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【ドラクエ2】もしもドラクエ2に仲間会話があれば、彼らは何を言ってくれるのだろう。

ドラクエは7から仲間会話機能がついた。

それまで加入時や特定のイベントでしか喋ってくれなかった仲間キャラが、町やフィールドでも話をしてくれるようになった。

 

7以降に発売された過去作品のリメイクでも大抵仲間会話は導入されている。

これにより、キャラクターの造形がより深まることになった。

 

が、まだ仲間会話が導入されていないナンバリング作品がある。

ドラクエ2だ。

 

ドラクエ1は仲間がいないため必要ないし、ドラクエ3も9同様パーティー編成が自由なので仲間会話が必ずしも必要なわけではないだろう。

ということで、仲間が固定されていて且つ会話システムがないのは現時点でドラクエ2だけである。

 

ないなら自分で想像すればいいじゃない!

 

ということで各町、ダンジョンに入った時及び、イベント後にどんなことを言いそうか想像してみる。

 

 

サマルトリアの王子加入

サ「いやー、あちこち探したのに全然会えなくてまいりましたよ」

 

言いそう。「いやー探しましたよ」にさらに拍車をかけてきそう。なんなんだ。あとは、「ぼくは魔法も使えるので、ケガをしたら言ってくださいね!」のようなお役立ち情報も言いそう。

 

ムーンブルクの城

サ「なんてひどい……。王女は無事でしょうか」

 

悲惨さと、ムーンブルクの王女を心配することは絶対言うと思う。ああいった廃墟になってしまった場所で仲間が何を言うかで、その人の優しさがよくわかると思います。

 

王女加入

サ「これでロトの子孫が3人そろいましたね!これから頑張りましょう!」

ム「犬は犬で悪くありませんでしたが、戦うためにはやはり人間の姿が一番ですね」

 

3人そろったことでの決意表明のようなものはあるだろう。

そして、ここで王女が犬だった自分に対してなんと言うかでかなり解釈が変わってくる。犬だったときの記憶が忌まわしいのであれば上記のセリフではなく「あのまま元に戻れなかったらどうしようかと思いました……」などになるだろう。

いただきストリートではノリノリで「わんわん!」などと言っていたが……果たしてどういう仲間会話にするのが正解なのか。

 

 

ドラゴンの角最上階

サ「た、高いですね。え、もしかしてここから飛び降りるつもりですか!?」

ム「ここを渡らなければいけないようですね。しかし一体どうやって……?」

 

ちょっとした謎解きがある場合、ヒントを出してくれる場合と「どうするんだろう?」と疑問に思うキャラに分かれる傾向がある。ムーンブルクの王女はどちらだろうか。

あとは、仲間会話が追加されたことにより高所が苦手という属性が追加されたキャラが過去にはいる(クリフトや5の娘など)。それならば、サマルトリアの王子がその役を担うのがしっくりくるのではないだろうか。

 

 

ラダトームの城

サ「ここが、ご先祖様が旅立った城。自分がこのような場所に来れるとは思いませんでした」

ム「ここからご先祖様とローラ姫は旅立ち、そして今の私たちがあるのですね」

 

まぁ大体こんな感じではないだろうか。自分たちの先祖がかつてここから世界を救ったのだという感慨深さがあるだろう。

せっかくならアレフガルドの地に足を踏み入れたときも会話が何があってほしい。「なんだか、身が引き締まる思いがしますね」とか。

 

サマルトリアの王子が倒れた後

ム「ハーゴンの呪いがここまで及ぶだなんて。彼は大丈夫でしょうか」

 

ドラクエ2は仲間の名前がランダムに決まるが、そういった場合仲間会話に反映することができるのだろうか。できるのであれば普通に名前を呼んでもらいたい。「いつも元気なトンヌラのあのような姿を見るのは心苦しいです」とか。いつも元気なのか、トンヌラは。

 

海底の洞窟

サ「あつい……水を、水をください……」

ム「あの方はこんなところで何をしているのでしょう?出口がわからなくなっちゃったのかしら」

 

サマルトリアの王子はなんとなく過酷な環境下では音を上げやすそうだ。

海底の洞窟にはなぜか兵士がいるのだが、話しかけた際は誰もが思う「なんでここにいいるんだ?」という疑問を代弁してくれる気がする。

 

 

ロンダルキアへの洞窟

サ「えーとあそこに落とし穴があったから、こっちの道を今度は通って……ええいわからない!こういうのは君に任せるよ!」

ム「この禍々しさ。決戦の時は近そうですね……」

 

二人は加入時にはこちらに敬語で話しかけてくるが、年齢が近いのだから旅をしていくうちにもっとくだけた間柄になるだろう。サマルトリアの王子あたりは、タメ口で話しかけてくるかもしれない。ムーンブルクの王女はどちらになるか難しいところだ。

 

 

ハーゴンの神殿

サ「ここまで長かったけど、もうすぐこの旅が終わるんだね。勇者の子孫として、頑張ろう」

ム「お父さま、ムーンブルクのみんな。どうか私に力を貸してください」

 

いよいよ決戦のとき。それぞれの想いの中ハーゴンに挑むことになるだろう。勇者の子孫として、故郷を滅ぼされたものとして。仲間のこういった気持ちを聞くことで最終戦への気持ちというのは高まる。これが仲間会話の醍醐味だ。

 

 

あくまでこれは私の妄想にすぎないので、人によっては「いやもっとこういうことを言うはずだ」というのがあると思う。仲間会話がないからこそ、自由に自分の中で決められるというメリットもあるのだ。

 

でもきっと、次にリメイクされるときは仲間会話が実装されるのではないだろうか。

 

(文・やなぎアキ)

 

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