4連休でしたね。
調子に乗って午前3時や4時まで起きている生活をしていたので、当然のごとくリアタイはしていません。
そういえばオリンピック開会式の選手入場で、ドラクエの曲がかかりましたね。多くの日本の名作ゲームの曲がループで演奏されましたが、最初と最後だけに使われるドラクエに王者の風格を感じました。かっこいい。
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アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト
ということで「最強の剣」いってみましょう。
ミストバーンの素顔!?
前回、ヒュンケルはミストバーンに、暗黒と光の闘気が中途半端だと苦言を呈されました。ミストバーンの闘魔滅砕陣から逃れるために憎しみを募らせるヒュンケルでしたが、マァムの想いを受け取り正義の力でのみ戦う決意をします!
そして放たれたのは、アバン流最高奥義空の技、虚空閃!!これによりヒュンケルは闘魔滅砕陣から逃れることができます!暗黒の力を捨て、正義の力に真に目覚めたヒュンケル!
この技を会得できたのはマァムのおかげだとほほえみかけるヒュンケル。
なんかいい感じになっています。やっぱりこの二人がくっつくのか?しかしマァムはヒュンケルだけではなくポップの力も引き出したりしますからね、頑張れポップ!まだ勝機はあるぞ!
そしてなんと!!ここでミストバーンの素顔がまさかのチラ見え!
どうやら人の顔です!
まじ……?ミストバーンって素顔とかあるの?か、考えたこともなかったです。あのローブの下にさらに顔があるとか、思いもしなかったです。
慌てて顔を隠すミストバーン、ということは、よほど見られたくないということでしょうか。ミストバーン、ぶち切れです。声を荒げ、技の威力を強めます。再び技に捕らわれたヒュンケルたちにはなすすべがありません。
そしてミストバーン、めちゃくちゃ早口でしゃべります。どの辺が無口なんだか。冷静で隙が無いというのがミストバーンの印象でしたが、このようにおしゃべりになると逆に倒せそうな感じがします。隙が無いミストバーンに弱点を持たせるために、素顔というギミックを持たせたのでしょうか。でもそんなに見られたくないほどの顔ってなんなんでしょう?誰かと全く同じ顔をしているとか?
反撃の暇もなく、ミストバーンの技の最大出力によってヒュンケルたちはその体から血を噴出させてしまいます。こ、これは土曜の朝から流す映像にしてはショッキングすぎる!!
一方城に残ったレオナたちですが、鬼岩城が足止めをくらっている隙に王たちを避難させようとします。
これにベンガーナ王は反発。国を捨てるのか!と。
そこにレオナ姫は言います。国とは、そこに生きている人々だと。こ、これはワンピースで見た!アラバスタ編で、アラバスタの国王が言っていた「国とは人なのだ」だ!成熟したコブラ王が言うことでその言葉の重みを感じたものですけど、若くしてそれを言い切れるレオナ、やっぱりすごい……。
しかしそれを聞いても後に引くことができないベンガーナ王。アホなのかこいつは。ただただプライドだけで物を言っている気がします。死んでしまっては元も子もないのに。
言い争っているうちに彼女たちは魔物に見つかってしまいます。パプニカの三賢者とレオナだけでは戦力的に不安です。案の定魔物を取り逃がしてしまいます。この戦場でメラとかギラを唱えられても……って感じですもんね。
ダイの剣、完成!
さぁ!そうこうしているうちに、とうとうロンがダイの剣を完成させます!ダイのためのたった一本の剣!その名も「ダイの剣」!だってダイしか使い手はいないのだから!神々しい光を放つその剣を手にしたダイは、その手になじむ感覚に驚きます。しかしなぜか鞘から抜くことが出来ません。そう、この剣は魂が込められた剣。ダイが戦うべき時に、剣もまた呼応するのです。すげぇ、真魔剛竜剣もそういう特別な剣だったのでしょうか。
ロンが全身全霊をかけて打った剣。今後ダイはずっとこの剣を使って戦うのでしょうか。一体どれほどの力を見せてくれるのか、楽しみです。
ミストバーンは偵察に行っていたシャドーから、王たちの居場所を聞き出します。ポップたちは、見つかった!とかうろたえていますけど、いかにも偉い人が集まりそうな大礼拝堂にいたわけですし、見つかって当然では?とか思っちゃったり思わなかったり。さっさと避難すべきだったんでしょうね。
ミストバーンはシャドーに、鬼岩城で王たちを皆殺しにするよう命令します。鬼岩城ってただのモンスターでも操れるんだ!誰でも操れるというのは汎用性があっていいですねぇ。てっきり幹部ほどの実力がないと動かせないものだと思っていたので、これには驚きです。ミストバーンが操っていないということは、さまようよろいたちを量産することはできないと思いますが、それでも十分な脅威です!ミストバーンだけでも厄介なのに、鬼岩城がレオナたちを襲うとなれば……!
置いてかれてしまったヒュンケルたちにはなすすべがありません。ミストバーンはぶち切れ中ですので、ヒュンケルに対してだけ闘魔傀儡掌の追い打ちをかけます。いつもの余裕がまったく見られないミストバーン。ヒュンケルは彼の素顔の秘密に気づいてしまうからでは?という推測が見られますが、そんなに大層な秘密があるのでしょうか?やっぱりこいつも人間なのかな?ヒュンケルは人間ゆえに寝返ったけど、ミストバーンは寝返らない人間ポジション?謎は深まるばかりです。
とりあえず、このシーンの苦しむヒュンケルの顔が、どう考えても小さなお子様に見せていい顔ではありません。妥協しないスタッフの本気度がうかがえます。
しかし!間一髪のところで!闘魔傀儡掌を断ち切ったのは!
ダイだああああああああああ!!
ダイVS鬼岩城!
まだ剣は抜けないようでパプニカのナイフを使っています。
剣にとってはまだ戦うべき時ではないのでしょうか。ダイはそのままパプニカのナイフでミストバーンの闘魔滅砕陣を破ります。ヒュンケルがやっとの思いでその一部を解いたというのに、一気にすべてを!ナイフでそれほどの力なら、剣を使ったら一体どうなるというのか!
た、頼りになりすぎる!これほどまでにダイの登場が頼もしかったことがあるでしょうか!孫悟空のようだ!不安なんて一切ない!勇者はこうでなくっちゃ!
しかしヒュンケルは、あくまでもミストバーンは自分にまかせるように言います。代わりにダイには、鬼岩城を倒すようお願いします。ポップたちも同様です。
鬼岩城が動き出しちゃってレオナたちのところに向かっているから、そうするしかないのはわかりますけど、でもあなたたちさっき全員ミストバーンに捕まっていたじゃないですか。本当に君らにミストバーンを任せて大丈夫?と正直思いますが、二度も同じ技に捕まる彼らでもないでしょう!それに、空の技をヒュンケルが完璧に会得すれば、ミストバーンすらも倒せるはず!
現に、彼はミストバーンを少しずつですが圧倒していきます!ヒュンケルがすべてを斬れるようになるのも時間の問題か!
ダイは鬼岩城のもとに向かいます!
大礼拝堂では鬼岩城が向かってくるのをただおびえて待つしかない王たちの姿が。ベンガーナ王ですら、自身の身勝手な行動を恥じて謝罪しはじめました。なんだ、ちゃんと謝れるんじゃん。反省して謝れるということは尊いことですから。今気づけて良かったよ、今後は気をつけて行こうな!大丈夫、降参するのは違うぜ!アバンの使徒が必死で戦っているんだから!最後まで希望を捨てちゃだめだぜ!
大変な事態ではありますが、これによって世界の王たちの気持ちが一つになったのはよかったですね。
しかし!そこに鬼岩城が!!めちゃくちゃよく動く鬼岩城が!特撮か!?これは特撮なのか!?
だけど当然我らがダイだってやってくるぜ!このときの音楽の入りがやたらかっこいいぜ!
さぁ!今こそダイの剣が力を発揮するときだ!
音楽がかっこいいぞこのやろう!勇ましいぞこのやろう!
ダイの気持ちに呼応し、抜かれた剣が放つその一閃!
鬼岩城が剣が描いた通りに崩れてゆくではないか!
いやはっや!すぐじゃん!鬼岩城大したことないじゃん!いやダイの剣がすごいからなんだけど!
剣という武器では太刀打ちができないと思われた鬼岩城が、こうもあっさり斬られるとは!誰が予想したか!
しかも、ダイはまだ竜の騎士の力を出していない、ノーマル状態なのです!それでこの威力!これがロン・ベルクが作った剣だぁあああ!!
鬼岩城はこのままではやられまいと総力を尽くしてダイに攻撃を仕掛けようとします。
しかし!ダイはここで竜闘気を解放する!この剣ならば!竜の騎士の力に耐えられる!剣もまた呼応するようにオーラをまとう!
そしていつもの神曲!
ダイは鬼岩城の内部に入り込み、モンスターたちをばったばったと倒していく!そして鬼岩城を操作しているシャドーをなんなく倒したかと思えば、そのまま内部から城を破壊する!竜闘気のパワーをあますことなく伝えるダイの剣!これまでの武器とは比べものにならない威力!
鉄壁の守備を誇ると思われた鬼岩城が、あっという間に真っ二つになってしまった!これが、勇者ダイの力だぁ!
圧倒的すぎる!あまりにも圧倒的すぎる!
いやぁ、ここで王たちを倒すことができれば、あのシャドーはかなり出世したんでしょうけどねぇ、残念無念。やはりシャドーでは荷が重すぎましたね。
鬼岩城がやられてしまったわけですが、これそういえば魔王軍の拠点ってどうなるんですか?ザボエラとハドラーは多分ザボエラハウス(?)にいるんでしょうけど、他の皆さんは?まぁ他の皆さんと言ってもあとはキルバーンとバーンしかいないからいいのか?別荘みたいなのがあるんですかね。というかキルバーンって途中から出てきたキャラクターなので、元々どこにいたんだ?っていう疑問もありますね。尽きねぇ、疑問が尽きねぇよ。奥が深いぜ、ダイ大。
さぁ勇者の登場により、戦況が一転した今回の戦い。
しかし本当の敵はミストバーンです。一体ヒュンケルは彼とどう戦うのか。そして無口という設定を忘れるほど早口にぶちぎれていたミストバーンの素顔とは一体!
というのがめちゃくちゃ気になるのに、まさかの次回はキルバーン回!?
今まで戦いに手出しはしてこなかったキルバーンが、ミストバーンの戦いにわざわざ乱入してくる理由も気になります。
一体どうなっちゃうんだ~~~!!
(文・やなぎアキ)
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