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【ダイの大冒険】ダイ大第十一話感想!ヒュンケルの悲しき過去が明かされる!

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土曜の朝9時半!ダイの大冒険!

すっかり気候も冬で、布団に入ったままダイの大冒険を見ています。

 

前回はヒュンケルが登場しましたね!

カッコいいキャラクターなので、ヒュンケルの新たなファンが爆誕したんじゃないかなと思っております。

 

では11話感想行ってみましょう!

 

 

対ヒュンケル戦!

ダイのアバンストラッシュをヒュンケルは完全に防ぎます。

そう、ダイはまだアバン流刀殺法の空裂斬を極めていないのです。そのため、ダイが使っているアバンストラッシュはまだ未完成なのです。瞬時にそのことを見破るヒュンケル。憎んでいたとしても、やはりヒュンケルはアバンの弟子……。しかしヒュンケルも空裂斬はできない模様。つまり彼が放つアバンストラッシュも未完成なわけですね。とはいえ、ヒュンケルのアバンストラッシュをまともに受け倒れてしまうダイ。

 

ポップとマァムはヒュンケルに向かおうとしますが、ここでヒュンケルは完全武装に入ります!

ヒュンケルが持っていたバカでかい剣が、なんと鎧に変形します!戸愚呂兄かよ~、やっぱりダイ大は夢つまっているなぁ。

なんと、この鎧、魔法を一切受け付けません。ポップのメラミもギラもきかない!ていうかポップ、メラゾーマ使えるのにいまさらギラ覚えるんですね。物語中の魔法の強さってけっこうゲームと違うなってよく思います。

ここでマァムが戦おうとします。しかしヒュンケルはどうやら女性と戦う気はないよう。ダイの大冒険は結構昔の漫画なので、そういう考え方をするキャラクターがいても特に違和感はないです。しかしマァム自身はそんなヒュンケルに対し、「馬鹿にしないでよ、女だって命をかけて戦うわ。正義のための戦いならなおさらよ」と言い放ちます。かっこいい。これはまさしくアバン先生の教え。マァムはヒュンケルに、あなたもアバン先生からしるしをもらったのだから、そう教わっているはずだ!と言います。まだヒュンケルを信じたいんですね。マァムちょっと優しすぎるよ~。

 

どうしてそんなにもアバン先生を憎むのか。

それは、アバン先生がヒュンケルの父親の仇だからなのです……。

 

 

ヒュンケルの過去。

ヒュンケルは自分の過去を語りだします。

ヒュンケルは赤ん坊のころ、自身の村を魔王軍によって滅ぼされてしまいました。そして赤ん坊だったヒュンケルは魔王軍に所属している地獄の騎士・バルトスに拾われ、育てられていたのでした。

モンスターが人間の赤ん坊を育てるなんて酔狂が許されたのは、バルトスが当時の魔王ハドラーの最強の部下であったからです。めちゃくちゃ優しそうな顔してるんですけど、すごく強かったんでしょうね。

こうしてバルトスは赤ん坊にヒュンケルと名前を付け、大事に大事に育てたのです。当然育った環境には人間の敵であるモンスターがたくさんです。しかし、そのモンスターたちはみんな、ヒュンケルに対して温かいまなざしを送るのでした。モンスターに育てられた人間の子供なんて、人間サイドから見たら哀れでかわいそうに映るでしょう。しかし、ヒュンケルは間違いなく幸せだったのです。立場を変えて見れば、そんなことは一目瞭然でした。

 

ヒュンケルはすくすく育ち、バルトスと温かい日々を過ごしていました。

その話を聞き、ダイは自分と同じだ……と感じます。ダイもまた、赤ん坊のころからモンスターたちに育てられた人間です。そして、ダイも彼らと温かい絆を育んできたのです。

 

しかし、そんな温かい日々はあっけなく終わりを迎えます。魔王のもとに勇者が来てしまったのです。

ヒュンケルはバルトスに隠れているよう言われ、そして魔王ハドラーは倒されてしまいます。たまらず飛び出したヒュンケルが見たものは、バラバラに朽ち果てたバルトスの姿でした。アンデット系のモンスターは、ハドラーが倒されてしまったことにより魔力が尽き、塵と化してしまうのです。バルトスも例外ではなく、最期の力を振り絞ってヒュンケルにお礼を言うと、ヒュンケルの作った星のペンダントだけを残して、灰になってしまいました。

亡き父の灰にすがりヒュンケルが泣いていたところに現れたのが、魔王を倒した勇者でした。そう、アバン先生です。アバン先生の若かりし姿~~~、と喜びたいところですが、正直そんな気分に浸れないです。ヒュンケルはアバン先生が父親の仇であると察し、アバン先生に弟子入りしてその剣でいつかアバン先生を倒すと、心の中で誓ったのです。

 

ここまで聞いてマァムは話を遮ります。「あなたの気持ちはわかるわ!」などと言っていますが、正直マァムには全然わからないでしょう。アバン先生は正義のために戦ったわけですが、ヒュンケルにとって父親の命を奪われたという事実は変わりありません。父の命を奪ったそれが正義であるならば、ヒュンケルにとって正義が敵なのです。マァムの言っていることは、ヒュンケルにとって全然響かない言葉なのです。

しかしダイにはヒュンケルの気持ちが少しわかるのでしょう。彼もまたモンスターに育てられた身。モンスターがいまや人間の敵であるならば、彼の正義は家族をも殺しかねないのです。正義と言う言葉はどういう立場から論じるかで全く意味合いが変わってきます。

ヒュンケルのあの姿は、あり得たかもしれないダイの姿でもあるのです。それがわかっているからこそ、アバン先生を否定するヒュンケルの言葉に対して、ダイは何も言うことができない……。まっすぐ正義を信じられていた以前とは、少し心境が変わったのかもしれません。

 

助けてくれたのはまさかのあの人!

ヒュンケルはかぶとから剣を取り外し、アバン先生を倒すために磨き上げた必殺技を披露します。剣を突くことですさまじい波動がぐるぐるぐるーーーと巻き起こります。これこそが、アバンストラッシュに続く、子供たちが傘で真似したくなる必殺技!ブラッディースクライド!名前鬼かっけぇ~。ただ突くというアバンストラッシュよりも致命傷になりそうな動きをするので、あまり真似させない方がいいと思います。

この技をヒュンケルはアバン先生からしるしをもらったときに、先生に放ちます。そのあまりの威力に思わず手が出てしまうアバン先生。その反動でヒュンケルとアバン先生は別れ別れに……。気絶してしまったヒュンケルを拾ったのは、あの無口なミストバーンでした。こうしてヒュンケルは魔王軍に入ることになったのです。

 

さぁ絶対絶命のピンチです。

マァムがマヌーサを放って不意をつこうとしますが、失敗に終わりダウン。鎧の隙間を狙ってダイがメラを放ちますが、それも失敗に終わります。まるで歯が立ちません。

ハドラーやクロコダインをも退けたダイがなぜ?

ポップは気づきます。前二人のときはダイの額の紋章が輝いており、そのおかげでいつも以上の力を発揮できていたのだと。

これ!この設定うまくないですか!!

こういうバトルものって、主人公たちが最初弱くて戦いを重ねていくうちにどんどん成長していって強い敵も倒すわけですよ。これはもう王道中の王道だと思うんですけど、それだと最初の方の敵ってマジで弱かったんだなぁ~ってなるじゃないですか。いうてピッコロ大魔王って今思うと弱いよね、みたいな。

それを!ダイの大冒険は紋章というギミックを使うことで、最初の敵はずっと強いままでいさせてくれるんですよ!この紋章と言うギミックがなければ、最初に戦ったハドラーやクロコダインは、今戦っているヒュンケルより弱いということになってしまいます。そんなわけないのに。さらには、そのハドラーに負けてしまったアバン先生は激烈によわよわになってしまうのです。そんなことないのに。

しかしこの紋章があるおかげで、ハドラーもクロコダインもアバン先生も、いまだ主人公一行より強いかっこいい存在でいられるわけですね!これ上手いなぁと思います。いつまでもアバン先生のあとを追う構図にできるんだぁ、たまらねぇ。

紋章の力を使って強敵を倒しつつ、素の力もレベルアップさせて成長させることも忘れない。ダイ大のすごいところですね。

 

ということで怒って紋章の力を出すように言うポップ。しかし、ダイには今までのように心の底から怒ることができません。ヒュンケルの気持ちもわかるからです。怒りよりも、迷いが彼を支配します。

結局絶体絶命の大ピンチ!!ブラッディースクライドがダイを再び襲う!

 

そこに!

 

現われたのは!

 

クロコダインーーーーー!!!

 

ここの音楽もすごくいいんで、ちょっと最高過ぎます。まじでダイ大、音楽いいんだよなぁ?

 

ということで、クロコダインは直属の部下ガルーダに命じてポップとダイと逃がそうとします。マァムについてはクロコダインがなんとかするようです。そもそもヒュンケルは女性には手を出さないそうなので、まぁ何とかなるっしょみたいな感じです。

 

しかしヒュンケルがそれを見逃すわけがありません。傷が完治しきっていないクロコダインに追い打ちをかけます。

だが!そのすきに!ガルーダがダイとポップを連れていく!クロコダインは自身に突き刺さったヒュンケルの剣をつかみ、刺し違えてでも絶対にヒュンケルを行かせない!と強い意思を見せます。こういう構図って、いつの時代も熱いですよね。最近もどこかで見ましたよ、私。

しかし、クロコダインはこのままでは死んでしまうでしょう。

 

かまわぬ!!

 

そう言い切るクロコダイン。あの、ここの音楽もすごくいいです……。

クロコダインはヒュンケルに、お前は魔王軍のために戦っているようには見えないと言います。人間たちに対する恨みだけで戦っていると。クロコダインもかつてはそうでした。しかし、ダイたちとの戦いを通して、人間の強さやさしさを知ったのです。人間は共に力を合わせ、喜びも悲しみも分かち合うことができる、それが人間であると。この辺はドラクエの仲間というものに通じる感じがしますね。

人間であるヒュンケルにも、その素晴らしさがわかるはずだとクロコダインは説きます。しかしヒュンケルにその言葉は届かず……クロコダインに刺さった剣をさらに押し込みます。

 

クロコダインは、目から涙を流し、「生まれ変わるなら人間に」、そう言い残して倒れてしまいます。

 

 

 

本当に30分????というくらい濃密な内容でしたね。どんどん感想が長くなっていってしまうので、気を付けたいと思います。

クロコダインは倒れ、マァムはヒュンケルに捕らえられてしまいます。逃げることに成功したダイとポップは謎の老人と出会いますが、彼は一体?

 

ヒュンケルは人間に対する恨みを燃やす人間であり、クロコダインは人間に憧れるモンスターです。そしてダイは、正義の勇者になりたい、モンスターに育てられた人間の少年です。

この3名の想いの変化が、今後のダイの大冒険をさらに盛り上げていくのではないかなぁと、そう思います。

 

(文・やなぎアキ)

 

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