ビルダーズシリーズは女の子が可愛い。
1も2も女の子が可愛い。
あのちんまりしたグラフィックも相まって可愛い。
チャコ
からっぽ島から出て最初に訪れる島モンゾーラ。そこで出会う少女チャコ。
優勝。
優勝です。
彼女のとりこになったプレイヤー、絶対多い。モンゾーラはそもそもストーリーがめちゃくちゃ面白いのだが、それを彩る彼女の魅力もまた無限大。
丸眼鏡におかっぱ頭というそのビジュアル。可愛くないわけがない。農業スタイルのあの衣服も似合いすぎている。隙のあるその見た目が皆を魅了させる。
そして彼女は性格もいい。農業にひたむきで、控えめかと思えば大胆で、その一生懸命さはモンゾーラの副総督マギールさんも教団を裏切ってしまうほどの威力。
喜びを表す際の「うきゃーーーー!」もかわいい。なんだその愛らしい叫び声は。
チャコゆえに、ビルダーズ2の出だし、あまりにも好調すぎる。2は1と違って一つのストーリーが終わってもキャラクターたちと一緒にいられるため、チャコとまだ一緒にいられるーー!と喜んだものである。
チャコをからっぽ島に置いて次の島に行く際には心底さびしかった。
ペロ
チャコロスに耐えながらたどり着いたオッカムルで出会った女性の名はペロ。サンマリーノの町長が飼っていた犬か……?と最初は名前のイメージに引っ張られたが、彼女もまた魅力的な女性だ。
教団の力が及んだ世界において、教団のことを全く信じずに町を立て直そうとあらくれどもにはっぱをかける彼女の姿を見て、協力してやらねばと思わぬわけがない。
勝気そうな美女であらくれたちのアイドルなのだが、主人公には健気にお弁当を渡してくれるなど、チャコとはまた違った可愛さを見せてくれる。
バニーとなった後は、あの美しい黒髪を金髪に染め上げ、成人式か?ってくらい髪をアップにしてしまい、前の状態に戻してくれ……と一回は思ってしまう。しかし楽しそうに踊る彼女を見て、バニーになれてよかったねともはや親みたいな気持ちで見守っていた。それだけにメドーサボールに石にされてしまったときは、ペロに何してくれてんだぁーーーー!と怒り狂ったものだ。
ペロが彼氏を連れてきたら、「あんな男がほんとにいいのか?」って言ってペロに「もうお父さんには関係ないでしょ!」って言われたい、お父さんじゃないのに。
アネッサ
私はゲームにしろ漫画にしろ映画にしろ、作者がだますぞ~と思っていたものにまんまとだまされてしまう性質だ。
なのでアネッサのことも最初はあまり好きではなかった。裏切り者をあぶりだすためとはいえ、主人公たちに敵意をむき出し教団の教えに忠実で……。
しかし真意がわかった後はむしろモノ作りに積極的な姿勢を見せてくれて「やだ何この子、ほんとはすごくいい子なんじゃないのよ!」と一気に懐柔された、チョロい。
とはいえ、彼女のその頑張りがゆえに主人公とシドーは喧嘩することにもなってしまったため、もしかしたら前二人に比べるとファンは少ないのかもしれない。あのイベント本当につらいし。
しかし堅物だと思われた彼女は本当は快活で明るい女性だし、ビルダーに子供の頃から憧れていたという嬉しい一面もあるし、何と言っても彼女の好みの部屋のムードはキュートである。自身の立場からそうふるまっていただけで、中身はまだまだ少女のようなのだ。そんな素顔を知ってしまったら……もうかわいがるしかないでしょうが!
ルル
主人公と一緒にからっぽ島に流れ着いた女の子。つまり最古参である。
気が強く、歯に衣着せぬ物言いが目立ち、主人公やシドーのことをこき使い、まぁなかなか第一印象は悪い。第一印象のこの感じがその後もわりと続く。
しかし主人公たちが島へ行っている間も開拓のためにからっぽ島を調べたり、自身もビルダーとして働いたりと、ストーリーを進めていくうちにただのわがまま娘ではないことがわかってくる。
気が強く歯にきぬせぬ物言いは誰に対しても発揮する。それがたとえ教団のものでも、ハーゴンであっても!恐れるばかりの島民が彼女のその姿を見てどれほど勇気づけられただろうか。
そんな勝気な彼女だが主人公とシドーのことは本当に大事に思っており、かんごく島につかまってしまった二人を船着き場で一人待っている。いじらしい、あそこで一気に好きになった。その後3人で行うパーティーとかもう……料理は最悪だけどルルの気持ちがあったけぇ。
結局自分とシドーとルルのトリオが一番いいんですわ……。一番好きなのはチャコだけど。
今回はメインの女性キャラのみを紹介したが、サブの女の子たちもかわいい。
モンゾーラのジバコとか、ムーンブルクのゼセルとか、オッカムルのオンバ……オンバは違うか。
そのあたりも今度ぜひ語りたい。
(文・やなぎアキ)
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