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【ダイの大冒険】ダイ大第九十八話感想!父の力と一つになり、父を超える!

真バーンになってからの感想で、ほぼ毎回「バーンの顔が良すぎる」と言っていることが皆さんにバレてしまっているようです。

でも実際良すぎるのでしょうがないです。

考え方とかも含めて、これまでの人生においての好きなラスボスランキング余裕で上位に食い込みます。

 

各話感想

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 1話~50話 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

ゴメちゃんと人間たちが起こした奇跡からどうなるのか!「ダイの決断」です!

 

コアは止まるか、起爆するか

ダイの言葉を受け、黒の核を凍らせに向かうニセ勇者一行。

しかし!せっかくたどり着いたというのにそこには魔物が!雑魚モンスターではありますが、そこはやっぱりニセ勇者!びびってしまいます。(追記:こいつジャミラスだそうです。それならむしろなんでこんなところいるんすかジャミラスさん!)

が!そこにさっそうと現れた魔物を倒してくれたのは、

 

マトリフ師匠~~~~!!!!

 

師匠、寝ていなきゃいけない状態なのに!弟子たちが頑張っているとあってはそんなことも言ってられないのでしょう!

辛い体に鞭うって駆けつけてくれました!

 

まぞっほはマトリフに「兄者!」と声をかけます。そう、二人はかつて同じ師匠のもとで学んだ同志なんですね。これは結構前にどこかで見かけてしまった情報なので知っていました。しかしまぞっほはある日夜逃げしてしまい、それ以来二人は会っていなかったようです。

と思い出話に花を咲かせている暇なんてありません!早くコアを凍らせなければ!しかし、マトリフの体はもう限界です!

 

なぁに言ってるんだい!まぞっほがやればいいんだよぉ!そもそもそのつもりで来たんだろう君らぁ!と思っていると、マトリフもまぞっほにそう促します。

でもまぞっほは自身がない様子……。さきほどまではダイの言葉を受けて勇気づけられていたのかもしれませんが、実際に魔物とコアを目の前にしてまた怖気づいてしまったのでしょう……。これまでそんな風に大事な局面から逃げてきた人生であったのであれば、それはもう身に沁みついてしまったもの、安易に責められません。

それでも、世界の命運がかかっているのです。マトリフは「一生に一度くらい、本物の英雄になってみせろ」と活を入れます。かつてポップに、「勇者とは勇気あるもの」と活を入れたのはまぞっほじゃないですか!ポップだって勇気を出せたんです、まぞっほだっていけるはずです!

 

すると、ニセ勇者であるでろりんから「なに迷ってんだよ!」と怒られます。自分たちも手伝うから、と。そしてニセ僧侶のずるぼんは「あたしまだ死にたかないのよ!」と叫びます。そうですよ。そんな立派な大義なんてなくたっていいんです。自分が死にたくないからやる、それでいいじゃないですか。一人でできないなら、みんなでやればいいじゃないですか。誰か一人だけが高尚な理念をもってその力をふるうなんてことしなくたって、弱くても利己的でもみんなで協力して、結果的に世界が救えればいいのです!

まぞっほも覚悟を決めます!

 

一方バーンパレスでは、ゴメちゃんの起こした奇跡に焦りを見せるバーンが。すぐさまコアを起動させようとします!

でも!下では!ニセ勇者たちがコアを凍らせようと頑張っている!

 

 

結果!!!

 

 

爆発!起きず!!!!

 

間に合った~~~~~~~!!!!!!

 

なんだよ~~~!お前ら最高だ~~~~!!!ニセ勇者一行最高だ~~~~~!!

 

爆発を止めたのち、空は黄金色に染まります。

それはまるで、ゴメちゃんの最後の輝き。お別れの言葉。

ポップたちもまた、ゴメちゃんにお別れを告げます。

 

でもダイは、言いません。だってまた会えるから。また神の涙が地上に落ちた時、ダイは必ず見つけ出すから。そしてまた、友達になってほしいと願うのです。そしてまた、たくさん遊ぶのです。たくさん新しい思い出を作っていくのです。

だから、さよならではありません。だから言うのです、またね、と。

 

バーンの余裕

さぁ、爆発は止められましたが、まだ戦いは終わりではありません!大魔王バーンがまだいます!

ダイたちは、人間の絆が起こした奇跡のおかげで勢いづいています。

対してバーンは、さすがに焦っているかぁ?

 

と思いきや!眼光をぎらつかせダイたちをにらむ!

め、目元だけなのに顔が良すぎるんですが???

そしてゆっくりと穏やかに、己の負けを宣言します。負けを宣言しているくせに、髪をかき上げる姿がイケすぎている!!!

 

バーンはとうとう認めたのです。人間の絆の強さを。そして逆にわからなくなります。人間にはこれ程の力があるのに、なぜそれを無益なことに使うのか……それとも、無益なことに力を費やすからこそこれほどの力なのか……。どうしてなのかをポップに問います。皆殺しにする前に、教えてほしい、と。

 

ぜ、全然負けてねぇ~~~!!コアを爆発させて地上をなくすという計画については、たしかに人間の力によって阻止されました。それ自体は負け。ただし、ここにいるダイたちとの勝負については、まだまだ勝つつもりでいます!

そして、ダイたちを皆殺しにしたあと、また同じことをすればいい、と考えたわけです。人間の寿命は短い、しかしバーンはほとんど不死身です。またゆっくりと地上殲滅計画を進めていけばいいのです。今やられた奇跡だって、バーンにしてみればちょっとした時間稼ぎにすぎません。だからこそ、彼は疑問なのです。どうして無益なことにこれほどまでの力を使うのか……。

 

あ、圧倒的ラスボス感!!

全然ダメージを受けていない!片腕ないのに!胸に剣ささってるのに!ずっと余裕!

かっっっっっっこよすぎる!!これだけスケールのでかい敵と、ダイたちは戦っている!やっぱりダイたちのことが好きだからこそ、ラスボスもかっこよくあってほしい!その点バーン様は最高すぎる!幾度となく絶望感を味わわせてくるラスボス!

でも大丈夫だダイ!頼むダイ!勝ってくれダイ!

 

バーンは続けます。人間の力はすごいと。

さきほど人間たちが起こした奇跡についても、美しかったと称します。それこそ、閃光のように、と。

ポ、ポップが言った名言を、このような形でバーンから返されるとは!!せっかく認めてくれたというのに、圧倒的高みから言われるものだから全くうれしくない!これが、大魔王……。でもちゃんとポップのあの叫びを聞いてたんだなと思うとそれはそれでなんかいいです。

 

ダイは当然諦めていません。ここまで来たのですから、何か手段はないかと考えます。

そして、一つ、思いついたようです。

ダ、ダイ!?何を思いついちゃったの!?私なんだかすごく心配なんですけど、ダイがまだやっていないことで、切り札となるようなものって……。え、もしかして、あれ?あれなのか?

 

ダイはポップとレオナに瞳を集めるよう言います。レオナ、前回バーンに服を破られたから、ちょっとセクシーになっちゃってますね!

すぐさま瞳を集めた二人。それを布で包み……ってレオナ!?レオナもっとセクシーな衣装になっちゃったじゃないですか!?瞳を包むのにレオナの服を使ったのかな?も~、バーン様が破ったりするから~。よく考えたらポップも上半身はだけてますし、ちゃっかりダイが一番ちゃんと服着てるんですね。

 

ダイは、これから自分がやることに周りを巻き込まないために、瞳を守るようポップたちに言います。そして、バーンを倒したらバーンパレスから脱出するようにとも……。そう、ダイはバーンを倒すつもりでいます。しかも、たった一人の力で!

 

ダイは両手に宿る竜の紋章を輝かせ、その力を最大限に発揮することにしたのです。

竜の騎士には、より力を発揮することができる形態がありました。それにバーンも気づきます。そう、竜魔人です。

やっぱり~~~~!!竜魔人じゃないですかぁ!!竜魔人って、バランは後半結構制御できていましたけど、たしかスーパーサイヤ人的な感じで自分のこと制御できなくなるかもしれないですよね!?人間というより、魔獣寄りの体になってしまうんですよね!?ダイのような幼い体にそんな負担をかけて大丈夫なんでしょうか!?

 

今までダイは、父バランからもらった方の紋章の力は無意識のうちに抑えていました。

それを全開にしたとき、竜魔人のように爆発的に強くなれるだろうと考えたのです。

竜魔人の恐ろしさを知るレオナは思わず止めます。

もちろんダイだって、そんな危ないことしなくて済むならそうしたいのです。理性を保っていられるのか、そもそもなったあと元に戻れるのか、そんなことわかりません。できることなら、今のままでみんなと勝利して、その後も地上で平和を守っていたかった。でも、そんな未来を捨てて自分が魔獣になったとしても、みんなの明日を守れるのなら。それができるなら、ダイはそちらを選びます。

それを聞き、ポップはダイを抱きしめます。地上のために、今まさに自らを捨てようとしている少年を思い、涙を流します。だけれど、それを止めることも、彼にはできない。ダイの覚悟を、誰よりもわかっているから。

そして、ダイがどんな姿になったとしても、最後まで見届ける、ダイはダイだから、と。

かつてダイが勇者である自分について悩んでいた時も、ポップは同じことを言いました。ダイだから、ダイはダイだからこそだと。肩書がなんであれ、姿が何であれ、この少年は、ずっと苦楽を共にしてきた親友なのだから。

 

 

力の解放

ダイはいよいよ覚悟を決め、バーンのもとへ歩を進めます。

 

そのとき!!バーンの第三の目が怪しく光り、ポップとレオナを大きな穴に落としてしまいます!!闇撫の樹かよ!!!

バーン様、この一連のダイたちのやり取りを黙って聞いていてあげるなんて優しいな~とかのんきに思っていたのですが、どうやらわざとだったようです。ダイの戦いを最後まで見届けるという美しい友情を展開させたあとに、二人をバーンパレスの底に落とすことで「見届けること無理になっちゃたね~笑」ムーブをかましやがたったのです!!

さ、最低!!!

でも顔が良すぎる!!作画が頑張りすぎている!!

バーン様の最悪すぎる性格を画面に移すために、作画班が頑張りすぎている!!表情がどんどん変わっていって最高すぎる!!

魔性!こいつ魔性ですぞ!こいつさっきまでラスボスにふさわしい風格を出していたのに、急になんだよその意地悪!顔が良すぎて、行いの幼稚さが浮き彫りになっているよ!そういうところも好きだよバーン様!

ほら、こんなやつやっちまいなダイ!

 

ダイ、怒りのリミッター解放!!

両手にあった紋章を額に戻し、二つの紋章を一つに!

そして生まれる、地上最大の戦士!!!爆発的に増えたオーラにバーンも気圧される!バーンをして、化け物と呼ばせるほど!

 

その姿は生前のバランを彷彿とさせる!

が、思ったより人間の姿のまま!よかったね!いやよくはないですね!完全に理性失っているっぽいんで!

 

バーンはすぐさまカラミティエンドを繰り出しますが、なんとそれを素手で止められるぅうううううううううう!!

バーン様!バーン様のカラミティエンドが!!

そして今度はダイの攻撃!バーンの片角が折られる!そして輝きをなくす第三の瞳!え!?そこ連動してたの!?どういう体の仕組みなんですかバーン様!?

 

ダイのあまりの気迫、その瞳の中にバーンは見た!竜の騎士バランの姿を!その瞳に宿した殺気、その意思の強さの点においてはダイを凌駕していたバランの姿を!ダイもまた、その殺気を身に宿したのだ!

 

ダイはさらに猛追する!拳をふるいながら、これがバーンの説いていた正義なのかと悲痛な叫びをあげる!力によって蹂躙されれば満足なのか、こんな一方的な暴力が正義なのか、こんな痛いだけの、誰も幸せにならないようなものが正義なのか!

この長い長い戦いは、ダイとバーンの持論どちらが正しいかを決める戦いでもあります!圧倒的力により太陽を奪われたバーンが、また力で太陽を奪い返す、それが正義なのか!力を行使して無理やり奪うのではなく、仲間との絆で平和を勝ち取ることが正義なのか!わからない!確かに今ダイは、力で平和を取り戻そうとしている!きっとそれはダイが望んでいなかったこと!こんな風に我を忘れ力に飲み込まれながら戦うなんてきっとしたくなかった!それでも、これはやっぱり正義なのか!ダイ大、深すぎてもう私にはわからない!それが正義なのか正義じゃないのか、私にその問は答えられない!でもこれだけはわかる!ダイが自らを捨てて拳をふるったその先に、明日が、未来があるってことは!!

 

バーンは完全にダイに押されます。

ダイの瞳に宿る底知れぬ殺気、それに臆さぬよう、バーンは自らを奮い立たせるように叫ぶ!

 

 

余は、大魔王バーン也!!!!

 

 

 

バーーーーーーーン様ぁあああああああああああああああああああ!!!!

 

私はどっちの味方なんだ。

もちろんダイです。

バーン様には、ラスボスらしく散っていってほしいと思っています。

 

次回、いよいよダイが勝利をつかむのか!

終わる、ダイとの冒険が、終わってしまう……。

 

(文・やなぎアキ)

 

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