ドラクエがぁぁぁぁ、ソシャゲになったときぃぃぃぃ、ありがちのぉぉぉぉぉ、
はい、おつかい三昧!!
ソシャゲにならなくてもありがちではある。
ということでドラクエウォークも例外ではない。むしろこれまでよりも顕著にお使いに行かされているような気がしなくもない。屈強なあらくれだっておつかいを依頼してくる。
筋肉がすごい。上半身のベルトはどんな理由があってつけているのだろうか。パツンパツンだ。ズボンに通したベルト、余った端の部分が長すぎる。テローンとなっている。ああいうの自分、我慢できないんすよ。
話の内容については、目玉おばけというのがうろついているんですよ、ということだった。おおめだまかな?おおめだまに違いない。そいつが悪さでもするのかな?
怖がってるだけかい。実害ないのかい。
どうにかしてくれと言われたが、困ったものだ。正直我々に頼むと武力行使になってしまうのだが。でも実害ないんだよね?怖いよーってだけだよね?そもそも洞窟にいるんだったら人間サイドが洞窟に行かなければいいんじゃないの?なんで相手のテリトリーを侵害しようとするの?
まぁ我らが案内役スラミチことアンドロイドはそういう深いところまで考えられないため、「ワカッタヨ。ジャア洞窟ニ行ッテミヨウ」しか言わないんだけどね。
「雪ダルマ作ロウ」
「あっち行って、スラミチ」
「ワカッタヨ。ジャア洞窟ニ行ッテミヨウ」
アナ雪2、楽しみ。
恐らく洞窟にはおおめだまが待ち構えているんだろうな。
メーダだったわ。
こいつのこと目玉おばけだと思っていなかったから心底びっくりした。
そして自分のテリトリーを侵害してきた人間に一体どんなひどいことをするのかと思いきや、
凝視する。
え、倒す必要ある?たしかに視線を感じて気持ち悪いかもしれないけど、必要ある?
なんだかかわいそうだなぁ。でもまぁみんな困っているみたいだし仕方ないか。
さくっと倒して、町に戻ってさっきのあらくれに伝えるか。
ということで倒した。サァ、町ニ戻ロウ。
どこからともなく現れるあらくれ。なんだこいつ、人に洞窟まで来させといて、自分でも来るのか。そんなことしているからメーダに凝視されていたんじゃないのか?
自分で洞窟まで来れるなら、自分で倒してほしい。筋肉凄いんだから。
町で大人しく待っていてくれればいいのに。
また別の町に来たぞ。恐らくここでもおつかいを頼まれるんだろう。
またあらくれだ。すごい筋肉だ。なにやら痛がっている。その体の無数の古傷が痛むのか!?!?
モブはいいけどスラミチの顔グラはなんとかならんのか。こいつがなんだかアンドロイドっぽいの、大部分は表情が変わらないせいだと思う。
ほうなるほど。あらくれもぎっくり腰になるんだなぁ。
休め休め。そもそもそんな体じゃ鍛冶自体ができないだろう。休んで、元気になったら火種とやらを取りに行け。
ただし……。
決定権はスラミチにあるため、結局我々で行くことになる。
火種がひだねになっているため、「どっちの火を取ればいい?」「その火だね」みたいにみえる。
って、魔物をたおさなきゃいけないのか。
「うへぇ~」ってなんだ。唐突な生物アピールか。そもそも戦うのはこっちなので、あなたは安全なところで見ているだけでしょう。
こいつが火種を手に入れるために倒さなければいけない魔物か。随分好戦的だ。さっきのメーダの凝視なんて本当に可愛いものだった。
ソウダネー。
「ボコボコスライムにはなりたくない」という生き物アピールがすめばすぐさま自分の責務を全うする、こうやって見ると偉いもんだ。ちょっとこっちを見ている顔グラとかいいからせめて喜怒哀楽の4パターンが欲しい。
一匹だと思っていたが二匹だったようだ。ぎっくり腰でここまで来るのも危ういあらくれのために頑張ってやろうじゃないか。
ということで倒した。
え?
どこからともなく現れるあらくれ。なんだこいつ、人に洞窟まで来させといて、自分でも来るのか。ぎっくり腰なんだろう?
自分で洞窟まで来れるなら、自分で倒してほしい。筋肉凄いんだから。
町で大人しく待っていてくれればいいのに。
ドラクエウォーク、おつかいを達成した後町に戻る手間をはぶくために、あらくれどころか子供も王様も洞窟まで来てくれる。屈強ぞろいのドラクエウォーク。
(文・やなぎアキ)
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