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【ドラクエ5】それぞれのダンジョン思い出

RPGにはつきもののダンジョン。

ドラクエ5にも当然いくつものダンジョンがあり、それぞれに思い出があります。

今回はその思い出を語っていきたいと思います。

 

全部を書くととんでもない量になるので、いくつかのダンジョンは飛ばします。

 

 

サンタローズの洞窟(幼少期)


一番最初に訪れるダンジョンです。サンタローズの中にあり、この時点では3階層まであるので幼い主人公にとっては大冒険です。この時点では行けない謎の階段を前に、あそこにはどうやって行くのか?いつ行けるのか?とてもワクワクしました。

フィールドに出ることはできずレベル上げは必然的にこの洞窟で行うことになるので、地下で親方を見つけるまでに何回も潜ることになります。

それもあってか、ドラクエナンバリング作品の中でもっとも構造を覚えているダンジョンです。いっかくうさぎが怖かったです。

 

レヌール城


先ほどのサンタローズの洞窟は構造をすっかり覚えているのですが、このレヌール城については何回潜っても全然構造を覚えられません。構造が複雑。しかも出てくる魔物も強い上に、一回の戦闘で複数の魔物が出てくるため労力がすごいです。間違いなく序盤の難関ですが、ブーメランを手に入れればいいんだと気付いてからは毎回ブーメランを買ってから挑んでいます。このダンジョンは肝試し的な怖さがある小イベントが色々ありますが、たいまつがないと何も見えない部屋が当時一番怖かったです。

特筆すべきはリメイク版。ガラッと構造が変わっており、SFC版のとき以上に道に迷いました。でも不気味さはSFC版の方が個人的にあります。リメイク版は仲間会話もあるからでしょうか。

リメイク版で登場した名産品の銀のティーセットは、いつもどれか取り逃してしまいます。なぜなのか。

 

サンタローズの洞窟(青年期)


パパスが隠していた何かを探すために、青年期の最初に挑むダンジョンですが、初プレイ時はガメゴンが強すぎて一回飛ばしました。当時は脳筋戦法を取っておりMPを全く使わなかったので、守備力が高いガメゴンは天敵でした。パパスの手紙を見つけないままラインハットに行き、西の大陸に渡り……。

青年期後半になってから行って、なんだこいつら弱いなぁ!と思ったのを覚えています。

リメイク版だと天空の剣を手に入れないとラインハットへの関所を抜けられないので飛ばせません。ひーん。

 

神の塔


ラーの鏡を手に入れるための最後の試練。道が途切れた先に安置されているラーの鏡。それをどうやって手に入れるのか、が当時全然わかりませんでした。

神の塔では勇気を試されるということで、道が途切れていて落ちてしまうかもしれないという恐怖に打ち勝ち、一歩踏み出す勇気を持たなければいけません。目に見えるものだけが真実ではない、心の目で見るのじゃ!といういかにもな試練。

が、目に見えるものだけが真実じゃない!一歩踏み出すぜ!だけではどうにもなりません。向こう岸に渡るには見えない道を3マス分進まないといけないのですが、真ん中を突っ切ろうとするとなぜか最後の1マスはまたしても途切れているのです。正解は、真ん中ではなく両端どちらかを渡ること。しかしこんな単純なことが分からず、勇気が必要だから、一回も止まらず一気に駆け抜ければいいのでは!?と試行錯誤しました。橋を渡るには端を渡ればいいんだ!って、一休さんですか~?

こういう、一定の箇所を進むとか落ちるとかがすごく苦手でした。魔物のすみかもそういった意味ではどこかから落ちるという発想がなくすごく迷いました。

 

死の火山


よく考えたらすごい怖いネーミング。直接的すぎる。

その名前に恥じぬ難易度を誇るダンジョンです。単純に広いですし、ダメージを受ける溶岩床がなかなかに曲者。そして出てくるモンスターはメラミを使ったり息攻撃をしてきたりと強敵ぞろいです。潜っては脱出し潜っては脱出し、なんとか最短ルートを覚えて、と苦労しました。

そうやってやっと最深部にたどり着き、「やったーリングだー!」と駆け寄ったところに現れるようがんげんじん。許すまじ。初プレイ時は一つ上の階層にある回復の泉に気づいていなかったのも痛いです。なんとか、ドラゴンキッズの甘い息が効くことに気づいたので良かったですが、いまだにトラウマです。今ならスラリンのメダパニに頼ります。

このようがんげんじんのせいで、次の滝の洞窟のときもリングを取る前に必要以上にびくびくしました。

 

チゾットへの山道・グランバニアへの洞窟


チゾットを挟んだ二つのダンジョン。どちらかとういうと後半のダンジョンの方がきついですが、前半のダンジョンも当時はかなりきつかったです。パーティーメンバーが死んでしまったところに、旅の神父らしき人がいたので「やった神父だ!生き返らせてもらえる!」と思ったらただのモブキャラでびっくりしました。そのあとすぐにチゾットに着きましたが、「なんなんだよあの神父!思わせぶりな態度取りやがって!」と思ったのは言うまでもありません。

後半のダンジョンは、落ちたり登ったりで自分がどこにいるのかが全く分からなくなりこれまた苦労しました。うっかり落ちてしまったかと思ったら、うっかり元の場所まで登って来てしまったり……。そしてうっかり開けてしまうミミック。ミミックの思い出が大きいですね、ここは。

 

トロッコ洞窟


とりあえずレバーは一回切り替えとけ、で攻略できるトロッコ洞窟です。

天空への塔を攻略する際になんとか息子をパーティーに入れたいと常々思っている私、このトロッコ洞窟では今度は娘もパーティー入りさせたいと考えているので、いつも攻略が大変です。家族で!家族で攻略したいんだ!ダンジョンに彼らを連れて行かないとレベルが上がらないんだ!と無茶をしてでも連れて行っています。

また、PS2版ではそのグラフィックを存分に生かしたダンジョンとして生まれ変わっていたことも印象的です。一部のトロッコに乗るといわゆるTPS視点になり、臨場感たっぷりのトロッコ体験ができます。初めてプレイしたときは最後の天空城に行くシーンで感動しまくり、二周目をプレイした際にトロッコ洞窟をクリアする前のデータをわざわざ避けておいたほどです。今の技術ならさらに臨場感のある画になるんでしょうけど、あのPS2のリアルなようでリアルではないクオリティは未だに心に刺さります。

 

封印の洞窟


ただただつらかった記憶しかないです。いつもいつも辛い思いをしている記憶しかないです。

出てくる魔物がとにかく強い。とにかく強いしたくさん出てくる。なぜあのような難易度なんでしょうか。特にクリアには必須ではないからでしょうか。

魔物が描かれた床のレリーフを石板でふさぐことによって魔物の気配がなくなり、それをまた動かしてしまうと魔物が突如現れるようになるという仕掛けもなんだか怖かったです。

SFC版は最深部のレリーフを埋めるだけで王者のマントが手に入るので、それに気づいてからはおそるるに足らず(それもめちゃくちゃしんどいけど)!と思ったのですが、PS2以降は全階層のレリーフを埋めなければいけないのが絶望です。PS2初見プレイのときに「え!?全部やんないとだめなの!?」と気づいたときの私の心境たるや……。

 

 

以上が、私の中で色濃く残っているダンジョンです。

ドラクエ5はSFC版・PS2版・DS版全て周回プレイをしているので、他の作品よりもダンジョンの思い出が濃いです。

SFC版をプレイしたときはこうだったけど、PS2版だとこうなっててびっくりしたなぁと色々と思い出されます。

 

定期的に思い返しては、「当時はこんな気持ちでプレイしていたんだよなぁ」という気持ちを忘れないでいたいです。

ちなみに初プレイ時に一番攻略に時間がかかったダンジョンは、封印の洞窟ではなく死の火山でした。

 

(文・やなぎアキ)

 

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