DQフリ ドラクエファンサイト

『ドラゴンクエスト』が好きだという全ての人へ送る、「ドラクエファンによるドラクエファンのための」フリーコンテンツです。毎日更新!

【キャラクター】超個人的キャラクター辞典 クレマン

ドラクエのキャラクターについて、いくつかの観点から読み解いていく!

筆者の超個人的主観によるキャラクター辞典!

第六十九回目はクレマン!

 

※全て筆者の主観であり、筆者のプレイスタイルによるものであることをご了承ください

 

見た目

ネームドキャラだが、見た目は汎用グラフィックの戦士と老人である。

年齢は70歳は越えていると思われる。

グラフィックの都合で、若い頃はなんとも不器用そうな無骨な印象を受ける。

町で数少ない戦える人物ということで、見た目からして戦えそうな、大柄な男性だったと勝手に思っている。

それがたった1人で50年以上の時を過ごし、すっかり小さな老人になったのではなかろうか。以前はたくましい男だったとは思えないほど、背中を丸めて小さいな老人になってしまったと。ヨゼフが生きていたことで希望が芽生えたのちは、見た目が若返って行ったんじゃないかなぁと想像してみる。

 

人物

自分くらいしか戦える人がいないからといって、町のために食料や水を遠く離れた町に一人で買いに行く心優しい男。

ダイアラックは小さな島にある町で、他に町はない(仮に昔はあったとしてもそれが「遠く離れた町」にはならないだろうから、ないと推察する)。となると海を渡る必要がある。それを一人で行き、さらに町の人の分の飲食物を運んでくるというのだから、とんだお人好しである。

そんな優しくお人好しなところに、婚約者であるミリーはほれ込んだのだろう。二人で幸せになってほしかった。

石化した住人を戻すことができないと悟った時に、自身が朽ちるまで町と共に生きようと決心できるとても強い人。めちゃくちゃすごい。自ら命を絶つ選択をしていてもおかしくないほどあまりにも絶望的な状況である。これも町への愛ゆえ。泣ける。

しかしその愛があったからこそ、50年以上の月日を経て最後の希望を手にできたわけだ。ダイアラックのストーリーは短いが、ドラクエ7のキャラの中でも屈指の精神力の強さである。

 

ストーリー

小さな島にただ一つある町ダイアラック。この小さな町で人々は平和に暮らしていた。しかし一つ問題があった。雨が降らないのである。常に水不足の問題を抱えているため、雨ごいの儀式なども行っていた。しかしそれでも雨は降らない。水が不足していれば食物も思うように育たない。

町の戦士クレマンは町人のため、毎年遠くの町まで赴き水と食料を買って来ていた。婚約者のミリーに心配されるが、戻ってきたらみんなに自分たちの結婚を報告しよう、と約束してクレマンは町を出た。

そして帰ってきた彼が目の当たりにしたのは、石と化した町の人々の姿だった。

なんとか元に戻す方法はないかと必死で探し求めるクレマンは、ようやく天使の涙を手に入れた。

しかし時すでに遅し……。

石になった人々は風化し朽ちていく、それと共に自身も朽ちていく、こうして町の命が終わっていく。

そこから幾年月も過ぎ、ある少年少女がやってくる。この町はまだ生きている。

 

性能

小さな町のほぼ唯一の戦士となると、大した実力もないように思える。しかし彼はたった一人で遠くの町を行き来している。平和な現代ならともかく、魔物が跋扈する過去の世界でだ。しかも先述したとおり、恐らく海を越えている。海にも魔物はいる。

多分めちゃくちゃ強い。めちゃくちゃ強いと思うこいつ。

町人が石化したあとも、元に戻す方法を探すために恐らくは世界各地を旅している。天使の涙などという、めちゃくちゃ重要そうなアイテムがその辺の町にあるわけがない。単身ダンジョンに乗り込むようなこともしているはず。多分ボスもいる。

もしかしたら7キャラの中でも相当な強さを誇っているのではないか。これで職業がもし戦士ではなかったら、しのびあしとかが長けているのかな?と考えるが、戦士なのである。すごい。

ヨゼフが元に戻ってからは二人で灰色の雨の脅威を伝えるために世界各地を旅している。老いてもあちこち旅をするくらいには元気なのだ。何十年も町で静かに座っていただけなのに。すごいぞクレマン。ジャンもびっくりだ。

あとからわかる話では、ヨゼフはクレマンがなくなって青年になってからも雨の脅威を伝え続けていたようだ。クレマンが指導して、彼も立派な戦士になったに違いない。

 

そういえば話は変わるが、石化後も各地を旅していたということは灰色の雨のあともしばらくは島は封印されていなかったのだろうか。クレマンが諦めた時、そこでようやく封印は完成したのかもしれない……。

 

その他の活躍

彼とヨゼフの活躍はその後も各地で目にすることができる。しかし雨を浴びると石になるなどという荒唐無稽な話がすんなり信じられるわけもなく、なかなか大変な旅路だったようだ。それでも彼らの足跡を知れるのは嬉しい。

 

小説版だと移民の町は彼の名前にあやかってクレモニアになっている。彼が生き続けてくれたおかげで、今でも名前が残っているというのは激アツい。

 

総評

ダイアラックの話、めちゃくちゃ好きだ。戦闘が一切ない稀有なイベントだが、とても印象に残る。

クレマンはずっとダイアラックがもう死んでしまった町だと思っていたと思うが、そのクレマン自身がいたからこそ町は石の下でかすかに、それでも確実に生き続け、結果主人公たちの手によって息を吹き替えした。

あんたえらいよクレマン。

 

関連記事

www.dq-free.com

www.dq-free.com