ドラクエのモンスターって「キラーマシン」とか「ドラゴンライダー」とかさ、名前からしてカッコいいモンスターが多いわけですよ。
でも、全部が全部、そんな連中ばかりだと思われたら、困るモンスターもいるんだ。
今日はそんな地味系モンスターの代表格(?)である僕が、ドラクエ界にも「キミって本当にモンスター?」ってヤツがたーっくさんいるって事を教えてあげるよ!
よっ!
ほっ!
はっ!
……どうも、おおありくいです。
舌で遊ぶことが唯一の趣味であり特技です。
Googleエゴサしてみたら、こんな感じで出てきました。wikipediaが。
オオアリクイ(Myrmecophaga tridactyla)は、有毛目アリクイ科オオアリクイ属に分類されるアリクイ。本種のみでオオアリクイ属を構成する。オオアリクイ属はアリクイ科の模式属。
ううん、違うの。
それは動物園にいる方なの。
一般の方でも倒せるやつなの。
旦那さんがオオアリクイにやられちゃった人もいるかもしれませんけれど。
僕はそういう存在じゃないの。
納得いかない!!!
他にもこんな目にあってるモンスターは結構いるはず。そういう地味系モンスターって、大抵が出番少ないし。
でも、それも仕方ないのかもしれない。ドラクエシリーズも、もう相当長い間やってきてるのだから。
どこか普通で、どこか不遇。
今日は、そんな僕の仲間たちを紹介するよ!
おおねずみ
「えー!?ただの動物かよっ!」系モンスターの筆頭格、おおねずみ君です。
僕もよく仲良くしてもらってます!
彼も僕ほどじゃないけど、出番が少なくてね……
今日は遠いところからお越しくださってありがとう!さぁさぁ、座ってください。
あれ?座ってくださいよ。
どうしたの?みんな見てるからっ!ちゃんとしてっ!
どうしたの、そんなに冷たい目をして……
……え?
もう立場が違う?
ドラゴンクエストビルダーズ2で、めちゃくちゃデカい役をもらった……?
で、でも!やっつけられちゃうんでしょ?
……人間の味方……?
……ヒト族との約束……?
ほ、本当だ……
あ、待って!でもこれからも仲良くしてくれるよね?
あれ?待って!待って!!!
マンドリル
まず最初に謝らせて欲しい。
ごめんよ、マンドリル君!
おおねずみ君との儚い友情を憂いていたら、時間なくって……
あばれザル君の画像しか手に入らなかったんだ。
あばれザル君呼ぼうにも、アドレス知らないし。今日はこれで勘弁して欲しい!
マンドリルっていう、実在動物の名前がつけられているキミには、個人的にとても親近感がわいてたし、この件も決して悪気はなかったんだ。
本当に、ごめん!
え?
画像、持参してくれたの?
うわぁ、嬉しいなぁ。いつもキミは細やかだよね(顔に似合わず)。
じゃあ早速、画像を見せて!
……ん?
この画像って。もしかして……
マンドリル君、これってさぁ……ビルダーズ2に出てたってこと……?
あれ!?マンドリル君!?どこ行ったの!?!?
おおさそり
次は寡黙なおおさそり君を誘ってみたんですが……時間になっても来てくれませんね。どうしたんだろう。
遅刻するタイプじゃないんですけどね。
お、そう言ってたら、おおさそり君からメールだ。電車遅延とかに巻き込まれたかな?
ええと……
「ビルダーズ1、ビルダーズ2と立て続けに出てたせいで、体内時計狂っちゃいまして……たぶん、過労かもしれません。ぜひ、またの機会に。すみません。お時間たっぷりあるの、羨ましいです。バカンス楽しんでください」
なるほどなるほど……
大丈夫、まだ知り合いはいっぱいいますから。
ヒマなんでね、ハハハ……
おおみみず
はい、画像から察してしまいました。
おおみみず君、これ明らかに役を貰ってますね。彼もまたビルダーズで拾われたわけです。
いや、地味系モンスターがこうやって陽の目を見るのは良い事ですからね。ポジティブに捉えていきましょう。
……そろそろちゃんと紹介したいな。
実在動物の名前がつけられていて、ビルダーズにも出てないモンスターで検索してみますか。
おっ、いましたいました!
この人を呼んでみましょう!
だいおうイカ
すみませんっ!すみませんっ!
ああっそんな!
うそです、僕と同格なんかじゃありましぇぇぇん!!!
いつでもアナタは海の王者!支配者ですぅぅぅ!!!
結論
「キミって本当にモンスター?ただの野生動物っぽくない?」ってヤツ、僕だけでした!
意外とみんな、活躍の場が与えられているものなんですね。ちゃんとしてるなぁ。
あれ?オーク先輩からメールだ。
なになに……?
え!?!?
ドラゴンクエストライバルズのPVで、僕がめちゃくちゃ目立ってるって……?
ほ、本当だ……!!!
この鼻と舌はまさしく……!!!
嬉しい……!!!
ようやく僕にもスポットライトが……!!!
いや、上位種のアントベア先輩やないか〜い!
ぜひ皆さん、僕を含めたたくさをやのモンスターを愛してください。
僕だってきっといつか再登場して、皆さんを驚かせてみせますよ!!!
その日を……その日を、お楽しみに!!!
(文・OGTキシン)
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