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【ダイの大冒険】ダイ大第四十話感想!ミストバーンの声がようやく納得いった回。

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梅雨もあけて本格的に暑くなりましたね。

こういうときはエアコンの効いた部屋で昼まで寝るに限ります。

ということで今回もリアタイしていません。

 

各話感想はこちら

アニメ『ダイの大冒険』各話感想 - DQフリ ドラクエファンサイト

 

VS魔影軍団!

前回、世界の王たちが集うパプニカに魔王軍の鬼岩城が攻めてきました!

すぐさま向かいたいダイですが、今はロンに剣を作ってもらっている最中!とりあえずポップとマァムが時間稼ぎに戦いに赴きます!

でもあまりにもでかい鬼岩城!そして今まで以上に手ごわそうな軍団長ミストバーン!こんなに静かに「死ね」という敵、大体簡単に倒せませんから!

 

そして鬼岩城から出てくるモンスターの数々!作画がいい!第一話を思い出すなぁ。モンスターたちがぬるぬる動くのがいいですねぇ。

急いでトベルーラで戦地に向かうポップとマァム、そして置いて行かれたチウ。大変な状況下で笑いを取っていくチウ、清涼剤だなぁ。

一足先に大量のさまようよろいと戦うのはクロコダインとアキーム隊長!やっぱりこいつら共闘するんだ!武人と武人が組む熱い展開!クロコダインは本当にその場その場の相棒に恵まれますよね。魔物ですけど、彼の人徳のなせるわざです。一緒に戦うに値するほど信用できる!と思わせるのはさすがクロコダイン。クロコダインの剛腕をもてば、さまようよろいなんぞ敵ではありません!しかし数が多すぎる!

そこに加勢するはマァム!彼女の必殺技、閃華裂光拳は生き物にしか効きません。さまようよろいのような物質系には通用しないのでは?しかし、彼女は迷いもなく降り立ちます!

 

ああいう敵はね!パワーで砕くのよ!!

 

惚れた。Power。

 

そして文字通りよろいたちを砕きまくるマァム!つえぇ。

ポップは鬼岩城を相手にします!しかし自慢のイオラも大して効かず、またしても多くの魔物たちが攻めてきて、ポップに大量のマホトーンを飛ばします。相性が悪い~。

まだダイの剣は完成しない~。彼らを信じて剣の完成を待つしかありません。

クロコダインも、マァムも、ポップも、多分アキーム隊長も頑張ってる!

そしてチウも、バダックさんも急いで向かっているぞ~。バダックさんって意外と出番がありますね。バダックさんはモンスターにも偏見を持たないいいおじいちゃんなので、ぜひともチウとも仲良くなってほしいです。

 

ポップは戦いながら、師匠マトリフの言葉を思い出します。フレイザードの技である五指爆炎弾(フィンガーフレアボムズ)をもう使うなと彼は言うのです。あれは並の人間が使うと寿命が縮んでしまう、ほぼほぼ禁呪法のようなものだそうで。そう、マトリフもそうして寿命を縮めた人間の一人……十分長生きだと思いますが。弟子にも同じ過ちを犯してほしくないのでしょう。いつかちゃんとした技を使えるようになるだろうから、と諭されてしまいます。

しかし、これだけ数で負けてしまっている今こそ、五指爆炎弾のような大技が必要なのです……。葛藤!

 

 

仲間を守るため、そのためにそのいつかを待ってはいられない!ポップは再び五指爆炎弾を放ちます!今が彼にとっては大事なんです!

これ大丈夫かなぁ、今後の展開として技の反動が来たりしたらやだなぁ。でもありそうだなぁ。ポップだけ一度も大規模な戦線離脱してないんですよね。修行とかで離脱するのではなく、ケガや不調なので戦線離脱も今後あるかもしれないと思うとちょっと心配です。

 

さらにイオラを放ち、大量のモンスターたちを一掃するポップ。ダイがいないと、ポップってすごい主戦力になるんですね。でも魔法力をだいぶ使ってしまったのかお疲れのご様子。魔法使い系は、強力な戦力になるんですけど魔法力が切れると何もできないのがネックですよねぇ……。

 

そこに追い打ちをかけるように、鬼岩城からさらに大量の魔物たちが!ミストバーンの暗黒闘気があるかぎり、魔物たちは何度でもよみがえるそうです。鬼岩城の右胸にあるラングの間にて、次々と鎧たちに闘気を送り込んでいるミストバーン。つまり、そのラングの間を破壊しない限り、この攻防は終わらない!ぬるぬる動くよろいたちは無限大!

諦めかけるポップたち!

 

そこに現れたのはもちろんんんんんんんんん!

 

 

闇の師弟対決!

ヒュンケル~~~~~~!!!!!!

 

マァムめっちゃ嬉しそう~~~~~~~~。

そしてポップはやっぱりちょっと悔しそう。

 

ミストバーンは、かつて死にゆくフレイザードに渡した最強の鎧、デッドアーマーを三体も放出します。しかし、それに挑むはヒュンケル一人!修行半ばで切り上げたとはいえ、ヒュンケルはアバンの使徒!一体どんな戦いを見せてくれるのか!

その戦い方はかつてのパワーでごり押しだったヒュンケルとは違う!ラーハルトと同じように、軽い身のこなしでスピードを生かす戦い!そしてアバン流刀殺法を応用した技の数々!そしてアバン流槍殺法も使う!もちろんみんな大好きブラッディースクライドだって使うぜ!技のオンパレードだぁ!!!!

いとも簡単にデッドアーマーを蹴散らし、余裕綽々でグランドクルスだって難なく使う構えを見せる!

 

そこに、ミストバーン直々に姿を見せた!!

 

ヒュンケルは一人、ミストバーンに挑む!そういえばヒュンケルはミストバーンにも師事していましたね。なるほどここが師弟対決!人間ヒュンケルがけじめをつけるときがきた!

でもぶっちゃけ、ミストバーンの方が強そうです!絶対簡単にやられないはず!なんといっても声がラスボス級!

 

とりあえずヒュンケルはミストバーンがおしゃべりになったことを指摘します。たしかに。ミストバーンってよほどのことがなければ喋らないんですよね。軍団長の皆様がミストバーンがしゃべったときにめちゃくちゃ驚いていましたもんね。喋り出したら出したで止まらない性格なんでしょうか。かわいいやつめ。

その口をふさぐぜ!と言わんばかりに襲い掛かるヒュンケル。しかしそれらすべてをミストバーンはかわす!そしてミストバーンは指でヒュンケルに襲い掛かる!指でって言うとめっちゃ間抜け!でもヒュンケルの目に突き刺さらんばかりのその作画は圧巻!普通に「いてぇ」って思いました。だけどヒュンケルも負けられない!ミストバーンから教わった闘魔傀儡掌(めっちゃなつかしい)でミストバーンをとらえます!焦るミストバーン!

 

いや絶対焦ってない!わかっているぞ私には!

 

暗黒の力か正義の力か

ほら!次のシーンではもうヒュンケルがミストバーンの指に貫かれている!もうだめだぁ。ぼたぼたと血が流れていくよぉ。まぁヒュンケルは何をやっても死なない不死身のヒュンケルなので死にはしないでしょうが。

 

ミストバーンは、魔王軍にいたころよりもヒュンケルは弱くなったと告げます。

そして、お前は父親からおもちゃをもらったことはないのか?壊れたおもちゃはこうなるのが運命だ。と言い放ちヒュンケルを投げ捨てます。声も相まって「DIO様?」となりました。「ミストバーンの声、イメージと違うなぁ」と今まで思っていましたが、このセリフで一気に「めっちゃあってるなぁ」と思いました。

 

そんな投げ捨てられたヒュンケルをすんでのところで受け止めたのはマァム!ああ!これは!フレイザード編でのハドラー戦の逆パターン!つまりアンサーソング!でもヒュンケルほど頑強じゃないマァムはちょっとダメージを負います。

その姿を見て、降りてきたミストバーンは役立たずを助けるのは無益だと言い捨てます。魔王軍にいたころと違って、半端に善悪の技術をかじっただけの野良犬だと。

たしかに。一理ある。

ヒュンケルの暗黒闘気の力が弱まっていることをミストバーンは指摘します。魔王軍にいたころのヒュンケルが強かったのは、アバンを憎む暗黒の闘気と、それでもアバンに憧れる光の闘気という相反する闘気を併せ持っていたからだと言います。暗黒の力だけのおかげではなく、正義の力もあったからこそ強かったのだと、バーン側はわかっていたのですね。

今のヒュンケルは光の闘気にばかり頼ってしまっているため、当時の力が半減しているのだと言います。

これは間違っていないかもしれません。ヒュンケルは強いですが、このままより強大な敵と戦うには今のままではいけないよということでは?ミストバーンは完全に悪っぽいのでそういうつもりは毛頭なさそうですが、かつての師匠として弱点を指摘したようにも思えちゃいます。やさしいのねっ。

 

これを黙って聞いているマァムたちではありません。

しかし、戦いを挑む前に彼女たちはすでに罠にはめられていたのです!足元に網のように張り巡らされたその魔法陣は、闘魔滅砕陣!それは闘魔傀儡掌の応用!その場にいる全員をからめとり、たちまち動けなくさせます!

 

これほどまでに強い暗黒の力に勝つには、ヒュンケルもまたそれに匹敵する暗黒の力で挑むしかないのです!

……そうなんですか?

暗黒の力じゃなきゃダメなんですか?暗黒闘気から逃れるには暗黒闘気を使わなきゃいけないってことでしょうか。別にそれを上回る光の闘気で打ち破ればいいじゃないですか。ちょっとミストバーンに載せられて考えが凝り固まっているんじゃないですか?

 

ヒュンケルは暗黒闘気を練り上げるため、マァムの制止も聞かずにミストバーンへの憎しみを募らせます。暗黒の力を欲するヒュンケル。チカラガホシイカ……みたいな状態になっていますね。これこのままいくとミストバーンには勝てるかもしれないけど、もう元のヒュンケルには戻れないのでは……?魔王ヒュンケル爆誕するのでは?

と不安に思っていると、マァムが叫びます。それを聞き我に返るヒュンケル。

 

マァムは涙ながらに、かつてのヒュンケルはもう見たくない、正義の力だけで戦ってと懇願します。こういう役どころをやらせたらマァムは天下一品ですね。

正義の力に転倒したから弱くなったと言われ打ちひしがれているヒュンケルに、ここまで言えるのは、マァムが絶対的に正義の力を信じているからなんですよね。暗黒闘気を使うヒュンケル、禁呪法に手を出してしまったポップ、そもそも魔物のクロコダイン。しかしマァムだけは、今もなお正義の力で戦い続けて、敵を倒し仲間を守っているのです。そんな彼女だからこそ、ヒュンケルのことを説得できるんです。

 

ヒュンケルはその言葉を聞き、正義の心を燃やしミストバーンの技を破ります!そして、次の一撃をミストバーンにぶちあてるんだぁああああああ!!!!

やっぱり暗黒闘気じゃなくてもよかったんじゃないか……。

 

 

ダイ、いまだ戦えず!

なんとなく今まで、ダイは前線にいながらも苦戦していて、ヒュンケルやクロコダイン早く来てくれー!という感じだったりしていました。しかしここにきて、ダイ早く来てくれー!という、いわゆるドラゴンボール状態になりそうですね。主人公が来てくれるまで、仲間たちでなんとか戦うんだ!という展開、もどかしいんですけど好きです。

 

そして、次回ついにダイが来るようです!めちゃくちゃ楽しみすぎて興奮です。

 

(文・やなぎアキ)

 

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