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【ダイの大冒険】ダイ大OP『生きるをする』をちゃんと最後まで聞いてみた。

聞いてなかったなぁと思いまして。

なんなら『生きるをする』以外もちゃんと最後まで聞けてないんですけど。

いつもOP時の映像に心を奪われすぎていたので、改めてちゃんと歌詞に注目してみました。

 

公式のMVはこちら。トップに固定されているご本人のコメントにて、歌詞が記載されています。

www.youtube.com

 

 

ちゃんと聞いてみて分かったのですが、これってダイだけじゃなくてポップにもすごく当てはまりますね!?

ということで、個人的解釈を書いていきます。

 

最初に流れる

 

僕が僕を愛し抜くこと なぁまだ信じてもいいか?

どこへ向かう旅だとしても

 

これはダイのことかなぁと思っていました。

出自を知り、自分は普通の人間とは違う竜の騎士であると知り思い悩むダイ。圧倒的な力で魔物を倒す彼の姿を、人間は恐れてしまいました。しかしダイはそれでも人間と地上を守ることを決意します。最終決戦のときにも、バーンの誘いを断り、さらには戦いが終われば自分は地上を去るとまで言いました。それはダイ自身が自らの生まれと生き方をよく理解したから。どこへ向かう旅、どんな終着点だったとしても、自分の守りたいもののために戦うから、という意志を感じました。

 

しかしそのあとの歌詞は

 

あれ、いつからだ?本音が弱音になったな 逃げないことが強さになった

なぁ、見つからない?自信じゃなく自分自身

 

これはポップ!

物語の始まり、ポップは臆病者で、強い敵を前にするとダイを置いて逃げ出してしまうほどの弱虫でした。本当は素晴らしい強さを秘めているのに、自分の臆病な心に負けて仲間を見捨ててしまうポップ。そこから少しずつ、逃げ出さず、自分の力で仲間を守っていくポップになるのです。

じゃあこの歌詞の部分はすごくポップじゃん!自分自身を見つけられないところも、最後まで自分の心の力が「勇気」であることに気づかなかったポップみたい!自分の気持ちに正直になったから発揮された「勇気」の力じゃないですか!

もう今これ書きながら泣いています。

 

つまりこの歌、ダイとポップのことについて歌っているんじゃ!?

もちろん人によって解釈は変わるので、捉えようによってはマァムやヒュンケルにも当てはまる部分はあります。「ずっとまだ伝えていない伝えたい言葉」という歌詞も、色々な人に当てはまるのではないでしょうか。

そして私は、ダイとポップの歌だと解釈しました。ダイの大冒険の主人公二人にスポットを当てた歌だと。

 

2番の歌詞には

 

よう、生きてるかい?本当の強さ きみだけが分かっていればいいのさ

逃げたり傷ついた数だけ居場所は増えたりする

 

とあります。ここはな~、ダイっぽくもあるんですけど、でもやっぱりポップを推したい!逃げるとかそういうのって、やっぱりポップにずっと付きまとっていた過去だと思うんですよ。敵も味方も、あんなに憶病だったポップが!って驚くんですよ。彼にとって大事なワードなんですよ、逃げるって。

でもこれ、ポップがダイに向けて言っているでもいいんだよなとも思います。バーンとの戦いに一度は敗れ、自信喪失してしまったダイを人知れず励ますポップ。勇者だからじゃなく、ダイだから一緒に戦ってきたんだと言った彼の言葉に通じる部分があるなと。ポップは一人で竜騎衆に立ち向かったり、しるしが光らないのを一人で悩んだりと、抱え込む節がありましたが、だからこそ自分の本当の強さは自分がわかっていればいいんだと分かっているのかもしれません。誰よりも自分自身のためにバーンともう一度戦う、と宣言したポップにすごく合う歌詞だと思います。

 

あとここの歌詞も好きです。

 

見ててくれ 姿じゃなく生き方を

 

一瞬、だけど閃光のように!という言葉が思い出されますね。魔族であるバーンにとって人間の命は一瞬で尽きてしまうもの。でもだからこそ、みんな一生懸命に生きる。まぶしく燃えて生き抜く、人間の生き方なのです!

そう豪語するポップの姿を、人間の生きざまを見て、一度は心折れてしまったダイが立ち上がるのです。

この歌詞は、ポップからダイへの力強い一説です。見ててくれ、と。

 

二番のサビの終わりは

 

どこへ向かう旅でも行こうぜ まだ手をとりあって

 

また、ラストのサビは

 

くすぶるのだ、燃えカスになるまで

どこへ向かう旅だっていいさ いいのさ

 

となっています。

 

こんなんもう!勇者として必死に前へ前へと戦い続けるダイへ、時にはその前に立って手を伸ばして引っ張って行ってくれるポップが眼前に浮かびますじゃん!号泣ですじゃんこんなの!どこだっていいさ、どうなったっていいさ、って!キルバーン人形を二人て抱えて飛び上がった、あれじゃないですか!泣いちゃう!

 

そして最後に、

 

ただ、目を見開いて息をする
生きるをする

 

で締めくくられます。

生きるをするって、要は人間の生き方だったんですね!閃光のように生きる、その生き方だったんですね!

 

ダイ大のオープニングはこの『生きるをする』と『Bravest』があります。どちらかというと『Bravest』の方が好きだったんですけど、歌詞の意味を考えているうちに『生きるをする』もめちゃくちゃ好きになりました。いい歌です。

 

この歌について調べるとですね、まぁちょっと悲しくなるようなサジェストとか、検索結果とか出てくるんですよ。そりゃ原作や旧アニメに思い入れがあるとなかなか受け入れがたいこともあるでしょうし、全てのコンテンツが全ての人に受け入れられるとは思っていません。

とにかく私は、この『生きるをする』を聞いて、ダイ大に思いを馳せて、泣いちゃったりしたんで、それだけ伝えられたら満足です。

 

あとこれは蛇足なんですけど、曲の途中でガラッと、それはもうガラッと曲調が変わるので、アニメのOPでしか知らない状態でカラオケに行ったら爆死するなと思いました。なんなら二番からすでに歌い方がだいぶ変わります。

 

(文・やなぎアキ)

 

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