ドラクエトレジャーズ、楽しんでますか?
私は楽しんでいます。
2022年も色々なゲームをプレイしてきましたが、自ら進んでプレイするくらいには楽しいです。どんなゲームも自ら進んでプレイしろという話ですが。
トレジャーズは幼少期のカミュとマヤが、竜に姿をかたどった不思議な島々を冒険しながら様々なお宝を探していくゲームです。
そうしてお宝を見つけながら、自身のお宝ハンターとしての団を大きくし、竜のなんとか(いつも忘れる)を探すのが目的です。私の団ランクは7で、ストーリーはそんなに進んでいませんが、楽しんでいます。
ちなみに私の団はこんな名前です。
○○団と言われたときに、すぐさまこれが思い浮かんだのでこちらに決めました。多分同じ名前にした人いっぱいいるはず。漢字も使えるので、もっと自由に付けてもいいはずなのに……。
さて、ドラクエのスピンオフといえば、どのようなタイプのゲームであれ必ずストーリーがあります。それは一見マインクラフトのように自由に色々建築ができそうなドラクエビルダーズでも同様です。必ずストーリーがあり、それをクリアしてからようやく自分の好きなようにプレイできるものが多いです。
これが個人的にはありがたく、何をやるべきか目的がはっきりしている方が飽きずにゲームを進められます。ビルダーズも、ストーリー中は楽しくプレイしていたのですが、いざクリアして自分の好きなようにビルドしていっていいよと言われると途端に辞めたものです。ストーリーがあるからこそ、楽しめています。
しかし今回のドラクエトレジャーズ。
ストーリーとかいいから!!
お宝をひたすら集めさせろ!!
となっています。
ストーリーとかいいから!!
団のお宝の総額をどんどん上げさせろ!!
となっています。
お宝を見つけて、鑑定をし、つけられたゴールドが団の総額に加算されていきます。一定のゴールドになると団ランクがアップし、ストーリーを進めるための要素が解放されたりします。
でも私は!
そんなのいらない!
ただただお金を貯め込みたい!!
そんな気持ちになっています。
竜のなんとかとか知らん!こちとらお宝ハンターなんだから、お宝を見つけて何が悪い!と。
団ランクが上がるのは嬉しいですが、その後何かしらのイベントが始まると「うおおおやめろぉおおお、急かすなぁああああ」と思います。
多分同じような人、たくさんいますよね。
お宝の総額が、見たことのないゴールドになっているのを見ると本当にニヤニヤしてしまうんですよ。ストーリーとかどうでもいいです。なんなら団ランクも関係ない。
大金持ちだぜ、うえへへへ、みたいな。
そしてお宝を持ち帰った時の鑑定もワクワクです。
今回は一体いくらになったんだ、うえへへへって。
一個の値段が100万をこえてくると、いいぞぉふふふふふとなります。でも大したことなさそうなジャンクがそれなりの値段が付くと、それはそれでいいぞぉふふふふふとなります。どんなものでも1万ゴールド以上の値がつくのが嬉しいです。
この鑑定額が高ければ団ランクもすぐ上がり、その分すぐストーリーを進められるわけですが、だからどうしたと。だからどうしたのかと。お宝の額が高い、それ以外の理由なんてこちとらいりません。お金がたくさん手に入る、ただそれだけが至上の喜び。
そうやってにやにやと鑑定額や総額を見ていると、なんだか預金残高やボーナスの額を見ながらニヤニヤしているのと同じような感覚に陥ります。
あ、だから楽しいんだわ、とそこで気づきます。頑張ったその証として得られるゴールドを見る目つき、まさしく疲れ切った社会で得られるあの至福の時間と同じ……。
しかもトレジャーズの団の総額は減る心配はありません。どんどん増えます。すごい勢いで増えます。お宝の鑑定額だって、いくつかのお宝を持ちかえれば毎回それなりの金額になります。こんなに簡単に、この愉悦感を味わえるとは……。トレジャーズ恐るべし。
私事ですが、今月は年末ということもあって多くの出費が重なり節約の毎日なので、それを踏まえたうえでもトレジャーズが楽しすぎます。カミュとマヤだけでも、金銀財宝ざっくざくであってくれ……。
トレジャーズの楽しみ方としては絶対に間違ってはいないのですが(そういうコンセプトのゲームですし)、それにしたってストーリーなんぞいらん!と思っている自分がいることに驚きです。
お財布の中身が厳しくたって、トレジャーズの世界に行けばいくらでも稼げる。ゲームによって得られる幸福ってそういう面もあると思うんですよね。だから私は今トレジャーズにはまっています。
出費がかさむ年末年始はまだまだ続きますよぉ!
あとこれはただの自慢なのですが、
めっちゃうれしかったです。
(文・やなぎアキ)
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