前回までのあらすじ
賢者ホーローに実力を認められたモガマルたちは、彼のかける橋を渡ってとうとう冥王の心臓へやってきた!
早速お出迎えしてくれるネルゲル。
最後の戦いが始まる!
前回
第九十六話 冥王ネルゲルだぞ!
現れたなネルゲルめ!
このブルリア星で好き勝手するなんてことは、オレとモガマルが許さねぇぜ!
何を言ってやがるんだ!
玄関で待っていたくせに!むしろお前のほうから地上に降りようとしていたところなんじゃないか?あ?お?やんのか?
転生?お前転生者だったのか……。え、じゃあみんなも?
てか、ブルリア星どころか宇宙全部を支配するつもりだったのか?野望でっかぁ。そもそも死で支配するってなんだ?冥王という概念はオレたち初めてだからもう少しわかりやすく言ってほしい……。
野望でっかぁ~。
だがな、許されないなんてことはねぇんだよ!
それを言うならな、このブルリア星を、そしてアストルティアをお前が支配するなんてことも許されねぇんだよ!
あ、さっきオレが冥王をもっとわかりやすく言ってって言ったからか、なんか説明してくれてる。
でもまだよくわからないな。概念的すぎる。死神ってこと?
?
それはたしかにそうなんだけど、じゃあ死を統べている私はすべてを支配できるのだぁってこと?わ、わからない。概念的なものを統べることの意味がわからない。モガマルは多分意味わからな過ぎてオレの後ろで泡吹いてると思う。
うわ!なんだお前!急に演出変わるな!
というか、これまで戦ってきたやつらに比べるとずいぶん顔が整っているな。気に食わねぇぜ~。
なんだとぉ!?飯食った後走ったりでもしたんかお前!
いや別にいらないです……。お前の終わりなら見届ける気満々だけどな。
いいからお前はさっさとその大層な椅子から立ち上がりやがれ!
宇宙を死で支配するんじゃねーのかよ!!
闇の封印に落とすはだいぶ意味変わってくるだろ!
芯を通せ!
現れやがったな!鎌がでかい!伊達に死の支配者じゃないってことか。
だがな、こんなやつちょっと小突いて終わりにしてやるぜ!
でもこういうやつは大体第二形態とかあったりするんだよなぁ。
次回予告
とうとうネルゲルと戦うモガマル!
こいつを倒して、ブルリア星と、アストルティアに平和を取り戻すんだ!
行けモガマル!冥王を倒せるのはお前しかいない!
次回、「決着の時だぞ!」!
モガいてばかりじゃ、大陸制覇できないぜ!
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