スーファミ版ドラクエ3には、ステータスを大きく左右する「性格」というものがあります。「ちからじまん」は力が上がりやすい。「あたまでっかち」は賢さが上がりやすい。
性格名からどんなステータスが上がりやすいのか判断しやすいものが基本的には多いです。しかし中には、「なんでその性格でそのステータスなの?」と思うような性格もあります。
今回は、体力が上がりやすい6つの性格を取り上げ、なぜ体力が上がりやすいのか?を考察していきたいと思います。
タフガイ
まずは「タフガイ」!これは簡単ですね。そもそも"タフ"には「頑丈」というような意味があります。 そう、タフガイは頑丈な男ということ。そりゃあ体力も高くなるというものです。
一人では解けない愛のパズルを抱くような、一人でも傷ついた夢を取り戻すような、体力あふれるワイルドな男。それがタフガイなのです。
がんこもの
続いては「がんこもの」! 頑固、こうと決めたら梃子(てこ)でも動かない、そんな性格です。動かざること山のごとし、かのようにてんで動こうとしない。
そんな頑固者はなぜ体力が上がりやすいのでしょうか。
頑固者の周りには、意固地になってないで柔軟になりなよぉとお節介を焼いてくる人が多く集まってきます。そんなお節介攻撃に耐えて自分の考えに留まるのには、途方もない体力が必要でしょう。自分の意志を頑なに貫き通すには、周りからの猛攻に耐える体力がいるのです。
これが「がんこもの」は体力が上がりやすい理由です。
いっぴきおおかみ
お次は「いっぴきおおかみ」!一匹狼、他者と慣れあわず一人で生きていく孤高の存在です。仲間の助けなんか必要とせず、いくつもの危険な場面をたった一人で潜り抜けていく、それが一匹狼です。
そんな誰の手も借りないぜ、とカッコつけている人があっさり敵にやられたり、町から町への移動でゼエゼエ言っていてはカッコがつきませんね?見栄張るなって、俺たちと行こうぜ?と屈強な男戦士に手を差し伸べられてしまいますね?
そんなダサい事態に陥らないよう、一匹狼は必死に鍛えて体力をつけて、一人でなんでもできるようにしているのです。なんと涙ぐましい努力なんでしょう……。
くろうにん
4つ目は「くろうにん」です!苦労をするから苦労人。何かと問題に巻き込まれ、個性的な仲間に振り回され、 休む暇もない苦労に苦労を重ねる、そんな苦労人。
体力がなければ苦労の海に溺れて、あっという間に体を壊してしまうことでしょう。降りかかる苦労に耐えるために、体の防衛本能が働いて体力のステータスを上げているんだと思います。人体の神秘です。
なまけもの
終わりも近づいてまいりました。5つ目は「なまけもの」です!
怠け者なのに体力がある???不思議ですね。怠けているのだから体力何てないだろう、ひょろっひょろだと、そう思いますよね?
しかしこれ、聞いたことありませんか?「寝るのにも体力がいる」。 これです!怠け者なのに体力があるのはこれと同じです!そういうことにしてください!!(寝るのに体力いるってそういうことじゃないよ、ですって?まぁまぁまぁまぁ)
「あれ、今日何もしてないのにすごく疲れているな?」という休日がありませんか?それはあなたの圧倒的体力不足!怠けても疲れない体を手に入れるには、運動をして体力をつけましょう!
むっつりスケベ
最後は「むっつりスケベ」!むっつりスケベはなぜ体力が上がりやすいのか、それはやはり夜……編集部の判断により、カットさせていただきます。
以上が体力の上がりやすい性格に関する考察でした!自分的に一番納得できたのはやはり「むっつりスケベ」かなと思います!
(文・やなぎアキ)
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