもAIが学習した単語の中から適切なものを選んで組み合わせました、みたいなセリフ。「キレイナ オシロダ」。
いいことを言っているのに、全部ひらがななせいで棒読み感が半端ない。
ロボットは人間に嘘をついてはいけないって鉄腕アトムで読みました。あ、スラミチはロボットじゃないのか。ロボットっぽい発言をするからたまに勘違いしてしまうよ。
こわ。
やっつけたい年ごろ
スラミチは案内役なので当然戦闘には参加しない。
そのためか冒険の当初は臆病な面が目立ったが、冒険が進むにつれて勇敢なスライムに成長した。
りゅうおうが誘惑してきても、
毅然とした態度で断る。ただね、スラミチさん、聞かれたの私なんですよ。勝手に答えないでくれますか。
そんなスラミチさん、勇敢なあまり手あたり次第に魔物をやっつけまくりたくなってしまったようです。
町に入ってきたゴーストに対して、「とにかくやっつけなきゃ」というなぜか義務感にかられるスラミチ。言い分を聞いてやることもしない。
町にいる魔物は問答無用でやっつけるぞ。
目の前に魔物がいなくても、魔物がいると聞きつければすぐさま魔物をやっつける思考になるスラミチ。
やっつけちゃおう(ノリノリ)。
同じスライム種でも躊躇しないスラミチ。初対面でとりあえずやっつけるは怖い。
きりさきピエロを倒した時もこれ。こいつ絶対「やっつける」って言葉好きだよ。
魔王バラモスを前にしても「やっつけよう」。
もうね、ここまでくると何かしらをやっつけたいがために旅をしているように見えるよね。あくま大王早くやっつけさせろよって。
早く倒したいから早急にやっつける方法を聞き出そうとするスラミチ、こわい。
たまには戦おうって言ったりもする。「しかたない、このままやっつけちゃおう」ではだめなのか。シナリオライター違う?
やまたのおろちが出てきてもこの余裕である。初期のころのスラミチからは想像もできない。ワクワクしている感がもはやある。サイヤスライム。
「ジパングの人たちのため」とか言ってますけど、こいつがただやまたのおろちをやっつけたいだけだと思う。戦闘狂。
でも倒すのは私なんですよ。見ているだけ。幽遊白書の戸愚呂兄弟と幽助&桑原の戦いを高みの見物していたBBCのやつらと一緒だよ!
Twitterが面白い
と、こんな感じのスラミチさんですが、スラミチさん公式Twitterがめちゃくちゃ面白い。
ゲームの情報を発信するのはもちろんのこと、けっこうリプライに対してまめに返信しているので本当にスラミチがいるみたいに思える。
Twitterのスラミチを見るのと見ないではだいぶ印象が変わるのでぜひどうぞ。
なんだかんだ言いながらスラミチに対してしっかり愛着がわいているので、これからもよろしくなスラミチ!!
(文・やなぎアキ)
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