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【町・村】健康面を考えるとグランバニアには住みたくない。

ドラクエの町や村には、実際に住んでみたいと思うところから、いやぁここはちょっと……と思うところまで幅広く存在する。

その中でも、一見よさそうだけど実際考えたら住みたくないなという町がある。

 

それがグランバニア!

 

グランバニアはドラクエ5に登場する城で、作中でもかなりの大国です。

主人公の故郷であり、主人公自身が治める国になります。周りを森と険しい山に囲まれたグランバニアは、心優しい民が幸せに暮らす理想的な国家です。

 

と、ここまで言うと、

 

いやどこが住みたくない町なの?

 

となります。

 

しかしぃ、グランバニアの最大の特徴、これが問題なのです。

 

グランバニアは、なんと城下町がまるっと城の中に入っています。

グランバニア城は一軒家がいくつもまるっと入るくらいの広さなのです。一階が居住区、二階が兵舎スペース、三階に玉座などがあり、四階は王様一家が住む家です。

城の中に町があるだなんて、いかにもRPGらしくかっこいいです。外の魔物から民を守りたい、という先代の王パパスの発案らしく、国民は感謝感激雨あられなわけです。外からの脅威におびえることなく、平和に暮らすことができる町、それがグランバニアです。

 

と、ここまで言うと、

 

いやいや本当にどこが住みたくない町なの?

 

となります。

 

ですが!この!城下町がまるっと城の中に入っていることが問題なのです!

 

いいですか!城下町が城の中にあるということは、生活のすべてが屋内で完結するのです。

それはつまり、太陽光を十分に浴びられない、ということです!

 

太陽光を十分に浴びられないことの何が問題なのか?

 

日照時間の短い冬や雨が続く梅雨時に、なーんかやる気が出ないなぁ、というとき、ありませんか?

それは太陽光を十分に浴びていないことが原因です(他にも要因はあります)

 

太陽光を浴びると、脳内にセロトニンという物質が作られます。このセロトニンは幸せホルモンともいわれ、ストレスを軽減させ精神を安定させて、さらにはセロトニンから生成されるメラトニンによってよい睡眠を促す効果があります。

20~30分太陽光を浴びるのがよく、特に朝の起床後がおすすめです。朝起きたら必ずカーテンを開けましょう。

ちなみにセロトニンの分泌を促すには食事も大事です。バナナがとってもおすすめです。また、ウォーキングなどのリズム運動も効果的です。

気になる方はぜひ色々調べてみるといいです。

最近気分が落ち込みがち、よく寝られない、ストレスがすごい、という方はぜひ太陽光を浴びながら散歩してみてはどうでしょうか。

 

話を戻しますが……

 

グランバニアじゃ日光に当たれない!!

 

これは由々しき事態です。あのがっつりとした城の壁が日光を通すわけありません。窓くらいはあるかもしれませんが、我慢できるのはせいぜい数日です、私の場合。

グランバニアに住んだが最後、なんとなーくやる気が出なくて気持ちも沈んで、寝つきの悪い毎日を過ごすに違いありません。

 

王族の方たちはいいんですよ、三階に庭園がありますから。そこでめいっぱいお日さまを浴びることができるのです。

しかし平民はそうもいかない!平民は基本的に二階にすら上がることを許されていない!

 

太陽の光は王族の特権なんですね……。カボチ村の住人ですら自由に浴びられるというのに……。王様!民は、民は太陽を求めておりますぞ!

 

つらい!

 

ドラクエには同じように屋内にまるっと入ってる町が存在しますが、同様の理由でちょっと住みたくないですね。

 

一日に一回兵士同伴で城から出て城壁の中で日光浴、みたいな習慣がないとちょっとしんどいですね。

いや、ひょっとしたらあるのかもしれません。ゲームで語られていない町や村独自の習慣があるのかもしれません。

だとしても、自由に太陽を浴びられない生活というのはきついので、魔物使いである新しい王様の政治に期待しましょう。

 

ただファンタジーの面で考えると、屋内の町ってめちゃくちゃワクワクするので住みたいです。惜しむらくはこの体がストレスに弱いことですね。リアル視点で考えると、魔物の襲来から守るための工夫にまさかの弊害があることがよくわかりました。

 

(文・やなぎアキ)

 

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