前回までのあらすじ
王様に竜王から光の玉を取り戻してほしいと頼まれたモガマル。
さらに大臣から、魔物にさらわれたローラ姫を探し出し救ってほしいとも頼まれた。
どちらをこなさなければいけないのか、モガマルは惑う!!
前回
第四十八話 じじいもお姫様に興味津々だぞ!
光の玉と、お姫様、どっちだ!どっちを取るべきなんだ!
光の玉がないと世界に平和は戻らないけど、お姫様を助けないと王様からの目線が痛い!!
どうすればいいんだー!
うおおおお!?ガイアスのじじいーーーー!!
めちゃくちゃ久しぶりだな!最後に出てきたのいつだ?お前たしかモガマルがゾーマ倒した時も、ロトの称号をもらったときも出てこなかったよな!?
どういう基準で出てきてるんだ?
でもたしかに、じじいの言う通りどっちも取り返すのが筋か!
いや姫かよ!結局姫を優先しろってことだな!このじじいめ~。
でもたしかに、名前が美しい!
モガマルは名前からして勇ましい!ローラ姫は名前からして美しい!そしてスラッピは名前からしてかっこいい!!
名は体を表すってわけだなぁ。
きっと実物は美しいし、傷だらけだし、僕の前で震えるし、今君を救えるのは目の前の僕だけさ。お~、ローラぁ。
キャーひでき~~!!
おっ、スライムが歌っている間にモガマルとじじいが意気投合しているぞ。
そうかそうか、モガマルは美人に目がないからなぁ。美人の前ではモガマルとじじいの意見も合うというものだ。
まだ実物見てないけどな。
そうだ!ローラ姫を取り返して、竜王を倒して光の玉を取り返す!全部全部やっちまえばいいんだ!
そして、勇者モガマルは二度アレフガルドを救うんだ!
アレフガルドは二度救われる、だ!
いつになくモガマルがやる気だ!やっぱり美人(と思われる)お姫様の存在はモガマルをやる気にさせてくれるなぁ。
自分のことを「勇者モガマル」というその自信たっぷりっぷりん、これはもう期待するしかない!これは数百年前のアレフガルド同様さっくり救って、もっかい勇者ロトの称号でももらいましょっかね!
さぁ!アレフガルドの大地を冒険するぞ!モガマル!
次回予告
城を出たモガマルたちは、最終目的地である竜王の居所はどこなのかを自分たちは知らないことに気づく。
途方に暮れるモガマルたちの前に姿を現したルビスさま。彼女が指し示した先には……?
次回、「あれが竜王の城だぞ!」!
モガいてばかりじゃ、冒険王にはなれないぜ!
(文・やなぎアキ)
次回
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