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【ドラクエ3】すごろくの思い出を語ってみよう。

すごろく

リメイクにも力を入れるドラゴンクエストシリーズ。

中でもドラクエ3のスーパーファミコン版は個人的に良リメイクだと思う。

 

グラフィックの登場。

新たな職業・盗賊。

しんりゅうの試練と、ご褒美。

などなどなど。

 

その中でも目玉要素として注目したいのが、そう

 

すごろく!

 

ロマリアの北に位置する第一のすごろく場から、しんりゅうが出現させたジパングのすごろく場まで、計5か所のすごろくを楽しむことができる。

 

このすごろくがまぁ~~~~面白い

そんなこたぁわかっているわい、と思っているかもしれないが、語らせてくれ。

 

1人でできるすごろく

通常すごろくと言えば、複数人で遊ぶゲームだ。サイコロをふって、出た目だけ進み、一番最初にゴールしたものが勝ち。

 

だがドラクエのすごろくは1人で行う。サイコロをふり、出た目だけ進み、ゴールを目指す。その根底にあるルールは変わらないが、サイコロをふれる回数があらかじめ決まっているのだ。その回数以内にゴールをしなければいけない。

 

これが結構シビア。しかも途中にあるマスには、サイコロの回数を減らすマスとかもある。このマスに止まった日には、もう、もう、なんか、あれだ。当然、回数を増やしてくれるマスもある。

 

アンラッキー! 

 

1人用ゲームであるドラクエにすごろくを入れようという発想に脱帽だし、それを実現させたことにも脱帽だ。さすがいたストの生みの親、堀井雄二さん。

 

勇者で挑みがち

すごろくに参加するのは、パーティーの先頭にいるメンバーだ。おそらくほとんどの人が勇者自らをすごろくに参加させていただろう。だって大抵の場合、勇者が先頭なんだもの。

 

でもこれが罠。

 

すごろくのマスの中には、能力値を変動させるマスがある。完全にやばいマスでやばいざます。

これは永続的な変化であり、最大で6ポイントも変わる。上昇すればかなり儲けものだが、下降した日には、もう、もう、なんか、あれだ。

 

あと性格を変えられてしまうこともある。とんでもないざます。

せっかく電光石火だったのにいくじなしなんてなった日には、もう(以下略)。

 

勇者自ら挑んでしまうことにより生まれる弊害はまだある。

 

すごろくにはモンスターが出現するマスがある。すごろくは1人でしか参加できないため、当然モンスターとは1人で戦う羽目になる。

 

冒険当初から連れまわしている勇者は転職することもできないため、恐らくパーティーの中で一番レベルが高い場合が多いだろう。

な~んだ、モンスターと戦うならレベルが高くて強い勇者を参加させるのが正解じゃない!

 

そんな浅はかなことを思っていた過去の自分、バカ丸出し。

 

すごろくに出現するモンスターは参加者のレベルに応じて変わるのだ。つまり、レベルが低ければ低いほど、雑魚モンスターが出現するのだ。

ということはだ、転職したての能力が底上げされたレベルの低いキャラを使った方が圧倒的にいいに決まっているんだよ。

 

モンスターも出る

 

勇者1人で強いモンスター集団とひーこらひーこら戦うより、転職したての仲間に強い装備をさせてスライム数匹と戦わせた方が圧倒的に安定する。

 

でも過去の私はアホ丸出しだったので、何度でも勇者に挑戦させていた。まさに『勇者の挑戦』。何度でも全滅するさ!!

 

みんな大好き、落とし穴

すごろくのゲームオーバーにはいくつかある。

 

当然、指定されているサイコロの回数内でゴールできなかった場合はゲームオーバーだ。あとはモンスターに負けて全滅してしまったり、バリアマスなどでHPが0になった場合。それと、所持金が0になってしまった場合だ。

 

所持金0でゲームオーバーになることを知らなかった私は、

「どうせすごろくでお金取られたりするんだし、あまりお金を持たないですごろくをやろう!」

とへらへらしながらすごろくに参加したことがある(当然勇者で)。

もちろん開始すぐにゲームオーバーになった。いたストも破産したらアウトだもんね。

 

そして、多くのプレイヤーが奈落の底に落とされたゲームオーバーがある。

 

落とし穴だ。

 

文字通り奈落の底に落とされる。ってやかましいわ。

 

この落とし穴がまぁ~~~いい位置にいつもある。ゴール手前のいい位置にある。しかもゴールにはぴったりで止まらなければいけないので、ゴール手前で折り返して落とし穴に落ちることがまぁ~~~~ある。

何回も落ちすぎて、勇者のお尻痛いアルヨ。

 

うわ落とし穴だ

 

落ちた先の階にもすごろくのマスがあれば、ゲームオーバーにはならないが、なぜかマスに落ちない。マスに落ちたことがない。多分。ひどいざます。

 

あと、目に見える落とし穴には細心の注意を払うのだが(サイコロの出目次第なので無駄な行為)、隠された落とし穴にも煮え湯を飲まされる。

 

草原マスのような、地形のマスは確率でモンスターが出てくるが、出てこない場合は足元を調べるかどうか聞かれる。

 

ここで足元を調べると100%落とし穴。100%は嘘だが、主観として100%。

 

「いつもは落とし穴を警戒して調べないんだけどぉ、なんだか今回は足元を調べたい気分だから1万年と2000年ぶりくらいに足元調べちゃおっと☆ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!

 

 

あるあるである。

 

足元を警戒したとしても、ランダムでイベントが発生するマスで運悪く落とし穴が出現することもある。開発者性格悪すぎ~。でもハラハラして楽しい~。すき~。

 

もっとすごろくをやらせてほしい

すごろくはドラクエ3だけではなく、リメイク版ドラクエ5、ドラクエ10にも登場する。だができればもっと色々なタイトルですごろくをやらせてほしいものだ。

私はいまだにすごろくをやるためだけにDSのドラクエ5を起動したりする(DSの方がお手軽だから)。それくらいすごろくが好きだ。

 

あのすごろく単体でゲームを発売されてもイマイチだとは思うが、旅の合間の娯楽としては非常に贅沢な遊びだと思う。

 

これを読んでいるあなたにも、すごろくの思い出があるだろう。ぜひ落とし穴の話を聞かせてほしいものである。ドラクエプレイヤーで共有できる思い出があるのは嬉しいことだからね。

 

落とし穴

(文・やなぎアキ)

 

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